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初心者でも設計図が書ける方法7STEP|設計図が役立つ場面を紹介

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公開日時 2022.09.27 最終更新日時 2024.01.29

こちらの記事では、初心者でも設計図が書ける方法についてご紹介いたします。

 


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設計図とはなに?

設計図とは、設計事務所に勤めている1級もしくは2級建築士が作成するものです。

建物を建築する場合に必ず作成される設計図には建物の大きさや間取り、敷地に対する建物の位置、内装や外装など、さまざまな情報を落とし込んでいきます。

さらに、設計図面上には構造や意匠、法規に関係したものから、電気設備や空調などの機械設備に関する図面など全てのものが含まれます。

施工図との違い

設計図は建築事務所の建築士が作成した建物の参考書的な図面、施工図は現場で使用するために現場担当者が書き直した詳細な図面です。

施工図とは設計図よりも実践的な、現場の職人が使用するための図面です。施工図を書くには施工管理技士や建築士の資格が必要です。

また、施工図は現場の建築士が作成した詳細図に電気や機械設備担当者が担当する設備などを書きこみ、打ち合わせと修正を繰り返しながら完成していきます。

初心者でも設計図が書ける方法7STEP

初心者でも設計図を書くことができます。

個人でDIYやハンドメイドなどをする方の中には、設計図を書いてしっかりとした作品を作ってみたいと考えている方もいるでしょう。

設計図はポイントさえ押さえれば、初心者が未経験者の中でも書くことができます。ここでは初心者でも設計図が書ける方法7STEPをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

設計図を書く方法STEP1:道具を揃える

設計図を書く場合、まずは必要な製図道具を揃えましょう。

設計図を製図する時に必要な道具には、シャープペンシル、定規、消しゴム、三角スケール、テンプレート、コンパス、字消し板、製図用紙、製図版、製図用ブラシ、電卓などの道具です。

製図をする際、線の太さには種類があるため、シャープペンシルも数種類用意しておくと便利でしょう。また、製図用紙にはA列サイズのケント紙や方眼紙などを使用します。

Excelでも書ける

Excelで書く場合、製図道具は不要です。

Excelで設計図を書くことも可能です。その場合、マス目は正方形のほうが良いため、セルのサイズが正方形になるように調整してから書きはじめます。

四角や線などは図形を使用して形を作り、数字は横書きのテキストボックスに入力しましょう。また、図形や文字を同じグループとして扱いたい場所はこまめにグループ化しておけば、効率良く作業ができます。

設計図を書く方法STEP2:縮尺を決める

設計図を書く時には、縮尺を決定しましょう。

縮尺とは、大きいサイズの対象物を書く際の図面サイズと実際のサイズの割合のことです。また、図面を書く場合は原則として現尺、縮尺、倍尺の3種類の尺度が使用されます。

JISで定められている尺度は「1:2」「1:5」「1:10」「1:20」「1:50」「1:100」「1:200」「1:500」「1:1000」「1:2000」「1:5000」「1:10000」となります。

設計図を書く方法STEP3:文字は横書きで統一する

設計図に書く文字は横書きで統一しましょう。

設計図には図形の他に文字や数字、記号などを使用します。文字は寸法や加工について指示するもので、文章は横書きで書くように規定されています。

また、書体や文字の大きさなども決まっており、機械製図の場合のローマ字や数字、記号は「A形書体」もしくは「B形書体」の直立体もしくは斜体を使用し、 同じ図面内で混同しないと定められています。

設計図を書く方法STEP4:おおまかな全体図を書く

設計図を書く場合、製図を始める前におおまかに作りたいものの全体図をデッサンを書きましょう。

手書きで簡単な図をスケッチしていきます。おおまかで良いので、これから作りたいものの外形のイメージのデッサンを行いましょう。

寸法や縮尺などは自分の好きに決めて問題ありません。

正面図と側面図があると良い

外形は正面図と側面図を書きましょう。

設計図を書くときは、作りたいものを真正面から見たときの図と、真横から見たときの図の2つを同じ1枚のページに書きます。

正面図を左側、側面図を右側に書き、側面図は正面が対象物の左側になるようにしましょう。また、どちらの図もサイズは同じにして書いた方ができあがりの図がイメージしやすいのでおすすめです。

設計図を書く方法STEP5:寸法を書き込む

デッサンが完了したら製図し、実際の寸法を決めていきます。

デッサンをもとに製図道具を使用して、しっかりとした図形を書きましょう。また、高さや横幅、奥行きなどのサイズを決め、書きこんでください。また、色や素材、材料などもこの時点で決定し、図面に書きこみます。

実際の寸法なども書きこんだこの図面のことを「全体図」と呼びます。全体図が完成することで、より完成品のイメージが具体的になります。

ネジやクギの位置を決める

寸法などを書きこむ際にネジやクギなどの位置も決定しておきましょう。

シューズボックスや本棚などを作る場合、棚を取り付けるのにネジやクギを使用すると思います。そのため、どの位置にクギやネジを使用するのか実際に使用する場所に丸を書きこみ、寸法線も引き、縦横の位置も書きこんでいきましょう。

また、どのようなネジやクギを使用するのか、使用するサイズや本数なども決めていきます。

設計図を書く方法STEP6:全体図をもとに部品図を書く

全体図が書けたら、それをもとに部品図を作成しましょう。

部品図とは部品ごとの図面で、同じ部品が複数ある場合はその中の1つだけを書けば問題ありません。本棚などを作成する場合は、縦板、横板、背面板の部品図を1枚ずつ書きます。

部品図にはそれぞれ何の部品なのかわかるように「縦板」や「背面板」というように部品名を書き、素材やサイズ、個数、使用するネジやクギなどの個数なども書きこみます。

部品図は平面図で書く

部品図は部品ごとに平面図で書きましょう。

全体図は正面図、側面図で立体的に書きましたが、部品図はそれぞれ平面で書く必要があります。必要な部品ごとに平面図で表し、縦横の寸法やネジ、クギなどを使用する箇所の寸法線、位置、板などを取り付ける場合の位置なども書きこみます。

設計図を書く方法STEP7:全体図と部品図に不合理な点がないか確認する

部品図が書けたら全体図と部品図を比較して、差異がないことを確認しましょう。

これで全体図と部品図が書きあがりました。この時点で再度、2枚の設計図に寸法違いなどがないことをチェックしましょう。修正箇所があれば修正していきます。

修正箇所がなければこれで設計図の完成です。

設計図が書けると役立つ場面

設計図が書けると役立つ場面

設計図が書けると、様々なシーンで役立ちます。

建築士として建築に関わる仕事をするわけではなくても、自分で本格的な設計図が書けると役立つ場面も多いです。

ここでは設計図が書けると役立つ場面をご紹介しますので、どのような場面で役立つのかぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

設計図が書けると役立つ場面:DIYをする時

設計図が書けると、DIYをする場合に役立ちます。

最近ではホームセンターなどで簡単に材料が手に入るため、自分でDIYをして本格的なテーブルやイス、様々な小物を作るという方も多いです。

趣味でDIYをする場合にも、設計図は役立ちます。ここでは、まずはDIYをする際に設計図が書けるとどのように役立つのかをご紹介していきます。

完成後のイメージが分かる

設計図が書けると完成後のイメージがはっきりします。

設計図を作成することで、使用する材料や個数、できあがりの状態の高さや横幅、奥行きなどのサイズがはっきりとしてきます。

また、デザインやカラーなども実際に設定していくことになるため、イメージだけの状態よりも、実際の完成したときの仕上がりがどのようになるのか具体的に分かるようになります。

材料に無駄が出ない

設計図が書けると無駄な材料が発生しません。

前述のとおり、設計図を書くことで実際にDIYで必要になる板の種類や、サイズ、枚数、ネジやクギなどの種類や本数などがはっきりします。

そのため、できるだけ必要な材料のみを用意することでできるため材料に無駄が発生せず、逆に作り始めてから材料が足りないという事態を避けることもできます。また、完成品の仕上がりも綺麗になります。

設計図が書けると役立つ場面:家を建てる時

設計図が書けると家を建てる場合にも役立ちます。

DIYだけでなく新築住宅を建てる場合にも、設計図のスキルは役立ちます。

もちろん、実際に設計図を作るのは建築事務所に所属している建築士などになります。しかし、実際に完成した家に住む側の人間としては、希望をできるだけ反映してもらいたいと考えるのではないでしょうか。

ここでは、家を建てるときに設計図が書けるとどのように役立つのかをご紹介します。

間取り図を書いて自分の希望を伝える

設計図が書けると、希望の間取り図を自分で書くことができます。

注文住宅などのオーダーメイドの住宅を建てる場合、建築士はできるだけ注文主の希望を聞いて設計に反映させます。しかし、言葉だけで伝えても伝わりにくいことは多いです。

その点、実際に自分で間取り図などの建築設計図を作成して渡せば、具体的な希望を建築士に伝えることができます。

紙と鉛筆があれば大丈夫!まずは設計図を書いてみよう

設計図が書けると、様々な場面で役立ちます。

しっかりとした設計図が書ければ、DIYなどをする場合にもイメージだけで作るよりも本格的なものを作ることができるでしょう。

この記事でご紹介した設計図の概要や初心者でも設計図が書ける方法、設計図が書けると役立つ場面などを参考に、ぜひ自分でも設計図の作成にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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設計図とは?

設計図とは、設計事務所に勤めている1級もしくは2級建築士が作成するものです。
建物を建築する場合に必ず作成される設計図には建物の大きさや間取り、敷地に対する建物の位置、内装や外装など、さまざまな情報を落とし込んでいきます。

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