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ルーバーってどんな役割があるの?5つの素材と取り付け場所を解説

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公開日時 2023.02.20 最終更新日時 2024.01.30

こちらの記事では、ルーバーについてご紹介いたします。

 


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ルーバーってなに?

ルーバーとは、隙間を開けて水平に並べた羽板を使った建築デザインです。

ルーバーを使用したデザインは、「鎧戸」「ガラリ戸」と呼ばれて昔から日本では取り入れられてきました。羽板を縦方向と横方向に使用し、様々な素材が開発され利用される場面も増えています。

可動式と固定式があり、可動式は羽板の角度調整機能が盛り込まれています。

ルーバーの役割5つ

ルーバーの役割は、羽板の設置により高いデザイン性で住宅の外と中を区別することです。

計算された羽板の隙間は、周囲に不快感を与えず仕切りの役割を果たします。直射日光を遮り、通気性を確保し、内側からの視線と外からの視線が重ならない居心地の良い空間を創出します。

ルーバーは見せるデザインと隠す役割を同時に果たします。

ルーバーの役割1:視線を遮る

ルーバーの役割は視線を遮って、理想の視界を創ることです。

ルーバーラティスをベランダに設置するだけで、手軽に建物外部からの視線を遮り、内部を覗き込まれないようにできます。同時に内部から外を見ることは可能で、不快な視線を遮りながら居心地の良い空間を演出し、居住する人が求める視界を意図的に創出します。

ルーバーの隙間は、見られたくないものを隠すための役割をさりげなくこなします。

ルーバーの役割2:風量を調節する

ルーバーは羽板の角度を変えると、風量調節にも使えます。

建物の窓に可動式のルーバーを取り付けると、吹き込む風量を調節できます。固定式のルーバーをはめ込んだクローゼットの扉は、適度な空気の流れが理想の保存環境を保ちます。窓を開けると防犯対策が手薄になりますが、ルーバーは安全を保ちながら適度な風量調節が可能です。

エアコン近くに設置して、吹き出す風を優しく変える役割もあります。

ルーバーの役割3:日光を避ける

ルーバーは屋内に差し込む直射日光を避ける役割もあります。

日当たりが良いことは建築物の条件に欠かせませんが、強すぎる太陽光は困りものです。屋内でも日焼けに注意する必要や、熱中症の不安もあります。体調不良の原因になるだけでなく、建物内部の日焼けや劣化も気になります。

ルーバーでワンクッション与えた太陽光は、体調や建物への悪影響がありません。適度な明るさと暖かさの提供が可能です。

ルーバーの役割4:騒音を和らげる

ルーバーは騒音を和らげる役割もあります。

羽板の隙間は、風量を調節するとともに音の伝わりを弱める効果もあります。幹線道路や線路の近くは騒音が気になりますが、窓に直接音の振動を受けるより、ルーバーを通すと音が伝わりにくくなります。

騒音が気になって窓を開けられない生活は、心も苦しくなります。ルーバーで騒音を弱めて快適な居住環境を手にし、ゆったりとくつろげる時間を手に入れられます。

ルーバーの役割5:埃の侵入を防ぐ

ルーバーは埃の侵入を防ぐ効果もあります。

ルーバーの羽板は風量を調節するとともに、多くの埃を受け止めます。風の強い地域では、防風林や生垣で風をしのいでいましたが、手入れも大変です。ルーバーは簡単に設置でき、角度も調節できるので、季節に応じた風量調整と埃対策が同時にできます。

ルーバー窓専用のお手入れグッズや掃除機とブラシを使用すると掃除も簡単です。

ルーバーの素材と特徴5つ

ルーバーの素材と特徴5つ

ルーバーの素材は木とアルミ、ステンレスとガラス、ポリカーボネートなどでそれぞれ特徴があります。

木製のものは天然木と人工木があり、竹なども含まれます。素材によってはDIY加工も可能で、手軽に好みのものを製作できます。色が選べる素材もあり、建物全体の雰囲気にマッチしたルーバーを後付け可能です。

部分的にルーバーを取り付けた扉に変更もでき、リノベーションのアイテムとして人気です。

ルーバーの素材と特徴1:木製

木製のルーバーは自然の温かみが特徴ですが、メンテナンスが必要です。

天然木のルーバーは自然の風合いと低価格が人気です。虫がつく心配や腐ること、燃えやすい点から天然木を屋内に、人工木を屋外にといった使い分けが定着しています。自然素材の持つ個性と、素材を選べば和風にも洋風にも使える柔軟性も人気です。

手軽にDIY加工でき、経年劣化を味わいとして楽しむ流れもあります。

ルーバーの素材と特徴2:アルミ製

アルミ製のルーバーの特徴は、高い耐熱性と、汚れや錆に強いことです。

カラーバリエーションは少ないのですが、建物外部から後付けするのが簡単で、比較的手入れもしやすいので人気です。家庭用は窓の目隠し、施設では屋上のフェンスや大型ガラスの日よけや装飾に利用されています。

アルミの持つ柔らかさは衝撃に弱いですが、窓サッシとセットで既製品が製造されているので比較的価格が安いことも特徴です。

ルーバーの素材と特徴3:ステンレス製

ステンレス製のルーバーは、スタイリッシュなデザインと耐久性の強さが特徴です。

優れた耐久性で扉のガラリや施設のベランダなどにも多用されます。汚れに強く、耐熱性もあるので排気口や換気窓の外付けに網戸セットタイプが重宝されています。

クールな見た目は鉄筋コンクリートの建物との相性もよく、フェンスの代わりに利用されるシーンが増えています。

ルーバーの素材と特徴4:ガラス製

ガラス製のルーバーは明かりを通す特徴が人気です。

すりガラスを利用すると目隠し効果もあり、開放感があります。従来の窓ガラスと違和感がないので、多くの方に受け入れられやすい点もメリットです。開けたままでも防犯効果が得られます。可動式のものも多く、掃除が簡単にできることも人気です。

割れやすいのが難点で、定期的なメンテナンスと目視による傷の早期発見が欠かせません。

ルーバーの素材と特徴5:ポリカーボネート製

ポリカーボネート製のルーバーは枠にアルミを使用して、透明な素材が持ち味です。

ポリカーボネートは透明なのに強度が強く、割れないのでベランダなど建物外部の目隠しに多く使われます。複数の色の製品が販売されているので、建物にマッチしたルーバーを選べます。アルミ枠で、サッシとセットで取り付けられる手軽さもあります。

加工や施工が簡単で、住宅のバルコニー向けのオーダーメイドもあります。

ルーバーの取り付け場所とメリット4つ

ルーバーは取り付け場所によって複数のメリットが得られます。

風量調節や視線を遮るメリットの他に、階段に設置すると転落事故防止に役立ちます。防犯効果もあり、採光に配慮しながら安心を手にできます。素材の違いで与える印象も異なり、場面に応じた使い分けも可能です。

取り付け場所ごとにメリットを紹介します。

取り付け場所とメリット1:窓や扉に取り付ける

ルーバーを窓や扉に取り付けると、防犯効果を得ながら風通しの良い環境を作れます。

お風呂の窓に取り付けたルーバーは目隠しの役割と同時に、使用しない時間帯の換気を安心して行えるメリットがあります。部屋の中の扉に部分的に取り入れると、空気の流れを生み出します。

透明感のある素材は採光もよく、視界を遮らない開放感のある空間デザインが可能です。

取り付け場所とメリット2:天井や照明に取り付ける

天井や照明に取り付けるルーバーは目隠しと採光が目的です。

オフィスや商業施設によく使われる天井のルーバーは照明器具を隠し、採光を良くします。また照明器具に取り付ける場合は、デザイン性を高め、明かりを柔らかに変えるメリットもあります。

木製が採用されることが多く、素材の持つ風合いと無機質な建物に自然を取り込んで心に安らぎを与える効果も期待されます。

取り付け場所とメリット3:外壁やベランダに取り付ける

外壁やベランダに取り付けるルーバーは外部に威圧感を与えない目隠しができます。

高い塀は内部に閉塞感を与え、建物内への風量や採光も制限します。生垣は適度な隙間があって快適ですが、手入れが大変で虫の心配もあります。ルーバーは適度な風を通し、手入れも簡単で、外部への威圧感もありません。

素材の違いで雰囲気を変えられ、周辺にマッチした雰囲気を作り出せます。

取り付け場所とメリット4:玄関ポーチに取り付ける

ルーバーを玄関ポーチに取り付けると、ドアを開けた時に覗き込まれる心配がありません。

外壁全体を囲むと費用もかさみますが、設置を玄関ポーチだけにすると安価に抑えられます。目隠しとしての機能も十分ですが、店舗入り口に利用すると、導入部として雰囲気を変える効果も期待できます。

太陽光の明るさと同時に自動車の突っ込み事故防止など、防犯以外の多くの効果を得られます。

防犯性を上げるには?

ルーバー窓は防犯上の弱点になるので、防犯性を上げる対策が必要です。

ガラス製の場合はルーバープロテクターを取り付けると、取り外しにくくなって侵入を防げます。外から取り付け可能な窓には、面格子も効果を発揮します。構造的に外付けできない場合は、内格子の設置が有効です。

以前に比べてルーバーを閉じた時の密閉度は高くなっていますが、心配な場合は後付け可能な防犯部品の取り付けで対策を講じます。

ルーバーを上手に取り入れよう

ルーバーは後付け可能な建築アイテムで、風通しを良くして視界を遮り、快適な空間づくりができます。

素材の特徴を生かした作りで好みの雰囲気を演出し、エアコンや見せたくないものを隠せます。建物を劣化させない空気の流れを生み出し、明るい室内を創出します。手頃な価格でリノベーションできる点も特徴です。

ルーバーは防犯も考慮しながら、建物に合ったデザインを上手に取り入れましょう。

 


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