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おすすめの塩害対策方法6つ|実践する時の注意点もあわせて解説

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公開日時 2022.08.12 最終更新日時 2024.02.05

こちらの記事では、おすすめの塩害対策方法6つについてご紹介いたします。

 


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塩害とは

塩害とは、植物や建物などが塩分によって被害を受けることです。サーファーを始めとして、その景色に魅了され海辺の家に住むことに憧れる方は多くいます。

海風は気持ちよく感じる一方、その海水の塩分を含む潮風が、植物を枯らしたり、車や自転車をさびやすくしてしまいます。また、待望の家も対策が行われていなければ、外壁や屋根を始め、内装まで数年で劣化しかねない状況に発展するおそれもあります。

塩害が起きやすいところ

塩害は、波しぶきが直接当たる地域だけではなく、海岸から7キロ前後に及ぶところまで被害が報告されており、海から少し離れた地域でも注意が必要です。

家屋で塩害が起きやすい場所は、建物の外壁をはじめ、屋根、玄関、サッシ、シャッター、看板、コンクリート製の建材、軒下の電子機器など広範囲にわたります。特にトタンやアルミといった金属系素材部分のサビは顕著です。

塩害で起こる被害とは

塩害によって、外壁をはじめ家の建材がサビたり劣化します。それだけではなく、軒下に設置した分電盤などに潮風が当たると、腐食が進み破損してしまう恐れがあります。

その破損個所から雨水や異物混入があればショートや故障につながり、最悪、火災の危険性もあります。建物を守り、安全に生活を送るためにも、海辺の地域の家では、塩害対策はとても重要です。

おすすめの塩害対策方法6つ

それでは、実際に海辺の地域で行われている塩害対策方法の中で、おすすめの塩害対策方法を順に6つ紹介していきます。専門業者に依頼しなければならないものもありますが、自分でできる塩害対策もあります。

家を建てる前に対策を取るのがベストなのですが、既に家を建ててしまったとしても、今からできる対策もあります。是非参考にしてみてください。

おすすめの塩害対策方法1:塗料を塗り替える

塩害対策として費用対効果がよいのは、屋根塗装や外壁塗装です。塩害地域の家の外装は通常より数年早くはがれることがあります。塗装がはがれた部分から建材の劣化が進むので、塗替えが必要となります。

フッ素塗料や無機塗料など塩害に強い塗装があるので、これらをおすすめします。また、これから家を建てる方は、施工段階から、塩害用塗装を考慮するといいでしょう。

おすすめの塩害対策方法2:換気扇や室外機を置く場所を変える

換気扇やエアコンの室外機などは外気を取り込むので、塩分を含んだ空気を吸い込んでしまい、機器の劣化につながります。できるだけ劣化を防ぐため、海の反対側に設置しましょう。

換気口に徐塩フィルターをつける方法もあります。また、塩害仕様の室外機も発売されているので、設置していない場合や買い替えの際には一考してみるといいでしょう。

おすすめの塩害対策方法3:電気機器を屋内に移動させる

電化製品は金属部品が多く、特に屋外に置いてあるとサビたり劣化しやすく、そこからショートしたり漏電などにつながり最悪火災の心配があります。屋外に置いてある場合は、できるだけ室内に移動させましょう。

ちょっとした心がけが塩害対策につながります。屋外に置いている電化製品がないか、まずは確認してみましょう。

おすすめの塩害対策方法4:こまめに掃除をする

屋根やガラス部分、外壁などは自分で水洗いすることで、塩分をある程度取り除くことが可能です。塩分が劣化させる直接的な原因なので、こまめに掃除することで劣化を遅らせることができます。

広範囲になる場合は、専門業者に依頼すると掃除してもらえます。ガラス部分は、乾くと痕がつき汚くなるので、水を流した時にはふき取りが必要です。また、放置すると劣化が進むので定期的に行うことが大切です。

おすすめの塩害対策方法5:外壁を張り替える

本格的な塩害対策は、外壁の張替えです。塩分に強い塩化ビニルの樹脂サイディングなどの素材の外壁に変えることで、劣化を防止します。

古い外壁を取り払い新しい外壁を張る完全張替え法に加え、もとの外壁の上から新しい外壁を重ねる重ね張りの方法があります。いずれも自分で作業をすることは難しいので、業者に依頼する必要が出てきます。

おすすめの塩害対策方法6:電気機器に防錆性能が高い処理を行う

防錆性の高いステンレスを全ての材料に使用できればよいのですが、コストがかかるため、電子機器の表面の材料に、防錆性能の高い処理を行った鋼材を使用する方法があります。

分電盤やブルボックス、配管類盤類の鋼材に、溶融亜鉛メッキ加工を施しているものを使用することで、防錆性や耐久性を高めることができます。また、屋外盤の扉の取手部分も外気に触れる為、ハンドルをステンレス製にしたりゴム製のカバーをつけるなどの対策も必要です。

塩害対策を実践する時の注意点4つ

これまで塩害対策について紹介してきましたが、実際に実践する上で注意点がいくつかあります。塩害対策を業者に依頼する場合は、知識や経験のある専門業者を注意深く選定することが必要です。それにかかる費用や対策を行うタイミングについても注意を必要とします。

また、自分でメンテナンスを行う上でも気をつける点があります。それでは、注意点を順に4つみていきましょう。

塩害対策を実践する時の注意点1:塩害対策専門の業者を選ぶ

塩害対策を伴う工事は、一般的な工事と比べて経験や知識が必要です。対塩性能の高い塗装をしたり、素材を塩害に強いステンレス網にするなど素材による手法や塗装などを行うためです。

塩害地域にある地元業者がおすすめですが、それ以外の場合は、そういう対策を専門的に行っている業者を注意深く選びましょう。

塩害対策を実践する時の注意点2:費用を確認する

依頼する場合は業者によって、価格がかなり違うことがあります。最初から1社に絞るのではなく、数社に見積もりを依頼し、費用を比較検討し、サービスや内容に対する対価が納得できるところに依頼するとよいでしょう。

見積もりが曖昧なところや、契約書を交わさずに工事を始めると追加料金を後で請求してくるトラブルが起きたりするので、注意が必要です。また、相見積もりをする場合は、各社に「同一の希望条件」を伝えましょう。

塩害対策を実践する時の注意点3:高圧洗浄機を使用する場合

塩害対策をする上で、水で洗浄できるものは自分でこまめに掃除することは有効です。外壁を含め、屋根やガラスなどの素材も有効です。

ホースなどが届かない場合は、高圧洗浄機も便利ですが、その際、洗浄するものが水圧に強いかどうか、確認してから使用しましょう。外壁などの塗装は、強い圧力を受けるとはがれてしまい、かえって劣化が進む場合もあります。

塩害対策を実践する時の注意点4:劣化症状が出る前に塗装する

屋根や外壁などには、長年蓄積された汚れがあります。そのままその上に塗装を施しても、剥がれやすかったり、塗装したところが膨れてしまったりするトラブルが起きます。

塗装する際には、汚れやカビ、塩化成分、古い塗装膜などをしっかり取り除く必要があります。劣化症状が出る前に塗装しておくことが大切です。劣化を放置すると腐食により穴があくなど、塗装だけでは済まず大規模修繕が必要となります。

塩害対策について知ろう

海沿いの家は、海風が含む塩によって塩害を受けるため、対策が必要です。金属部分を耐塩素材に変換したり、塩害に強い外壁塗装を専門業者に依頼するだけでなく、屋根や外壁をこまめに真水で洗って掃除するなど自助努力も必要です。

対策を施さずに放置すると、大規模修繕工事が必要となったり、火災につながる危険があったりします。海のある地域に住む場合は、日頃から点検を行いメンテナンスすることがとても大切です。

 


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塩害が起きやすいところは?

家屋で塩害が起きやすい場所は、建物の外壁をはじめ、屋根、玄関、サッシ、シャッター、看板、コンクリート製の建材、軒下の電子機器など広範囲にわたります。特にトタンやアルミといった金属系素材部分のサビは顕著です。

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