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公開日時 2019.12.19
最終更新日時 2022.04.06

建設・工事施工現場で使われる工具の世界:電気工事

電気工事とは、主に建設現場などで行われる電気・電設工事のことを指します。
建設工事の中で、送電線や配電盤、電力機器などの設備工事を専門に行います。
本記事では、それらの電気工事で使用される工具についてご紹介します。

電気工事で使われる工具の種類一覧

電気工事は、ビルやマンション、住宅などの建築現場だけでなく、トンネル内の照明や地中に埋設された電気配線など、あらゆる現場の施工を行います。
電気工具は技術の進歩とともに、種類も増えてきました。工事内容によって使用する工具も様々です。
電気工事で使われる工具の種類は下記のようなものがあります。

電気工事で使われる工具の種類と特徴一覧

・圧着工具
電線を圧着接続するために使用される道具です。
大中小などのサイズに分かれています。

・電工ナイフ
ケーブルの内装や芯線被覆を剥ぐために使用されます。
錆びを防止するために、使用後は油を含んだ布で拭いて手入れをします。

・ドライバー
プラスドライバーは端子台のネジや露出形コンセントなどを緩めたり締めたりするのに使用されます。
マイナスドライバーは、差込型端子からケーブルを取り外し、連結器具の取り付けや取り外しなどに使われます。

・ウォーターポンププライヤー
アウトレットボックスに電線管をつなぐためなどに使用されます。
ロックナットを固定し、ボックスコネクタは手で締めます。

・ペンチ
電線を切断したり、曲げたり、引っ張ったりなどさまざまな用途で使用されます。

・スケール
ケーブルなどの長さを測るために使われます。
両面テープなどで机に貼り付けると、採寸時に便利に使用できます。

・ストリッパー
芯線を剥いたり、切ったり、測ったりするために使用する工具です。

・マルチツール
ひとつで複数の作業が行える機能がある工具です。
レンチ(小・大)、ブレード、リングスリーブ保持用穴などがあります。

圧着工具の特徴


圧着工具には、通常の圧着ペンチとリングスリーブ用のものがあります。
リングスリーブ用の圧着工具は第二種電気工事士に必須の工具で、柄の部分が黄色なのが特徴です。
柄が赤色のものは丸型やY型端子に使われるもので、間違えないように注意が必要です。
リングスリーブ用の圧着工具は、その名の通りリングスリーブを圧着するために使用されます。
小・中・大のサイズがあり、リングスリーブの大きさに適したものを選びます。

電気を使うために必要不可欠な電気工事

電気工事には電気工事士の資格が必要です。工事士の試験には使用する工具も指定されています。
電気などの生活インフラは現代の生活に欠かすことの出来ないものです。
これらの工事はいつの時代も一定の需要があり、絶える事はありません。
電気工事を監督する上で、工具の名称なども頻繁に出てきますので、施工管理者の方は覚えておくようにしましょう。

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