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重機オペレーターとは?現状と人手不足の問題を解説

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公開日時 2023.03.24 最終更新日時 2023.03.24

建設現場で重機オペレーターが不足しています。重機の操作は高い技術力が必要なのでオペレーターの育成に時間がかかります。そのため、「現在の人手不足」は「将来のより深刻な人手不足」を招く結果になりかねず、早急な対策が必要です。
今回は、重機オペレーター不足問題を解説します。

重機とは、重機オペレーターとは

重機とは建設現場で使われるユンボ(油圧ショベル)や、ロードローラー、クレーン車、ブルドーザーなどのことです。人の力では不可能な作業を軽々と行うことができ、現代建設では欠くことのできない道具です。

重機オペレーターは重機を操縦して作業にあたる作業員のことです。重機オペレーターになるには、特殊な免許を取得したり講習を受けたりしなければなりません。例えば次のような免許や講習が必要になります。

  • ユンボ、除雪:車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用および掘削用)講習
  • クレーン:移動式クレーン運転士免許、小型移動式クレーン運転技能講習、クレーン・デリック運転士免許など
  • ユニック:小型移動式クレーン運転技能講習

重機オペレーター不足問題の本質とは

日本建設業連合会によると、全国の建設現場で働いている60歳以上の技能労働者は2014年には約80万人でしたが、2025年には153万人にまで増えると推計されています。建設業界は人手不足も深刻ですが、高齢化も深刻なのです。
また栃木県建設産業団体連合会が2018年2月にまとめた報告書では、特に不足している技術者・技能労働者として、土木・建設技術者などに並んで重機オペレーターも列挙されました。

無人重機は問題解決につながるか

重機オペレーター不足の解決につながると期待されているのが、国土交通省が支援している無人重機です。
無人重機は、IT技術を使って重機を遠隔操作します。人が重機に乗り込まなくていいのです。
無人重機のオペレーターは屋内からリモコンで操作するので、作業環境が飛躍的に改善します。人が危険な場所に赴かなくてよくなるため、安全性も高まります。
国土交通省・九州地方整備局では、重機オペレーターたちを対象に体験会を開催し、無人バックホウを使った法面の整形や、無人ブルドーザーを使った整地を披露しました。

まとめ

このままでは、重機があるのに重機オペレーターがいないから作業ができない、といったことも起きるかもしれません。
重機オペレーター不足や、重機オペレーターの高齢化は、国土交通省を含む建設業界全体の問題として解決に向けて乗り出すべきでしょう。

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