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現場監督はすぐに辞める人が多いのか?建設業界の離職率について

建設業界にはいわゆる3Kと呼ばれるイメージもあるように、とてもハードな仕事といえます。
そのため、そこで働く現場監督などの離職率も高そうだというイメージがあるかと思います。
しかし、他の職種などと比べた場合には、実際にはどうなのでしょうか。
やはり、現場監督の離職率は、際立って高いのかどうかが気になるところです。
そこで今回は、建設業界の離職率の現状について紐解いてみたいと思います。

建設業界の離職率


厚生労働省が2017年に発表した、2014年3月の新卒就職後3年以内の離職率は、調査対象の主要産業平均で大卒が32.2%、高卒が40.8%でした。
この中で、建設業界においては、大卒が30.5%、高卒が47.7%ということで、高卒に関しては全産業平均の水準を上回る結果となっています。
ここで、建設業の離職率を他の産業と比べてみると、大卒の上位から、宿泊業で50.2%、生活関連サービス業・娯楽業で46.3%、教育・学習支援業で45.4%、小売業で38.6%、医療・福祉で37.6%、サービス業で35.4%、不動産業・物品賃貸業で34.9%、学術研究・専門技術サービス業で32.9%という結果になっており、建設業界は9番目となります。
また、高卒の離職率は上から、宿泊業で64.4%、生活関連サービス業・娯楽業で59.4%、教育・学習支援業で56.0%、小売業で50.4%という結果で、建設業は5番目となっています。

なぜ、離職率が多いのか

冒頭でも触れたように、建設業における現場監督の仕事は非常にハードです。
拘束時間も非常に長いため、家族や友人などと接する時間が少ないというのが現状です。
また、工事現場では一つのミスが命取りとなることもあるため、現場の安全や労働災害の危険性などを常に考えておく必要があり、その責任の重さに対するプレッシャーも相当なものです。

さらに、会社と現場の職人たちとの板挟みにあうだけでなく、近隣住民や関係省庁との折衝にも相当な時間と労力を費やします。
その結果、時には理不尽な責任を負わされることまであるそうです。
このように、体力的にも精神的にもきつい仕事であり、並大抵では務まらないことから、離職率も多くなってしまうのでしょう。

まとめ

今回紹介したように、現場監督の仕事は大変なものではありますが、その反面仕事を達成したときの充実感や、達成感は非常に高いものです。
また、ハードな仕事であるが故に、高いスキルが要求されるため、自身の成長につながるといったメリットもあります。
ですので、実際に、現場監督をしていた人が、転職するとその能力の高さに驚かれるそうです。
とはいえ、無理をして体調などを壊してしまっては元も子もないので、無理のない範囲でご自分の限界ラインを常に見定めていく必要はあるでしょう。