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国土交通省発行「建設業における賃金等の状況について」を分解:年度別・年齢階層別賃金支給額推移

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公開日時 2023.03.06 最終更新日時 2023.03.06

施工管理技術者が従事する建設業の賃金についてどのような変化があるかご存じでしょうか。

本記事では、国土交通省が発行する「建設業における賃金等の状況について」を元に年度別・年齢階層別賃金支給額推移を紹介します。

年代別労働者等の年間賃金総支給額の推移

近年、年間賃金総支給額は上昇傾向にあるとされています。

2012~2017年の「建設業男性全労働者等の年間賃金総支給額の推移」は以下のようになります。

 2012年2017年上昇率
建設業男性生産労働者3915.7 千円4,449.9 千円13.6%
建設業男性全労働者4831.7 千円5,540.2 千円14.7%
製造業男性生産労働者4478.6 千円4,703.3 千円5.0%
製造業男性全労働者5391.1 千円5,527.2 千円2.5%
全産業男性労働者5296.8 千円5,517.4 千円4.2%

出典:国土交通省「建設業における賃金等の状況について

年間賃金総支給額は、きまって支給される現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額となります。

この結果を見ると、全職種で年間賃金総支給額が上昇していることが見て取れます。
年間賃金総支給額の推移は2000年頃から2012年頃までずっと下降傾向にありましたが、2012年からは上昇傾向にあります。
そして2017年には建設業男性生産労働者が13.6%、建設業男性全労働者が14.7%と大幅な上昇となっています。
これは製造業の上昇率と比べると約3倍になります。

このことから建設業や製造業など他の職種と比べて、賃金の上昇率が高いことが分かりました。
これは社員化や月給制の導入を促す取り組みなどが導入されていることが関係していると考えられます。
この取り組みによって雇用機会や職業能力開発機会の確保などが進んでいるためです。

年齢階層別の賃金水準

年齢階層別の賃金水準


出典:厚生労働省「平成30年度賃金基本統計調査

建設業の賃金のピークは50~54歳、製造業の賃金のピークは55~59歳、運輸業・郵便業は50~54歳がピークとされています。
建設業は賃金のピーク時期が製造業よりも早く到来する傾向にあり、運輸業や郵便業と同等であることが分かります。

その後は大きく下降しています。
ただし運輸業・郵便業は他の職種に比べて下降が緩やかな傾向にあります。

このことから、現場の管理や後進の指導などのスキルが評価されていない可能性があります。

建設業の賃金ピークは50代前半

年齢階層別に賃金を確認すると、建設業のピークは50~54歳であることが分かりました。製造業などより賃金のピークが早く到来するのが特徴であり、現場の管理に必要なスキルがそこまで評価されていない可能性があります。
また運輸業・郵便業でも同じく50~54歳がピークとされています。

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建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
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