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建設業の生産性向上に向けた取り組みや課題について

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公開日時 2023.05.25 最終更新日時 2023.05.25

建設ラッシュの昨今において、建設業の需要は依然として増加傾向にあります。
そのため、生産性向上は大きな課題といえるでしょう。
需要の増加に比例し労働力過剰となった結果、例えばコンクリート工事のように生産性向上が何十年も見送られてきた分野もあります。
しかし、そのいっぽうで、トンネル工事のようにこの数十年で約10倍生産性が向上した分野もあります。
現在の建設業における生産性向上に対する取り組みは、一体どうなっているのでしょうか。
そこで今回は、建設業の生産性向上に向けた取り組みや課題について紹介したいと思います。

i-Construction(アイ・コンストラクション)とは


国土交通省では、建設現場の生産性向上に向けた新しい取り組みとして「ICT技術の全面的な活用」、「施工時期の平準化」、「規格の標準化」、といった施策を導入することで、建設現場のプロセス全体の最適化を目的とした「i-Construction」という施策を進めています。

3つの施策について


まず、「ICT技術の全面的な活用」は、土工分野における測量、設計から、施工、検査、管理に至る全プロセスにおいて、3次元データを活用できるよう基準を作ることで、2次元データを使っていた際に発生していた二度手間などを省くことと、熟練の技術者でなくても施工ができるようにすることで、生産性を大幅に改善しました。

次に、「施工時期の平準化」については、仕事の繁忙期と閑散期のバランスの悪さを改善するため、年間を通した工事量の偏りを解消し施工時期を平準化することを目標にしています。
そのため、各事務所において平準化を考慮した発注計画の作成を促し、年度をまたぐ工事についても可能な限り早期発注するように呼びかけています。
これにより、建設業の経営安定化を図っているのです。

最後の「規格の標準化」に関しては、例えばコンクリート構造物において、規格が標準化された部材を増やす方向で調整が進んでいます。
これにより、一品生産が基本の土木工事の現場における、コンクリート構造物の規格のバラつきなくすことで、人手による作業を減らし生産性の向上を図ろうとしています。
具体的には、鉄筋のプレハブ化や、型枠のプレキャスト化による鉄筋や型枠などの施工効率向上と、プレキャストの活用によるコンクリート施工などによって清算効率の向上などを図っています。

まとめ

建設業において、生産性の向上は永遠のテーマといえます。
そのためには、継続的な施策展開が必要となるため、業界全体で取り組む必要があるでしょう。
まだまだ、課題は多いですが、少しずつ改善していくことが大切なのです。

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建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
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