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公開日時 2018.12.20
最終更新日時 2022.04.06

【電気工事士】失敗しない工具の選び方

電気工事士の仕事は基本的には現場作業を行います。電源から機械につなぐためのケーブルを圧着したり被膜を取ったりする際には、特殊な器具が必要になります。今回はその器具を失敗しないように選ぶにはどうすればいいかを解説致します。

そもそもどのような工具が必要?

まず電気工事士の皆さんが必ず持っているはずの器具は、第二種電気工事士の資格試験の際に購入した工具です。資格試験で持参するように指示される工具は下記になります。

  • ペンチ
  • ドライバー
  • リングスリーブ用圧着工具
  • ウォーターポンプフライヤー
  • スケール
  • ナイフ

これらの工具はホームセンターで簡単に手に入れられるものではありますが、ネットなどでセット購入が簡単にできます。しかし実際に現場仕事を行うとなると、プロ仕様のものや現場にあった工具を選ばなければいけないことがあります。

例えばエアコンの工事で使用する工具は真空ポンプやガス漏れ検知器が必要だったりします。仕事内容によって必要な工具というのは様々ありますので、自分の仕事に合った工具をまずは探すようにしましょう。

自分に合った工具の選び方は?

現場では他にペンチ、ニッパー、ドライバー、ナイフ、ハンマー、メジャー、ホルダー、テープホルダー、ポケットレベル(水平器)という工具を使用します。おそらくこれらはどの現場でも必須の工具となりますので、腰道具として揃えておいた方がよいでしょう。腰道具とはいわゆる、現場仕事をしている人が腰につけている工具セットのことです。使用頻度が高い工具を入れ、即座に出せるように自分なりにカスタマイズすることが必要となります。もちろん同じ電気工事士でも現場や扱う器具によって、配置や所持工具は様々なパターンが存在するので、最初からこれといった腰道具は存在しません。また、自分の手になじむ工具や、現場によって使用するものが変わる工具については、上司や先輩が使用している工具を聞いてみて、同じ現場の熟練工事士に学ぶのが一番良いこともあります。

自分だけのカスタマイズに

電気工事士の工具は、初めから自分に合った工具を用意することは難しいです。選び方が分からなければ基本的なセットを参考にしてみるのもいいでしょう。セット購入したものから自分好みのものを交換していき、最終的な完成系を目指していくことが、遠回りのように見えて近道の失敗しない方法であると言えます。

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