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公開日時 2018.12.19
最終更新日時 2022.04.06

河川工事の用語Pickup!河川にまつわる用語を一気にご紹介!

現場に出て仕事をする上で押さえておかなければいけない用語の中でも、河川工事の用語は国土交通省が定めた法的な呼称も存在します。今回は河川工事の用語を、種類ごとに分けて解説していきます。

河川の呼び方

◇本川
流域の大きさ、長さ、水流量が最も重要と考えられる河川のことです。

◇支川
本川に合流する河川のことを呼びます。

◇派川
本川から分かれる河川のことを呼びます。

◇水系
本川、支川、派川や関連する湖、沼を全て合わせて水系と呼びます。
日本で一番長い信濃川を例にすると、信濃川水系と呼ばれたりしています。

◇一級河川
国土交通大臣が直接管理をする水系に基づく河川を呼びます。

◇二級河川
都道府県知事が管理をする水系に基づく河川を呼びます。

◇準用河川
市町村が管理をする水系に基づく河川を呼びます。一級二級水系の支川派川に設定されることが多くあります。

◇普通河川
市町村が管理する一級二級準用河川以外の小河川のことを呼びます。

堤防に付随する用語

◇堤防
河川の氾濫を防ぐために河川の両側に盛土を行い、水流を安全に流下させることを目的とした建造物を言います。水が流れている側を川面、堤防の外側を川裏と呼びます。

◇河川区域
堤防に囲まれた間の土地を河川区域と呼ばれ、河川法が適応されている区域になります。

◇高水敷
水が流れている部分より一段高く設置された敷地を言います。グラウンドや公園になっていることが多くあります。

◇堤内地
堤防によって洪水から守られている部分を堤内地と呼びます。逆に川が流れている部分を堤外地と呼びます。

◇護岸
川の勢いによる浸食から堤防を守るために、コンクリートや鉄で覆うことを言います。
◇床固め(床止め)
川底の沈下を防ぐために作られる構造物です。落差が大きい場合は落差工と呼び、落差が少ない場合は帯工と呼びます。

まとめ

まだまだ河川工事で出てくる用語は存在しますが、今回は基本的な河川の用語と工事で必要な用語をピックアップして解説しました。用語を覚えておくことで理解を深めやすくなりますので、これを機会にさらに勉強をしてみてはいかがでしょうか。

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