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ビル管理士の主な仕事内容とは?向いている人の特徴4つを紹介!

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公開日時 2022.09.28 最終更新日時 2022.09.28

ビル管理とは?

不動産としてビルを運営していく場合は、ただ所有さえしていれば良いというものではなく、そのビルを管理していく必要があります。もし、ビル管理を怠ってしまうと、安定的に収益を上げることができなくなってしまう可能性があります。ビル管理には設備のメンテナンスやテナントの募集、それらテナントの賃料請求など、いろいろなことを行う必要があります。また、それらの業務にはややこしい内容の物もあります。そのため、ビル管理を事業者やビル管理士などに任せるという人もいます。そのビル管理士を目指すのであれば、ビル管理士の仕事内容やビル管理に関する事業内容などは、事前に把握しておくようにしましょう。

事業者について

ビルの管理会社はたくさんあります。そして、ビル管理会社にはいくつか種類があります。大きく分けると、系列系と独立系に分けることができます。系列系は親会社があり、そのグループに属している企業となります。独立系はグループ会社をもたない会社のことです。独立系はグループではありませんが、必ずしも規模が小さいというわけではありません。また、系列系の場合は、親会社の手がけた物件を扱ったり、親会社が清掃や内装などを手がけていて、管理業務を行うために設立した会社など、いろいろな成り立ちがあります。そのため、同じビル管理の業務を行う企業でも、それぞれ得意なことが異なっていたりします。

ビル管理士の主な仕事内容3つ

ビル管理の仕事は資格を持っていなくてもできることがあります。ただし、ビル管理では有資格者が必ず管理者として必要になります。そのため、有資格者はビル管理には不可欠なので、全国にニーズがあります。その資格は建築物環境衛生管理技術者という資格で、ビル管理士と呼ばれるものです。ビル管理士の資格試験を受けるためには実務経験が2年必要であり、また合格率も20%前後とその取得難易度は高めとなっています。ビル管理士の仕事は企業によって多少の差はありますが、主にビルの点検や管理業務です。ただし、ビルは大きな建物のため、ビル管理士の仕事範囲は広いです。もし、ビル管理士を目指すのであれば、まずはビル管理士の具体的な仕事内容を把握しておきましょう。

ビル管理士の主な仕事内容1:管理や保守

ビル管理士の代表的な仕事がビルの管理や保守です。ビルは大きな建物なので、管理や保守すべき物は多くありますが、その中に電気や空調などの設備管理があります。ビル管理士はこれらに異常な部分や、故障している部分がないかなど、点検と確認を行います。もし、これらの点検や確認を怠っていると、事故や火事などの原因になってしまう可能性があります。そのため、電気や空調などの設備管理はビル管理士にとって重要な仕事となります。ただし、ビル管理士が電気や空調などの設備に異常や故障を見つけても、自分では修理することができない場合が多いので、業者に連絡をすることになります。その際に、設備の状態を正しく伝える能力が求められます。

ビル管理士の主な仕事内容2:警備

ビルはそれ自体が財産となります。また、ビルは大きい建物であり、危険な設備がたくさんあったり、多くの人が毎日利用したりします。そのため、ビルは不審者、火事や事故など守るために警備が必要となります。ビルの警備方法にはいろいろと種類がありますが、ビルに常駐したり、ビル内を巡回したりして警備を行います。ただし、警備業務はビル管理では不可欠なことですが、ビル管理士が警備員として働くわけではなく、ビル管理士は必要に応じて、警備会社とやりとりをしたりします。ビル管理の警備員として仕事をするのであれば、ビル管理士ではなく、施設警備業務検定の取得を目指すと良いでしょう。

ビル管理士の主な仕事内容3:清掃業務

ビルなどの大きな建物では、トイレや廊下を清掃している人を見かけることがあります。そのような清掃業務もビル管理では不可欠となります。ただし、警備員と同様に、清掃もビル管理士が行うわけではなく、必要に応じて清掃会社とやりとりを行います。ただし、ビル管理士は清掃業務ではなく、衛生管理を行う必要があります。ビルは、環境基準を維持する必要があります。そのため、空気環境測定や給水管理、排水管理などを行って、必要に応じて業者とやりとりをします。また、害虫・害獣の駆除も行う必要があります。これらは管理をしても防いだり、発見することは難しいですが、必要に応じて業者とやりとりが必要になったりもします。

ビル管理士に向いている人の特徴4つ

ビル管理士はビルの総合的な管理を行います。しかし、ビルは大きな建物です。そのため、管理するべきことが多いです。また、ビル管理士は建物の管理は行いますが、設備の修理や害虫・害獣の駆除など、自分ではできないこともあり、業者とやりとりをする場面も多いです。また、物や人と多く関わることになるので、ビル管理士にはいろいろなことが求められることになります。もし、ビル管理士として求められる物を自分が持っているかを把握できていなければ、思っていたような仕事ではなかったとミスマッチを起こしてしまう可能性があるので、ビル管理士に向いている人の特徴を事前に把握しておきましょう。

ビル管理士に向いている人の特徴1:休みを重視する人

ビルは24時間、365日、犯罪や事故などから守る必要があります。そのため、ビル管理の仕事は24時間の交代制という勤務体系が多いです。企業によって仕事範囲は変わるため、ビル管理士でもその勤務体系に入るという可能性もあります。24時間の交代制であれば、夜勤や宿直などが必要となる場合があり、生活リズムを一定に保つことが難しい場合があります。しかし、夜勤や宿直明けは休みとなるので、年間休日数だけに着目すれば休日が多めとなることがよくあります。そのため、夜勤や宿直などで生活リズムが多少保てなくても、休みを重視したいという人には、ビル管理の仕事は向いているといえます。

ビル管理士に向いている人の特徴2:不規則な勤務体系でも対応できる人

ビル管理の仕事では24時間の交代制という勤務体系となることが多いです。そのため、夜勤や宿直などがあり、生活リズムを一定に保つことが難しい場合があります。しかし、不規則な勤務体系でも、しっかり休みさえあれば問題ないという人もいます。そのような不規則な勤務体系でも対応できる人はビル管理の仕事に向いています。ただし、夜勤ではトラブルがなければ待機時間も長いので、不規則な勤務体系に対応ができても、長い待機時間に苦痛を感じてしまうという人はビル管理の仕事には向いていない可能性があります。

ビル管理士に向いている人の特徴3:コミュニケーション力がある人

ビル管理士はビルの総合的な管理を行います。しかし、管理ができても、電気や空調などの設備を修理したり、害虫や害獣の駆除を行ったりはできません。そのため、ビル管理士は必要に応じて多くの業者とやりとりをする必要があります。その際には、正しく情報を伝えたり、業者と連携を取ったりすることが必要となるので、コミュニケーション能力が必要になります。もし、コミュニケーション能力がないと、うまく業者とやりとりができず、ビルの管理や保守もできなくなってしまいます。また、ビル管理士は中間管理者という立場になるので、オーナーや業者などからクレームを受けることもあるので、それらを解決するためにもコミュニケーション能力は必要です。

ビル管理士に向いている人の特徴4:資格取得の意欲がある人

ビル管理の仕事はビル管理士の資格を持っていなくてもできることがあります。しかし、ビル管理士の資格は取得難易度が高いこともあり、多くの企業で資格手当の対象となっていることが多いようです。そのため、ビル管理士の資格取得に向けて意欲的な人はビル管理の仕事に向いている場合があります。また、ビル管理の仕事では夜勤で働くことが多いです。夜勤では意外と待機時間が長いので、資格取得に対して意欲があれば、その時間を勉強のために有効活用することができます。ビル管理では電気や空調などの設備、環境衛生などの知識も求められるので、ビル管理士以外にも必要に応じて資格を取得することがあります。なので資格取得の意欲がある人はビル管理士に向いているといえるでしょう。

ビル管理士に必要な資格

必ず必要な資格というのは存在しませんが、職場によっては有資格者のみの採用というのも存在します。その中で主に必要とされる資格が、建築物環境衛生管理技術者と第二種電気工事士、ボイラー技士です。建築物環境衛生管理技術者は、ビル管理士と呼ばれる資格で、面積が3000㎡以上あるビルの場合は必ずこの有資格者を選任しないといけません。この資格を取得していれば、責任者として任命されることもあります。第二種電気工事士は、電気配線やコンセントの設置などのメンテナンスが出来るようになります。ボイラー技士は、ビルに使われている熱源を点検することができるので、重宝されることが少なくありません。

ビル管理士について知ろう

ビル管理の仕事は資格がなくてもできることがあります。しかし、ビル管理士の資格を取得しておけば、資格手当や昇給、昇進が期待できます。また、転職で有利になることもあります。そのため、ビル管理の仕事を目指すのであれば、ビル管理士も視野に入れると良いでしょう。また、ビル管理士を目指す場合には、どのような人がビル管理士として向いているのか、どのような仕事をするのかなど事前に把握しておきましょう。

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