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工事現場のKY活動って?危険予知の重要性と対策を事例を交えてご紹介

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公開日時 2023.02.17 最終更新日時 2023.02.17

建設現場で行っている危険予知(KY)活動は、労災事故を予防する有効な対策です。
労災のほとんどは、不安全行動が原因になっています。つまり、不安全行動をしている人が事故を起こしていることが多く、常に注意を払っている人が事故を起こすケースは少ないということです。
そのため、現場の仲間が集まって「ここに危険が潜んでいそう」といった意見を出し合えば、不安全行動を導き出すことができ、現場のみんなで事故を回避できるのです。
そこで今回は、KY活動の重要性と対策を、事例を交えて紹介します。


 

危険を予知して行動を考える


KY活動の基本は単純です。担当者が「きょうの現場ではこのような危険が起きそう」と予知し、その危険についてみんなで「ならばこう動こう」と提案するだけです。
KY活動は、毎日の朝礼で取り入れている工事現場が多いようです。

例えば、建機が投入される初日の朝のKY活動であれば、その日のKY担当者が「作業中の建機が旋回しているときに、作業員がエリア内にいると危険」と予知内容を発表します。
それに対し他の作業員が「建機の作業中は、作業員は半径○メートル以内に入ってはいけない」と提案します。

このとき、「建機が動いているときに近付かないのは常識だ、わざわざ職場で確認し合う必要はない」と考えないでください。なぜなら、それでも動作中の建機に近付いて労災事故を起こしている作業員が後を絶たないからです。

可能性と重大性の2方面で考える


危険予知は、可能性と重大性の2方面で考える必要があります。
可能性は、1:ほとんど起こらない(対策を取れば起きない)、2:たまに起こる(対策を取っても起こる可能性がある)、3:かなり起こる(対策を取っても高い確率で起こる)、の3つのレベルで評価します。
重大性は、1:軽微(起きても軽い切り傷程度)、2:重大(起きたら入院レベル)、3:極めて重大(起きたら死亡や深刻な後遺症が発症する確率が高い)の3つのレベルです。

例えば、可能性が「3:かなり起こる」であっても重大性が「1:軽微」であれば、対策の優先度は低くなります。
逆に可能性が「1:ほとんど起こらない」場合でも、重大性が「3:極めて重大」であれば、全社ぐるみで対策を練らなければなりません。

まとめ

KY活動で大切なのは「事故に遭いたくない」という気持ちです。これはKY活動の「敵」である「自分が事故に遭うわけがない」という油断と対極にあるマインドといえるでしょう。
労災事故の被災者になると、痛みに耐え、休業に耐え、入院生活に耐え、リハビリに耐え、職場復帰の難しさに耐えなければなりません。
「そんな目に遭いたくない」と強く思えば、KY活動にも力が入るはずです。


 

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