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公開日時 2022.02.24
最終更新日時 2022.04.01

土木作業員の熱中症対策 暑い夏を安全に乗り切る便利グッズ10選

夏の土木工事では熱中症に十分注意してください。熱中症は単に「暑さにまいる病気」ではありません。最悪死にいたる恐い症状なのです。
今回は、土木工事現場でできる熱中症対策を紹介します。

1:塩分を補給するための飴


大量の汗をかき体内の塩分が奪われると意識を失うことがあります。
そのため塩分を多く含む飴をなめながら作業するようにしてください。

2:熱中症指標計

熱中症指標計は、気温、湿度、輻射熱を測定し、熱中症のリスクを見える化する機器です。
熱中症指標計の数値によって許容される作業がわかります。

3:作業着に取り付ける扇風機


作業着に取り付けて強制的に風を送る装置があります。いわば「作業着用扇風機」です。作業着の背中の内側部分に小型扇風機を取りつけ、バッテリーをズボンのボルトに固定します。これで体温の上昇を抑えます。

4:ドライクールベスト

ドライクールベストは「ベスト型の水を入れる容器を着る」発想の商品です。ドライクールベストに水を500ミリリットル入れ、それを着用することで、水の冷気で体温を下げます。

5:清涼ファン、頭用

「清涼ファン、頭用」は、作業用ヘルメットに扇風機とバッテリーを装着した冷却機です。ファンは後頭部付近についています。

6:クールキャップ

クールキャップは「帽子型の水を入れる容器を頭に被る」発想の商品です。クールキャップに水を入れ、それを頭に被ることで水の冷気で体温を下げます。

7:首回り熱中対策、クールメットラビン

「首回り熱中対策、クールメットラビン」も後頭部を冷ますグッズですが、構造が単純なので安価です。専用の袋に保冷材を入れ、ヘルメットに取り付けるだけです。

8:通気性に優れた安全靴

足元の熱を取り除くには、通気性に優れた安全靴がおすすめです。
靴底から靴のなかの熱を逃がす構造になっていて、さらに中敷きがメッシュになっています。

9:経口補水液

熱中症の症状を悪化させる一因に、電解質の欠乏があります。経口補水液は、電解質を補給する水です。熱中症を発症したら、救急車を待つ間にこれを飲ませてあげてください。

10:冷却用包帯

冷却用包帯は、冷却効果がある特殊な液体を染みこませた包帯を太ももに巻くことで体温上昇を抑えるグッズです。

まとめ

日本の夏は年々暑くなる傾向にあり、何もしていなくても熱中症を引き起こすことがあります。したがって体を激しく動かす土木作業員はさらにリスキーな状態にあるといえるでしょう。
だからこそ、現場監督は万全の熱中症対策で現場の安全を守らなくてはなりません。そして作業員1人ひとりも自己防衛に努めてください。

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