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なぜ着用義務?知らないでは済まされない工事現場のヘルメットの着用義務について

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公開日時 2023.02.09 最終更新日時 2023.02.09

労働安全衛生規則などによって、工事現場ではヘルメットを着用するように規定されています。これを守らずに災害を起こした場合、労災保険のすべてもしくは一部が支給されなかったり、制限が行われたりして賠償額が減額されることがあります。ヘルメットの着用義務について解説します。

工事現場におけるヘルメットの着用義務について

頭上から物が落下してくる可能性がある場所では、ヘルメットの着用が義務づけられています。また、高所で作業する場合も、万が一墜落したときに頭部を保護する目的でヘルメットを着用するように定められています。

労働安全衛生規則では、労働者と使用者双方に義務を設けています。落下物の可能性がある状況や、自身が落下する恐れがある場所で作業する際、着帽指示を怠った使用者、着帽しなかった労働者それぞれが安全配慮義務違反となることがあるのです。

ヘルメットの着用を定めている規定

ヘルメットの着用を定めている規定

工事用ヘルメットの着用を定めている規定には、以下のようなものがあります。

  • 労働安全衛生規則
  • クレーン等安全規則
  • 厚生労働省による行政指導通達

「労働安全衛生規則」では、例えば、5トン以上の貨物自動車から荷物を積みおろす際や、建設の工事現場でジャッキ式の吊り上げ機械を使って荷物の吊り上げ・吊り下げを行う際などに着帽するよう定められています。

「クレーン等安全規則」では、クレーンや建設用のリフト、移動式クレーンのジブなどを組み立てたり解体したりする際などに着帽するよう定められています。

「厚生労働省による行政指導通達」では、フォークリフトや移動式クレーン、コンベヤ、ダンプトラックなどを扱う作業をする際などに着帽するよう定められています。

まとめ

ヘルメットは作業員の安全を守る大切な道具です。作業の内容によっては邪魔に感じることもあるかもしれませんが、落下物や墜落があった場合、ヘルメットを着用しているかどうかで被害の度合いは大きく変わってきます。労災保険や賠償額とも関係してきますから、必要なケースではくれぐれも着用するように心がけてください。

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