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耐震工事はどんな方法がある?耐震工事の方法と具体的な流れをご紹介

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公開日時 2022.08.10 最終更新日時 2024.01.29

いつどんな場所で起こるかわからない地震は、普段から備えておくことが大切ですよね。
地震被害の多くは建物や家屋の倒壊という調査結果が出ていることもあり、最近では家や建物にしっかりと耐震補強をすることが多くなってきました。
しかし、耐震補強をする工事と言っても具体的にどのような流れでどの部分を強くするのかご存知でしょうか?
ここでは、耐震工事現場に踏み入って工事の流れや耐震工事の方法をご紹介します。

 


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場所別の耐震工事の方法


一般的に耐震工事は家の脆い部分を補強していくものですが、全体的にバランス良く行うことが大切です。
ここではまず、耐震工事の場所別の方法から見ていきます。

・建物の基礎から作る耐震工事
建物の基礎は建物を支えている大きな柱となります。
古い木造住宅の特徴として鉄筋技術が無いので、「基礎をコンクリートで補強する」という工事が必要になります。
コンクリートで補強することで建物の強度が上がるとともに基礎と土台のしっかりとした繋ぎにもなります。

・接合部の耐震工事
次に大切になってくるのが接合部の補強です。
こちらも古い木造住宅では、接合部が金属で補強されていないので「金具でしっかりと補強すること」が重要です。
必要な部分を金具で補強することで倒壊しにくい建物を作ることができます。

・屋根の耐震工事
古い家の屋根は土瓦の屋根が多くなっています。
土瓦や粘土の屋根は、台風や強風では強いこともありますが地震の際には重くのしかかってくることがあるので揺れには弱く倒壊の可能性が高くなってしまいます。
屋根の耐震工事の際には「軽量の屋根材」を使います。
最近では、軽量でありながら丈夫という一石二鳥の屋根材もあるので地震対策には効果が期待できますね。

・壁補強の耐震工事
耐震工事の中でも一番大切だと言われているのが「壁の耐震工事」です。
壁は「耐震壁を新しく増設する」か「既存の壁に耐震補強をするか」で分けられるので、業者と相談しながら決めていくことをおすすめします。

・耐震シェルターを使った耐震工事
耐震シェルターとは「地震の際に一部屋だけ安全な空間を確保すること」です。
鉄筋や木材で作るのが一般的ですが、工事日数やコストもかかってくるので必要かどうか検討してみることをおすすめします。

耐震工事を始める流れ


耐震工事はいざ始めよう!と思っても、まずはじめに計画を立てることが大切になってきます。
ここでは、耐震工事の診断から実際の着工までの流れをご紹介します。

1. 専門家に耐震診断依頼をする
まずは家の状態を見てもらうために専門家の耐震診断が必要になってきます。
専門家探しは「日本建築防災協会」のホームページでも記載があります。

2. 耐震診断を受ける
専門家は主に3段階で住宅の劣化や欠陥を判断します。
1.0未満と判断された場合には倒壊の可能性があるということとなります。

3. 診断結果を使って耐震改修計画を立てる
診断結果について専門家に詳しい説明を受けた後、改修が必要な場所のチェックを行います。
その際に予算や希望をこちらが伝えながら設計書を作成してもらいます。

4. リフォーム業者に費用の見積もりを依頼する
作成してもらった設計書をリフォーム業者に提示し、工事費用の見積もりを依頼します。
いくつかの業者から上がってきた見積もりをチェックして1社に絞っていきます。
この時、不明点はしっかりと質問することが大切です。
問題がなければそのまま発注して完了です。

5. 着工スタート
耐震工事がスタートします。

時間とコストがかかる耐震工事は「工事の内容や流れの把握」が大切

命を守る家や建物の耐震工事は、実は中身の実態まであまり知られていないことが現状のようです。
しかし、専門家に耐震補強依頼をすることで、今まで見えてこなかった家の欠陥や問題点が見えるようになってくるので、ぜひ一度調査から検討してみることをおすすめします。

 


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