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日本が誇る土木構造物。ダムの歴史を知る①【古代~中世編】

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公開日時 2023.04.15 最終更新日時 2023.04.15

日本は山岳の面積が広い関係で斜面が多く、流れが急な川が多いため、古代から治水工事を行われてきました。
そのため、日本のダムの歴史はかなり古いです。
本記事では日本が誇るダムの歴史のうち、古代から中世にかけての部分を紐解いていきます。
重機がまだ登場していないような古代に作られたにも関わらず、今なお残るダムも存在するので、歴史とダムのロマンを感じてみてください。

 


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日本最古のダム式ため池は7世紀に作られた!

日本のダム建築が始まった具体的な時代は不明ですが、稲作が広まった弥生時代頃から灌漑の必要があり、用水路が作られてきたと考えられています。
記録に残る最古のため池は古事記や日本書紀に登場しています。
日本最古のため池と言われる蛙股池は162年に作られたと言う説がありますが、日本初の「ダム式ため池」とされるのは大阪府にある「狭山池」です。
狭山池は現在でもその姿を見ることができます。
この狭山池の建設がいつ行われたのかは諸説ありましたが、近年の調査によって、7世紀前半に建設されたことがわかっています。
狭山池は灌漑用のため池でしたが、1988年から10年以上の改修工事を経て、現在では洪水調整機能を有するに至りました。
また、8世紀には日本最大の灌漑用ため池である「満濃池」が作られました。
満濃池は空海が改修に関わったことで知られており、何度か決壊しながらも修復されています。
満濃池を作る満濃池ダムは香川県最大のダムとして、現在でも使われています。

日本初の多目的ダムと世界最高のダム

日本初の多目的ダムと世界最高のダム

古代~中世のダムを語るときに欠かせないのが「昆陽池」と「大門池」です。
昆陽池は731年に完成した兵庫県伊丹市にあるため池ですが、周辺が洪水多発地帯だったため、灌漑のためだけでなく治水の役割も持っていました。
日本初の多目的ダムとして知られています。
昆陽池は阪神大震災の直撃を受けても現在まで残っており、上下水道用の貯水池として活用されています。
もう一方の大門池は、奈良県生駒郡にあった灌漑用のため池です。
1128年に完成したこの池ですが、当時のダムの高さは32mもあり、世界のダムの中で最も高いダムだったとダムの歴史にその名を轟かせています。
大門池は2012年に作られた大門ダムの底に沈んでしまいましたが、完成してから約300年も世界一の座を守り続けていました。

古代のダムを見に行くのも楽しい

ダムと言うと近代的なイメージがあるかもしれませんが、古代から現代に残るダムも存在します。
いくつかのダムには近くに博物館も作られているので、ダムの見学に行ったらぜひ訪れてみてください。
実際のダムや博物館で、古代の建築技術を学んでみるのも面白いかもしれません。

 


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