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いまや話題のブロック塀診断士!どんな資格?具体的にどんな仕事をしているのか

働く
公開日時 2022.09.05 最終更新日時 2023.10.27

地震大国の日本においては、以前から地震の影響によってブロック塀が倒壊する危険性があると指摘されてきました。
2018年6月18日に起きた大阪北部地震においても、高槻市立寿栄小学校でブロック塀が倒れ児童が犠牲になるという痛ましい事故が発生しました。
そんな中、注目されているのが、ブロック塀診断士です。
しかし、一般の人にとっては、どんな仕事をする人なのかわからないことでしょう。
そこで今回は、ブロック塀診断士とはどんなものなのか解説したいと思います。

ブロック塀診断士とは


ブロック塀診断士とは、地震の際、倒壊の恐れがある塀の判断をすることができる、「社団法人日本建築ブロック・エクステリア工事業協会」が定める資格のことです。
本資格は、1995年10月に制定された、「建築物の耐震改修の促進に関する法律」を受け、1998年4月に、既存のブロック塀の性能評価が行える資格を認定することとなりました。地震や台風によるブロック塀の災害防止を目的とし、地方自治体や行政との密接な連携のもと、ブロック塀の危険箇所改善のための指導を行っています。
なお、2013年度以降、本資格は5年ごとに登録更新を行う義務が発生しています。

ブロック塀診断士の仕事


ブロック診断士の仕事内容は、環境保持と地域の安全のためにブロック塀の危険箇所を調査し、地震などにおける災害を防止することです。
また、住宅のリフォームにおける、既設ブロック塀の診断業務なども行います。
設置後、年数が経過したブロック塀は、見た目にはわかりづらいのですが、内部の鉄筋の錆やセメントの劣化が進んでいることが多く強度が落ちていることが多いのです。
その結果、建築基準法に定められた強度を満たせないブロック塀が多くなるため、最悪の場合、倒壊などが原因で、事故に発展することもあります。
したがって、そのような事故を未然に防ぐため、一定の基準を満たしたブロック塀かどうかをブロック塀診断士が調査しているのです。

今後もますます市場価値が向上

ここまで、ブロック塀診断士の仕事内容について紹介してきました。
日本には、至る所にブロック塀があり、そして今なお、新たなブロック塀が日々造られています。
そのため、ブロック塀診断士の活躍するフィールドは、今後もどんどん広がっていくでしょう。
資格取得のための試験は年一回ですので、チャレンジしたい人は次回に向けて頑張ってください。

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