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ダムってどうやって作ってるの?工事の工程、流れについて解説

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公開日時 2023.03.13 最終更新日時 2023.03.13

ダムは、貯水や水量調節、発電のために必要不可欠な設備です。
ダムがなければ、大雨が降ったときには川の水が溢れて洪水になってしまいます。
また、雨が降らない日が続いたときには必要な水が確保できなくなってしまいます。
ここでは、そんな私たちの生活に欠かせないダムの工事の工程についてみていきましょう。

ダム工事の流れ① 予備調査


ダム工事に関する本格的な調査を始める前に予備的に行われるのが、予備調査です。
治水計画などの計画調査や地元への説明、地質調査、そしてダムの大まかな設計などが予備調査に含まれます。
予備調査を通して、ダム工事のために必要な条件がそろっているのかどうかを確認します。

ダム工事の流れ② 実地計画調査

ダム工事の流れ② 実地計画調査


予備調査が行われた結果、ダムの建設に問題がないと判断されれば、実地計画調査に移ります。
実地計画調査では、国庫補助金を受けながら予備調査以上に細かく調査を行います。
具体的には、詳細な地質調査などがこれに含まれます。

ダム工事の流れ③ 地元交渉


実地計画調査と並行して行われるのが、地元交渉です。
ダム工事の最中は、周辺地域に大きな影響を与えます。
また、ダムの建設が完了した後の変化も地域にとって非常に重要です。
そのため地元交渉では、国や県、市町村などの職員が地域の人々に詳しく説明を行います。
さらに、ダム工事のためには必要な用地を譲ってもらわなければいけません。
このことについても地域の人々との交渉が行われます。

ダム工事の流れ④ 建設事業

実地計画調査が完了したら、いよいよ実際のダム工事が行われます。
建設事業が開始されると、まずは工事用の運搬路が造成されます。
運搬路が完成したら、ダム工事中に水を流すための一時転流、基礎地盤を出すための基礎堀削、ダム内部に水を流すための二次転流、コンクリートの製造と運搬、そしてダム本体建設のための堤体打設の順で工程が進められます。
また、詳細調査設計や用地の調査・買収・補償などもこの段階で行われます。

まとめ

ダム工事は、10~20年ほどの工期を必要とします。
また、ダム工事は完成したらそれで終わりではありません。
ダム完成後には安全性を確認するための試験湛水が行われ、また実際にダムを運用するときには数名の職員が配置されます。
さらに、ダムを造るときには公園などのダム周辺設備の建設も必要となります。
これらの面から考えても、ダム建設はかなり大規模な計画だといえるでしょう。

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