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クレーン運転者に指示をする玉掛け合図をまとめてみた!

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公開日時 2023.02.13 最終更新日時 2023.02.13

クレーンを使って玉掛け作業を行う場合には、玉掛け作業者がクレーンの運転者に対して合図を送って誘導することで荷物の吊り上げ作業を行います。
今回は、その際に使われる玉掛け合図について紹介したいと思います。

玉掛け作業の合図方法

玉掛け作業の合図方法


玉掛け作業を行う際、クレーン運転士と玉掛け作業者の距離が近い場合には、手(または旗)と笛を使った合図を使ってクレーンを誘導します。
合図にはさまざまな種類がありますが、クレーン運転士免許の資格試験や、玉掛け特別教育、技能講習などで習得するのが一般的です。

以下で、玉掛け作業の合図方法について紹介します。

・呼び出し:片手を上げる。
笛を長く一声吹く。
・位置の指示:指で方向を示す。
笛は不要。
・巻き上げ:片手を上に上げて輪をかくようにする。
笛は短く二声、間を置いて繰り返す。
・巻き下げ:手のひらを下にして、手を下に下げる。
笛は短く三声、間を置いて繰り返す。
・ブーム上げ:親指を立てて上げる。
笛は不要。
・ブーム下げ: 親指を立てて下げる。
笛は不要。
・水平移動・手のひらを移動方向へ示す。
笛は不要。
・微動:小指で巻き上げ、巻き下げの動作を行う。
笛は操作指示前に短く一声吹く。
・ブームを伸ばす:拳を頭に乗せた後で、親指を立てて握りこぶしを斜め上へ動かす。
笛は不要。
・ブームを縮める:拳を頭に乗せた後、親指を下に向けて握りこぶしを斜め下に動かす。笛は不要。
・停止:手のひらを高く上げる。
笛はやや長めに一声強く吹く。
・急停止:両手を広げ高く上げて振る。
笛は短く連続して吹く。
・作業完了、終了:挙手または頭上に交差する動作を行う。
笛は短く連続して吹く。

無線による玉掛け合図方法


次に、無線を使った玉掛け作業時の合図方法について紹介します。
タワークレーンなどのクレーン運転士と、玉掛け作業者との距離が遠い場合には、手や笛の合図が届かないため、無線を通して合図を送ることになります。
このとき、「運転士から見た左右」で合図を出すようにします。
したがって、「合図者から見た左右ではない」という点に留意しましょう。

以下で、無線による玉掛け作業の合図方法について紹介します。

・フック巻き上げ:「ゴーヘッド」、「巻いて」、「巻き上げて」
・フック巻き下げ:「スラー」、「下げて!」、「降ろして」、「巻き下げて」
・ブーム起こす:「親ゴー」、「起こして」、「ブーム上げて」
・ブーム伏せる:「親スラー」、「寝かせて」、「伏せて」、「ブーム下げて」
・ブーム伸ばす:「伸ばして」、「ブーム出して」
・ブーム縮める:「縮めて」、「引っ込めて」、「ブーム縮めて」
・ブーム伸ばす:「伸ばして」、「ブーム出して」
・旋回:「右(左)旋回」、「右(左)へ回して」

合図の熟知が前提

ここまで、玉掛け作業時に使う合図について紹介しました。
いうまでもなく、クレーン運転士及び、玉掛作業者の両方が熟知していることが前提となっていますので、しっかりと覚えておくようにしましょう。

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