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建設現場女子とは?ヘルメットがズレる等のあるあるやメリットも紹介

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公開日時 2022.09.27 最終更新日時 2024.01.29

こちらの記事では、建設現場女子についてご紹介いたします。

 


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現場女子とは


建設現場女子とは、建設工事現場で働く女性を指す言葉です。平成30年度の国土交通省の調査データでは、建設現場で働く女性技術者は4.0%、技能者は1.7%と男性と比べてまだまだ少ないのが現状です。

この記事では、建設現場で働く女子のあるある10選、メリット・デメリットについてなど紹介していきます。建設現場で働くことに興味がある女性は参考にしてみてください。

出典:建設現場をとりまく現状と課題|国土交通省

建設現場女子のあるある6選


建設現場はこれまで女性が極端に少ない世界となっていたため、女性が建設現場で働く場合はどうしても違和感を覚えたり、それが悩みの種になっていたりするケースがあります。
また、このような建設現場女子あるあるは、建設現場にはまだまだ女性には働きにくい部分がある証拠だと言えるでしょう。
ここでは、まずは建設現場女子のあるある6選を紹介していきますので、参考にしてみてください。

1:トイレや更衣室が少ない

女性にとって切実な悩みといえるのが、女性用トイレと更衣室の設備が少ないことでしょう。
必然的に男女兼用のトイレを使わざるを得ないため、汚物入れがなく、清潔さに欠けるというトイレ環境が一番の悩みなのです。

男性ばかりの環境では更衣室を用意する必要少ないため、女性は着替える場所の確保に苦労するようです。しかし、国土交通省は建設業に「女性の雇用を増やす取り組み」を推進しており、女性用トイレと更衣室の増加などの環境整備を業界全体に求められています 。

2:作業着やハーネスのサイズが合わない

建設現場に必須の作業着やハーネスですが、建設業界が男性社会であることから、もともと女性に合ったサイズが少ないです。そのため、やむを得ず男性用を着るしかないことが多くあります。
しかし、近年ではそのような女性の悩みを解消すべく、作業着の大手メーカーが女性向け作業着の商品開発に力を入れています。現在は女性用サイズの作業着も拡大傾向にあるので、今後は安心して働くことができるでしょう。

3:ヘルメットがズレる

作業着やハーネスのサイズが合わないのと同様に、ヘルメットも基本的に男性向けのサイズになっています。
そのため、女性が同じサイズのヘルメットを使用すると、ヘルメットがずれてしまいます。
しかし近年では女性用サイズのヘルメットも開発されているため、今後はきちんと安全を守れるヘルメットを利用することができるでしょう。

4:安全靴のデザインがいかにも現場

安全靴は建設現場で作業員の足元を守る大切なアイテムですが、これまではいかにも現場といった面白みのないデザインのものばかりでした。
しかし近年では、安全靴にもデザイン性の高いものが増えてきています。特に安全靴とは厳密には違いますが、一般的なスニーカーよりも安全性を高めたプロスニーカーであれば、女性にもおすすめのおしゃれなデザインのものが豊富にあります。
ただし、プロスニーカーは不可という現場もあるため、その点には注意が必要です。

5:暦通りに休めず周りの人と休日が合わない

建設業界では、多くの企業が実質的に週休一日の状態で稼働しています。土木工事でメインとなっている公共事業は納期が厳密に決められているため、確実に納期に間に合わせるためにはどうしても土曜日も働く必要があるためです。
また、そのような事情から長期休暇もタイミングによっては取りづらいケースがあるため、周りの友人と休みを合わせることが難しいことは建設現場女子の悩みの1つです。

6:職場で性別は関係ない

職場で性別は関係ありません。仕事以外では女子だからと特別扱いされることもありますが、仕事では基本的に性別は関係なく、男性同様の扱いになるでしょう。

女性にとって性別関係なく扱われることは、良いこともあれば「きついな」と感じることもあります。力仕事や、砂埃で顔や服が汚れようとも、なりふり構わず男性と同じように作業しなければならないシーンもあります。

建設現場の仕事は、命を預けて仕事することが多いため、女性だからといって手加減する余裕はありません。ただ、建設現場のように女性だからと特別視せず、平等に扱ってもらえる職種というのは珍しいでしょう。

建設現場女子のメリット6つ


建設業界はまだまだ男性社会なので、建設現場で働くことを考えると、女性であればどうしても「大変そうだな」「ついていけるかな」と不安になることも多いでしょう。
しかし女性が建設現場で働くことには、企業側だけでなく女性本人にもさまざまなメリットがあります。
ここでは建設現場女子のメリット6つをそれぞれ紹介していきますので、ぜひ建設現場女子を考える参考にしてみてはいかがでしょうか。

1:現場に馴染みやすい

建設現場で働く女子のメリットとして1つ目は、現場に馴染みやすいことです。建設業界は男女比から見ると、男性が大半を占めています。そのため、女子ということで、すぐに顔や名前を覚えてもらえる可能性が高いでしょう。

女性というだけで現場の職人さんたちに可愛がってもらえることもあり、馴染みやすい環境です。職人気質の厳しい人であっても、一生懸命仕事をしていれば優しくしてくれるでしょう。

2:服装は基本的に自由

建設現場で働く女子のメリットとして2つ目は、服装は基本的に自由なことです。女子にとって作業着が嫌で建設業を避ける方も多いのではないでしょうか。

もちろん、会社や現場の状況にもよって作業着が必要になることもありますが、服装が自由な建設会社も増えています。髪の色や髪型、ネイルなども自由なので、ある程度おしゃれを楽しみたい方にもおすすめです。

3:産休・育休からの復帰が可能

建設現場で働く女子のメリットとして3つ目は、産休・育休からの復帰が可能なことです。国土交通省から出ている建設業就業者の現状データを見ると、2015年の段階で建設業は55歳以上が3割を占め、29歳以下が約1割と高齢化が進行しています。

特に現場監督不足は深刻です。既に慢性的な人手不足に陥っているため、復帰できないケースは起こりにくいでしょう。一般的な事務職の場合は、産休・育休を取るとありがちな復職できないケースがない点も大きなメリットだと言えます。

出典:建設業就業者の現状|国土交通省

4:女性労働力が重宝されている

建設現場で働く女子のメリットとして4つ目は、女性労働力が重宝されていることです。多角的な視点という意味で、女性は男性が多い建設業にとって貴重な存在です。

男性は女性にはない力強さや体力がありますが、大雑貨な部分がある人も多いため、女性らしいきめ細かい対応をすると「女性が入ると仕事も丁寧になるな」と、作業の面からも周囲に評価されるでしょう。

5:仕事をしながら健康な体づくりができる

建設現場で働く女子のメリットとして5つ目は、仕事をしながら健康な体づくりができることです。

大人になるとどうしても運動不足になりがちですが、建設現場の仕事をしていれば、ジム通いなどしなくても、筋力を付けてスタイルキープできる利点はあるでしょう。一日体を使った仕事は、くたくたになることもありますが、心身共にすっきりするというメリットもあります。

6:OLよりも給与が多い

建設現場で働く女子のメリットとして6つ目は、OLよりも給与が多いことです。事務・アシスタント職についている女性の平均給与は約317万円ですが、建築・土木系エンジニア職についている女性の平均給与は約364万円です。

肉体的に大変な仕事ということもあり、給与が良いメリットがあります。技術職は資格も給与に影響してくるので、人によってはさらに大きな収入を得ている建設現場女子もいるでしょう。

出典:女性の平均年収ランキング最新版(2020)職種ランキング|doda

建設現場女子のデメリット5選

建設現場女子のデメリット5選


建設現場で働く女子のデメリット5選について紹介します。建設業界はもともと男性ばかりの世界でした。建設現場で働く女子が今も少ないことは、それなりの理由がデメリットとして存在しているからでしょう。

建設現場で働く女子のデメリットには、残業が多い・休日出勤が多い・基本的に朝が早い・夏場は日焼け対策が必須・体力的な限界があるなどが挙げられます。デメリットについてもきちんと理解しておきましょう。

1:残業が多い

建設現場で働く女子のデメリットとして1つ目は、残業が多いことです。女性に限ったことではありませんが、建設現場の仕事は基本的に労働時間が長い傾向にあります。

国土交通省の年間所定内労働時間に関するデータでは、建設業の所定外労働時間は160hです。運輸業・郵便業の305hよりは少ないですが、全産業の平均は132hなので、全体から見ると残業が多いことがわかります。

出典:建設業及び建設工事従事者の現状|国土交通省

2:休日出勤が多い

建設現場で働く女子のデメリットとして2つ目は、休日出勤が多いことです。国土交通省の年間所定内労働時間に関するデータを見ると、全産業は1,609hであるのに比べて、建設業は1,918hと多くなっています。

他の産業と違い、建設業は週休2日がとれていないことが理由でしょう。建設現場の仕事は納期厳守なため、作業の進行具合を見て納期に間に合わなければ、残業か休日出勤をしなければなりません。

お客さんとの信頼関係に関わるため、納期が守れないことは会社として大きな問題になります。計画通りの日数で仕事を終えなければ、予定よりも工数が伸びてしまい、次に予定していた仕事にも影響が出かねません。

また、雨の日が多く現場で作業できないこともあるため、予定はあくまで予定ですが、工期の遅れは許されない環境ということもあり、残業や休日出勤でカバーせざるを得ない現状があるでしょう。

休日に友人とショッピングや恋人とデートの約束など、プライベートを充実させたい人にとって、予定を仕事都合でキャンセルしなければならない状況は辛い部分があります。

出典:建設業及び建設工事従事者の現状|国土交通省

3:基本的に朝が早い

建設現場で働く女子のデメリットとして3つ目は、基本的に朝が早いことです。 建設現場は朝早くから仕事がスタートする傾向にあるため、朝が弱い人にとっては大変です。朝が早いため、日常の行動をある程度パターン化しなければなりません。

業務時間は8時~17時の現場が多いため「朝早く仕事を始めて夜は早めに帰りたい」と考える人には良いですが、「夜は夜更かししたい日もあり、朝はゆっくり起きたい」と思っている方には不向きな仕事でしょう。

納期がある仕事なので遅刻にも厳しく、度々遅刻がある人間は信用されなくなる場合もあります。

4:夏場は日焼け対策が必須

建設現場で働く女子のデメリットとして4つ目は、夏場は日焼け対策が必須なことです。夏場も建設現場の仕事は野外で行うことが多いです。長袖長ズボンが安全上義務なため足は日焼けしませんが、手と顔の日焼け対策は必須です。

長袖を着たり、日焼け止めのスプレーやクリーム、ジェルなどを塗って日焼け対策をします。しかし、暑い時期に長袖を着る、汗を掻いてベタつく時期に日焼け止めを塗るのは不快感が高いでしょう。

日焼けによる肌荒れやシミができると、女性としては「違う仕事をしていたら良かったかも」と感じてしまうこともあるでしょう。

5:体力的な限界がある

建設現場で働く女子のデメリットとして5つ目は、体力的な限界があることです。体力に自信があれば良いですが、そうではない場合は慣れるまでは辛い仕事になるでしょう。

職場は屋外がほとんどなので、夏は暑く冬は寒い環境下での仕事になります。もともと体が弱い人であれば現場作業を続けるのが困難になることもあります。歳をとれば体力は衰えていき、長く続けるには難しい部分もあるでしょう。

現場監督まで上り詰めれば肉体労働はなくなりますが、人手不足の場合は仕方なく肉体労働が発生することもあります。

現場女子のやりがい


建設現場女子のやりがいとしては、建設物に関わる仕事なので、地図に書かれるもの、風景の一部の制作に着手できるという点でしょう。完成後は、たくさんの人に利用してもらったり、喜んでもらったりします。

また、携わる建物が広大な敷地の中に立つ大きな建物だった場合、スケールの大きな仕事ができることでもあり、完成したときの達成感はひとしおでしょう。十分なやりがいにつながり、モチベーションを高く保つことも可能です。

経験の中で技術を高めていける仕事でもあるので、自分の成長を日々感じられます。職人さんの中では女性を認めない傾向がありますが、地道に仕事に取り組んだ結果、認められたときは大きなやりがいを感じるでしょう。

建設現場も現場女子が働きやすい職場環境に変わりつつある


建設女子あるあるは、建設現場で働く女性なら必ず直面する悩みです。

しかし、女性でも働きやすい職場環境に変わりつつあるので、この悩みもいずれ過去のものとなるといえます。

環境に対して柔軟に対応できる女性の特性を活かすことで、より活躍できる職場が増えるでしょう。


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建設現場女子とは?

建設現場女子とは、建設工事現場で働く女性を指す言葉です。平成30年度の国土交通省の調査データでは、建設現場で働く女性技術者は4.0%、技能者は1.7%と男性と比べてまだまだ少ないのが現状です。

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