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建築業界で上司が部下の目標設定をする時の例5つ|目標設定のポイントは?

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公開日時 2023.02.13 最終更新日時 2023.02.13

若手現場監督の目標設定とは


入社したての若手現場監督は、仕事の進め方について手探りの状態です。
しかし、ただ目的もなく毎日の業務を進めているだけでは成長できません。
将来の建設業界を担う若手現場監督を育成するためには、段階的かつ具体的な目標設定が大切です。

若手現場監督に目標設定が必要な理由

現場監督だけではなく、他のすべての仕事にも言えることですが、目標設定をすることで入社してすぐに業務の目的や責任の意味が分かるようになります。
また、目標御達成することで仕事の楽しさにもつながり、能動的に動ける人材へと成長させることができます。

建築業界で上司が部下の目標設定をする時のポイント


先述したように、上司が部下となる若手現場監督に安心して仕事を任せられるようになるには、まず上司協力のもと、目標設定をすることが大切です。
経験の浅い部下には、まず達成する喜びを感じつつ、仕事の面白さを知ってもらうのが効果的です。
専門的に覚えることが多く責任もある現場監督の仕事ですが、目標達成し面白さを少しずつでも感じていくと仕事の効率も上がっていきます。
ひと言に目標設定と言っても、いくつかポイントがあるので確認をしていきます。

1:具体的で細かい目標設定をする

若手現場監督が仕事を順調に覚えていくためには、仕事が面白いと感じる環境を作ることが大切です。
面白いと感じたりやりがいを感じたりしていれば、どんどん仕事を覚えていきます。
それには、小さな目標を設定するのがいいでしょう。
目標を達成に向けて努力し、達成できたら次の目標といった具合です。
目標を達成できればやりがいを感じられるため、次目標に向かって努力しようという気持ちになれるでしょう。
この際に目標の内容は、なるべく具体的で細かく分けたものにするのがポイントです。
具体的な目標であれば、達成するために必要な努力の方向性や程度も把握しやすくなります。
目標達成のためにどうすればいいのか分からず困ってしまうことはありません。
細かく分かれていれば、1つの目標を達成してから次の目標を達成するまでの期間も短くて済むため、努力が続きやすいです。

2:抽象的・長期的すぎる目標設定をした場合

上長の立場にある人は、長期的な視野で物事を考えることが多いです。
そのため、若手現場監督に対して教育や指導を行うときにも、つい長期的すぎる目標設定をしてしまうかもしれません。
「常に先を読んで行動する現場監督になる」のように、理想を挙げているような抽象的な目標になってしまうこともあるでしょう。
目標が抽象的だと、人によって解釈に差が出てしまいます。
そのため、目標達成のためにどのような方向性で努力すればいいのか分からず、困ってしまうことも少なくありません。
また、目標が長期的すぎるとやる気も長続きしないことが多いです。
長期的な目標を設定したい場合には、短期的な目標も併せて設定するのが望ましいでしょう。
また、中には抽象的な目標設定をして、上長が意図するのと同じように解釈できる人もいるかもしれません。
しかし、それが上手くできる人はごく一部です。
大半の人は、抽象的な目標設定では意図したように育ってはくれません。
このことを念頭において、新人や若手の教育を行いましょう。

建築業界で上司が部下の目標設定をする時の例5つ


では実際に、部下に目標設定をする時にはどんなものが挙げられるでしょうか。
ここからは、「仕事の流れを覚える」、「指示待ちをしない」をはじめとした、5つの例を挙げて解説します。
部下の目標設定に悩んでいる方は参考にして下さい。

1:仕事の流れを覚える

上司から部下への具体的な目標設定は、まず仕事の流れを覚えることです。
現場監督は建設現場の責任者であり、現場において作業員に適切な指示を出し、工事全体の管理を行う立場にあります。
工事を正しく進め完成させるために、現場責任者としての責務を全うしなければなりません。
仕事の流れを覚えるには、メモを細かく取り記憶に残していく方法があります。
現場監督になり立ての頃は色々と覚えることが多く困惑してしまう場合が多いため、若手現場監督にとっては、まず仕事の流れを覚えることは必須と言えるでしょう。

2:指示待ちからの脱却を図る

工事を正しく進め完成させるために、現場責任者としての責務を全うしなければならず、いつまでも上司からの指示を待っていてはいけません。
指示待ちからの脱却を図り、自分で考え判断し、部下自身が職人を含め作業員に支持できるようにならなければいけないのです。
例えば上司がいる現場では、上司が部下に対して環境による違いはありますが懇切丁寧に教えてくれない建設現場も多く、就任下ばかりの現場監督は自力で仕事を覚えることも大切です。
初めは失敗することもありますが、何度も経験を重ねていくうちに当たり前のように業務をこなせている日が訪れます。
業務をこなしていけるようになると自信もつき、さらに仕事の効率が上がっていきます。

3:同じミスをしない

業務は施工計画の作成から現場の工程や安全管理、建築物の品質管理までと多岐にわたります。
ミスは誰にでもありが、同じミスを繰り返すことは工事を遅らせてしまったり、取り返しのつかない事故に繋がったりもしかねません。
ミスをしてしまっても原因などを振り返り、考察し改善していくよう務めなければいけません。
同じミスをしないように目標設定をし、クリアしていくことが大切です。

4:コミュニケーションを図る

工事現場では多くの人が仕事をしているため、的確に多くの人に現場監督は指示を出したり、作業員の報告から状況を正確に把握する必要があるので、コミュニケーション能力は必須の能力として求められます。
若手の現場監督の場合、就任直後は右も左も分からず苦悩することが多いため、不明点などを気軽に仲間に聞きやすい環境にする努力が重要です。
新参の現場監督自身で働きやすい環境にしていくためには、現場に馴染む態度で臨む方法が最善です。
ベテランの職人や上司などを相手に、最初は緊張したり発言しにくかったりと困難があるかもしれません。
慣れもありますが、コミュニケーションが円滑に取れるよう自分から歩み寄っていく姿勢は大切です。

5:職人の仕事を理解する

中には若い現場監督の指示を聞かない職人もいるでしょう。
最悪の場合には、工事でミスやトラブルが発生することもあり得ます。
職人の仕事を理解しようと目標設定し、努力する姿勢を見せることで職人たちから頼られるようになり、作業効率を上げることにつながります。
相手を動かしたい場合には、自らが先んじて動くことで信頼を得られるので非常に重要です。

上司が部下に教えるべき若手現場監督の仕事5つ

上司が部下に教えるべき若手現場監督の仕事5つ


入社したての若手現場監督には、まずどのような仕事から覚えてもらうのが効果的なのでしょうか。
ここからは、はじめに上司から部下に教えるべき現場監督の仕事を5つ紹介します。

1:現場の掃除

現場監督は、就業開始時刻前に現場に入り、掃除や道具の準備などをします。
現場周辺の住宅状況によって時間は左右する場合もありますが、就業開始にはまず掃除から始めます。
工期内に現場を終わらせるには、現場監督が率先して作業環境を整え、適切な工程を指示、管理することが重要となります。
現場監督は、工事・作業を効率良く進めていく上で欠かせない存在です。
上司の立場から部下に対して、目標設定のアドバイスをする必要があります。

2:朝礼の準備

現場掃除の後は、全体朝礼の準備に取りかかります。
朝礼では現場監督は作業工程の確認を行います。
現場によってビル建設や住宅建築など作業工程は様々ですが、現場監督は任された現場の工程を細かく管理することになります。
作業の業者やクライアントが確認できるように、現場監督が書類を作成しなければいけません。
日々の業務では、現場監督の高い管理能力や責任感が求められるようになります。

3:職人の手伝い

現場仕事のプロである職人に聞いて、浮かんだ疑問をすぐに解決できるなど、仕事を早く覚えることができる方法があります。
現場監督としての経験が浅いと、建設作業の工程や効率について詳しくはないので、それぞれのプロの職人さんに教えてもらいながら、仕事をするのが良いです。
それに30代や40代以降のベテラン職人につき手伝うことで経験によって培われてきた的確な理論を学ぶことができます。

4:現場写真の撮影

若手の現場監督の場合に早く仕事を覚える方法として、仕事風景を撮影・録画・録音などしておけば、いちいちメモしなくて済むため、効率良く覚えることができます。
また、動画や写真などで撮影することで、動きがなければ理解しにくい作業工程など、メモなので書くよりも繰り返し見て覚えられるので安心できます。
例え音声のみでも録音しておけば、繰り返し聞くことで自然と作業を覚えられるので、現場監督としての責任が果たしやすくなります。
ただし無断で行わずに、上司や職人などに許可を取ってから実行する必要があります。

5:飲食物の準備

仕事の覚え方の基本として、周囲への礼儀をしっかり行うことが挙げられます。
就任直後の現場監督は右も左も分からず困惑することが多いです。そのため不明点を仲間に聞きやすい環境にする努力が重要です。
現場監督といって、傲慢な態度や偉そうな口調で対応していれば職人からの信頼を寄せることはありません。
例えば暑い日の飲み物や疲れた体に甘い物の差し入れなど、作業員への気遣いと敬意も忘れずに行動することが大切といえるでしょう。

部下の目標設定をする時のポイントを知ろう


新人や若手は将来の会社の担い手となる人材です。
上手に育成できるかどうかが、今後会社が発展できるかどうかを左右するでしょう。
細かな目標設定は、やや面倒に感じられるかもしれませんが、会社の未来を支えるためしっかり育成していきましょう。

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