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【バブル期の建築物シリーズ④】負の遺産?バブル期の建設したマンションが老朽化する影響とは

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公開日時 2023.03.09 最終更新日時 2023.03.09

今から約30年前に訪れた日本のバブル期。
この時期には多くのマンションが建てられました。
豪華な内装や外観のマンションは、価格が高くともすぐに売れたといわれています。
しかしそんなバブルも今や過去のものとなりました。
今回はバブル期に建設されたマンションやその老朽化についてご紹介します。

バブル期のマンションの特徴

バブル期のマンションの特徴

バブル期の建築物は今では考えられないほど、価格が高いものもありました。
しかしその分、内装などがとても豪華につくられています。
実用的とはいえないまでも、細かい彫刻が施されていたり、共用設備にこだわっていたりなどの特徴があります。
価格が高くてもどんどんマンションが売れる時代だったので、さまざまな付加価値がつけられました。
またお金を持っている方がこのようなマンションを購入するため、修繕もしっかり行われています。
そしてバブル期にはマンションが乱立したため、良い土地にはすでにバブル期のマンションが建っていることも多いです。
そのため、良い土地のマンションを購入したければ、バブル期のマンションも選択肢のひとつといえるでしょう。
ですが、バブル期のマンションは「負の遺産」と呼ばれることも多いです。
それはなぜなのでしょうか。

バブル期のマンションの老朽化

バブル期の建築物が負の遺産と呼ばれる理由のひとつは老朽化です。
バブル期は今から約30年前の1980年代~1990年代にかけてなので、そろそろ老朽化を迎えています。
そのため立地の良くないマンションは買い手のつかないままになっているものも多くあります。
一般的に鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造のマンションの耐用年数は47年とされています。
そのため今購入しても10~20年後には耐用年数を迎えると考えている方もいるようです。
ただしこれはあくまで法定耐用年数であるため、これを超えるとすぐに壊れるというわけではありません。
また1981年に新耐震基準が設けられており、これを境にマンションの価値は分かれることになりました。
バブル期のマンションはこの時期よりあとのため、耐震基準は満たしているということになります。
ただ、内装部分は劣化していきます。
水道・ガス・排水管は劣化し、外壁は汚れ、塗装などは老朽化していきます。
そのためバブル期のマンションが欲しいと思った際には、修繕費が必要となるでしょう。

バブル期のマンションが抱える問題

バブル期は高級志向マンションが多く建てられ、億ションともいえる建物も多く見られました。
しかし老朽化がすすみ、水回りの設備などは今とは比べ物にならないほどの差があります。
住むにはリフォームが必要なため、二の足を踏んでいる方も多いようです。
ただし都市部では立地の良いマンションもあるので、購入する際には設備や立地などトータルを見て考えることが必要です。

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