施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

今使っている道具はいつからあった?【スコップ・シャベル編】

学ぶ
公開日時 2022.09.27 最終更新日時 2022.09.27

工具や道具の歴史を見てみると、意外な発見があるかもしれません。
土を掘り起こすため、土や砂利などを移動させるために使うスコップやシャベルは、いつごろから使われているかご存知ですか?
また、スコップとシャベルは何が違うのかもしっていますか?
今回は、スコップとシャベルの違い、スコップとシャベルの歴史についてご紹介します。

スコップとシャベルの違い

スコップはオランダ語の「schop」が語源となっています。
一方、シャベルは英語の「shovel」が語源でショベルと呼ばれることもあります。
油圧ショベル、ショベルカーのショベルも同じ意味合いのものです。
スコップもシャベルも、語源となる言語が異なるだけで本来は同じ意味の言葉ですが、実際にはスコップとシャベルは使い分けられていることが多くなります。
東日本では、足をかける部分がある大型のものをスコップ、小型のものをシャベルと呼ぶことが多くなり、反対に西日本では、足をかける部分がある大型ものをシャベル、小型のものをスコップと呼んでいます。
建設業界では、掘るための道具として足をかける部分があるものをシャベル、すくうことを目的にして足をかける部分のないものをスコップと呼ぶことが多いようです。

スコップとシャベルの歴史

スコップとシャベルはもともと農業用の道具である「堀棒」、「踏み鋤」から発展したものと考えられています。
堀棒は土を掘りやすくするために先端をとがらせた棒で、堀棒が発展したものが鋤です。
鋤は、持ち手の棒に平たい刃先やフォークのように先端が分かれた刃先が直角に付けられたものです。
鋤は、持ち手部分を両手でつかんで頭上に持ち上げ、先端部分を下に振り下ろすことで土を耕していきます。
日本においては、鋤は弥生時代から農業に使われていたと考えられています。
一般的な鋤は、持ち手に直角に刃先が付けられているのに対し、踏み鋤は刃先が持ち手部分に水平に付けられており、刃先を振り下ろすのではなく、刃先を踏んで地面を掘り起こしていくようになります。
刃先部分を地面に斜めに差し込むように入れて足をかけ、「テコの原理」を利用して土を掘り起こします。
刃先を地面に斜めに差し込み、足をかけて土を掘り起こすという原理は、まさにシャベルと同じです。

歴史ある道具スコップ・シャベル

スコップとシャベルの原型とされる踏み鋤は、弥生時代にはすでに地面を掘り起こす道具として使われていました。
弥生時代といえば、紀元前10世紀から紀元後3世紀あたりの時代です。
2000年以上も前から、地面に斜めに先端を差し込み、足で体重をかけて掘り起こすという方法が考えだされ、実用化されていたのです。
普段何気なく使っているスコップやシャベルにも壮大な歴史を感じてしまいます。


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら