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【日本建築の歴史】明治時代編

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公開日時 2022.08.15 最終更新日時 2024.02.02

本記事では明治時代に建築された特徴的な建築物や建築様式を紹介していきます。

明治時代は1868年から1912年までです。明治維新によってそれまでの士農工商の身分制度が取り払われて、欧米化の波が急激に押し寄せた時代です。この変化は建築の分野にも大きな影響を及ぼし、明治時代には特徴的な建築物が出現しました。

そのなかでも、本記事では旧開智学校と法務省旧本館をご紹介します。

 


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旧開智学校


旧開智学校は長野県松本市にある明治時代初期の建築物です。
明治時代には洋風とも和風ともいえない「擬洋風建築」が多く建てられましたが、その代表例として知られています。

擬洋風建築とは、洋風建築物の建て方を知らなかった日本の大工が、見よう見まねで建てられたもののことです。洋風に作られた公官庁の建物には外国人の設計士や指導者がいましたが、外国人の手が及ばなかった民家や地方の建物は一般の大工が洋風建築物の写真を見て、あるいは見学に行き洋風建築物に見えるように建物を造ったのです。

しかし、本物の洋風建築物を作る技術が普及するに連れて、擬洋風建築は少なくなっていきました。擬洋風建築が造られたのは歴史的に見てもほんの短い期間ですが、旧開智学校はその好例として今も大切に保存され、一般公開もされています。

法務省旧本館

法務省旧本館は見覚えのある方も多くいるかもしれません。明治時代を描いた映画やドラマなどでも頻繁にロケ地として選ばれています。それだけ明治時代を代表する有名な建物であるという証なのです。

先に紹介した旧開智学校は擬洋風建築ですが、法務省旧本館はドイツ人建築家の設計による本格的な洋風建築物です。別名「赤レンガ棟」とも言われるほど赤レンガをふんだんに使った外観は、ドイツのネオバロック様式を基調としています。

空襲により屋根と内装が焼失したため改修されていますが、外壁は奇跡的に大きな被害を免れました。昭和23年からの復旧工事により屋根の形状や材質など変更された部分もありしたが、更なる改修工事によって創建当時の形に復元されています。

現在は外観のみ重要文化財の指定を受けており、明治時代の洋風公共建築物として保存され、一般公開もされています。

洋風と擬洋風を比較

明治時代にはこの他にも、外国人の設計による洋風建築と日本が見よう見まねで作った擬洋風建築が多く建てられました。

西洋デザインの中、日本独特の木材や漆喰が使用された擬洋風建築や、当時の洋風建築に用いられた流行のデザインなど、その当時にしか造られることがなかった技術や時代背景があります。

それらを知った上で、それぞれを見学し、比較してみると新しい発見があるかもしれません。機会があったらぜひ見学してください。

 


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