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【偉人のゲンバ②】東京タワー建設工事の現場監督「竹山正明」

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公開日時 2023.04.15 最終更新日時 2023.04.15

東京タワーは東京のシンボルと言える非常に有名で目立つ建物です。
東京スカイツリーができる前までは日本一の高さを誇る建物でした。
建設業に携わるなら、そんな東京タワーの建設工事がどのようにして行われたのか知っておくといいでしょう。
ここでは、東京タワー建設工事の現場監督を務めた「竹山正明」という人物について、詳しく説明していきます。

31歳という若さで世界一高い建物の現場監督に抜擢された

31歳という若さで世界一高い建物の現場監督に抜擢された

東京タワーができる前までは、各放送局がそれぞれ別々に電波塔を建てて電波を飛ばしていました。
しかし、電波の届く距離や都市景観などの問題から、電波塔を統一する話が持ち上がり、東京タワーを建設することになったのです。
東京タワーは333メートルですが、この高さは当時としては日本一に止まらず、パリのエッフェル塔をも超える世界一の高さでした。
そして、この東京タワー建設工事の現場監督を任されたのは、当時31歳という若さだった竹山正明氏です。
竹山正明氏は、NHK松山放送局の電波塔建設を担当したときの実績が高く評価されていました。
何があっても動じることがなく、冷静に対処できる人だったそうです。
実際の作業にあたるトビ職人たちも、選りすぐりの人材を集めました。
世界一の高さの仕事ということで、かなりの覚悟で臨んだことが窺えます。

京都にいる恋人を心の支えにしていた

東京タワーの建設工事を行った時代には、現在の建設工事現場で使用されているような大型の重機はありませんでした。
その上、20メートルを超えるくらいの巨大な鉄骨も扱わなければなりません。
現在なら、大型クレーンなどを使用して作業するところですが、当時はウインチという道具を使って人力で上に引き上げていたのです。
また、トビ職人たちが作業をする際に、足をかけるスペースも十分な広さはありません。
かなり狭いスペースで作業をせざるをえない過酷な環境です。
地上百メートル以上の高さなので、危険度も通常の建設現場の比ではありません。
強風が吹くこともあったそうです。
場合によっては、鉄塔にしがみつきながら作業をするトビ職人もいたようで、安全管理に関してもかなり神経を擦り減らしていたことが窺えます。
そんな中で、竹山正明氏の心の支えになっていたのは京都に住む恋人です。
頻繁に手紙でやり取りしていました。
世界一の高さでのこの工事の大変さややりがいなどを手紙に綴り、思いを馳せていたのです。
その手紙の中には「この仕事には“命”を懸けなければなりません」という言葉もあったそうです。
そして、無事に東京タワーが完成すると、竹山正明氏はめでたく恋人と結婚しました。

東京タワーの完成で大きく社会に貢献した

竹山正明氏は当時31歳という若さで世界一高い建設現場で現場監督を務めました。
当時としては未知の高さで、安全管理などは並大抵の苦労ではなかったことでしょう。
大型クレーンなどの重機もありませんでした。
そして、東京タワーのおかげで首都圏の人は快適な環境でテレビを見られるようになりました。
観光名所としても機能しており、大きく社会に貢献した人物だと言えます。

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