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公開日時 2018.10.12
最終更新日時 2022.04.06

業界で話題に!?この建築物がちょっと変!2018【公共施設編】

公共施設はどちらかと言うと、無難なデザインの建物が多いというイメージが強いでしょう。
しかし、そうでもありません。
公共施設でも変わった外観の建築物がいくつかあります。
では、一風変わった公共施設の建物を見ていきましょう。

水戸芸術館

100メートルのシンボルタワーが目立つ
水戸芸術館は茨城県水戸市の中心部にある建物で、水戸市の美術館と劇場とコンサートホールが1つになっている施設です。
特徴的な形状をした非常に高いシンボルタワーがよく目立ちます。
シンボルタワーの高さは約100メートルです。
1辺9.6メートルのチタン製の正三角形のパネルを57枚も組み合わせてできています。
かなり遠くにいても、このシンボルタワーが見えるでしょう。
シンボルタワーの内部は4階までしかありませんが、地上86.4メートルのところに展望台が設置されています。
展望台にはエレベーターで行き来可能です。
茨城県近辺に行く機会があれば、ぜひ見に行ってみるといいでしょう。

なぜこんな形にしたのか

水戸芸術館がなぜこのような形のシンボルタワーが付いているのか気になる人も多いでしょう。
主な目的は中心市街地を活性化させることです。
珍しい目立つ建物があれば、遠方の地域から見に来る人も多いでしょう。
茨城県内や水戸市内に住んでいる人も、水戸芸術館がある中心部に行く機会が増えます。
また、水戸市の市制100周年記念施設でもあります。

秋田市立体育館

地元出身の建築家が設計した存在感のある施設
秋田市立体育館は、秋田市内で開催されるさまざまなスポーツの試合の会場として使用されている施設です。
地元出身の建築家が設計しました。
メインアリーナはかなり広く、4500人以上収容できるスペースがあります。
バスケットボールやバレーボールで3面のスペースです。
バドミントンなら12面のスペースを確保できます。
また、サブアリーナはメインアリーナの3分の1くらいの広さです。
そして、秋田市立体育館の形状は、外から見ると、大昔に建てられた建物のように見えます。
細部を見てみると、直線的な箇所や平面的な箇所が少なく、曲面や凹凸などが多いです。
また、大きな建築物なので、遠くから見てもすぐに分かります。
かなり存在感のある建物です。

なぜこんな形にしたのか

秋田では、縄文時代以前に、他の地域とは違った古代文明が発達していたのではないかという説があります。
秋田市立体育館のデザインは、その古代文明をイメージして作られました。
縄文首都のオリンピア神殿がコンセプトです。
初めて見る人にとっては、体育館には見えないでしょう。

細部をよく見てみると凝った作りで面白い

変わったデザインの公共施設があることで、他地域から観光に来る人が増えて、地域活性化に繋がることが多いです。
変わったデザインにした理由を考えながら、細部の凝った作りの部分を見てみるのも面白いでしょう。
現場監督の仕事をしていれば、ここで紹介したような変わったデザインの公共施設を手がける機会もあるかもしれません。

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