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公開日時 2018.10.10
最終更新日時 2022.04.06

【名庭園シリーズ】日本の三名園のすごいところはどこ?【兼六園・後楽園・偕楽園】

日本には兼六園・後楽園・偕楽園の名園があり、3つ合わせて三名園と呼ばれています。
歴史を持つ庭園たちはそれぞれに美しく、見る者の心を和ませてくれます。
ではこの三名園は他の庭園とどこが違うのでしょうか。
日本三名園のすごいところや見るべき技術などについてご紹介します。

兼六園(石川県金沢市)

兼六園は、17世紀中ごろに金沢城の外に作られました。
四季折々の美しい自然を楽しめる庭園として日本のみならず世界の観光客から愛されています。
兼六園は代々の加賀藩主により、長い年月をかけて作られました。
「神仙思想」という一貫した思想の元に作られており、不老不死の仙人が住むとされる島
や海に見立てた池を配置しています。
兼六園の特徴はまず廻遊式の庭園であることです。
廻遊式とは、土地の広さを活かして、庭の中に池や築山、茶屋などを築き、それらを歩きながら遊覧していく形式です。
また兼六園は単なる廻遊式というだけでなく、様々な時代の庭園手法も取り入れています。
様々な種類の樹木や築山があるため「築山・林泉・廻遊式庭園」とも呼ばれています。

後楽園(岡山県岡山市)

後楽園は今から約300年前、岡山藩2代藩主の池田綱政によって作られました。
藩主の癒しの場として作られた庭園で、園内にはその眺望を楽しむための建物が作られていたのが特徴です。
その後園内中央に唯心山と水路を築き、ひょうたん池を掘りました。
こうして時代ごとに景観は変化し、現代のような後楽園の姿となりました。
廻遊式の庭園を中心に、茶屋や東屋などの様々な施設が配置されています。
一番の眺望スポットは園内の南にある唯心山です。
高さは約6メートルで、後楽園の全貌を見ることができます。

偕楽園(茨城県水戸市)

偕楽園は水戸徳川藩第9代藩主徳川斉昭によって作られました。
斉昭は領民の民と共に楽しむ場を作りたいという思いから、七面山を切り開き偕楽園を作ったとされています。
園内には約100品種、3000本の梅が植えられています。
春になるとその梅を一目見ようと多くの観光客が訪れます。
また四季折々の自然が楽しめるように、竹林や紅葉など様々な植物が植えられているのが特徴です。
さらに梅林を中心として、芝生広場や池などが配置され、広大な園内をゆっくり楽しむことができます。

日本三名園は今も昔も人々を楽しませている

日本三名園は優れた眺望を持つ日本庭園の総称です。
いずれも四季折々の自然を楽しめるように配置されており、今も昔も人々の目を楽しませています。
また時代に応じて様々な庭園の形式を取り入れているため、今も進化し続けている庭園です。

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