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【現場監督なら知っておきたい建築の伝統工法②】金物を使わない「木組み」とは

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公開日時 2022.08.15 最終更新日時 2024.02.05

現場監督なら知っておきたい伝統工法の一つに「木組み」があります。
木組みとは金物を使わずに家を作り上げる伝統的な工法です。

では現在主流となっている在来工法との違いはどこにあるのでしょうか。
木組みの特徴とメリット・デメリットについてご紹介します。

 


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木組みとは

現場監督として知っておきたい伝統工法の一つが「木組み」です。

木組みとは建築の工法の一つで、木自体に切り込みを入れはめ合わせていく手法のことを指します。
正確に切り込みを入れることで、釘や金物などを使わなくともがっちりと木同士が組み上げられます。
古くから日本の伝統工法として職人たちに受け継がれてきました。

木に入れる切り込みのことを「刻み」といい、「継手」や「仕口」など様々な手法があります。
継手は100種類以上あるといわれており、その全てが職人さんの手によって行われます。
現在主流となっている在来工法では、木材はあらかじめコンピューターによるプレカット加工を施します。

この方法はコスト削減ができますが、機械では複雑な接合の対応はできません。
そのため金物などでの補強が必要になります。

木組みで使われる木材は、木の性質を考え、職人さんがそれぞれ木材同士をより強く、より美しく組めるように加工します。

そのため年月が経っても衝撃に強いといわれているのが特徴です。

木組みのメリット・デメリット

木組みのメリットはまず耐久性に優れていることです。

木には一本一本特性があり、それを職人さんが見抜いた上で加工を行い、組み上げていきます。
そのため木同士ががっちりと組み合わされ、耐久性に優れた家が組み上がります。

また木組みの家は環境性能にも優れているといわれています。
木は湿度調整機能を持っており、季節によって適度な湿度を保ってくれます。

人工的に乾燥させた木はこの機能が薄れているため、木組みの家には及ばないとされています。
デメリットは、精緻な作業のため、職人さんによって技術の差が出やすいことです。

さらに木組みを行える職人さんも減っているので、木組みを取り扱っている会社は少ないのが現状です。
また工場で木材を加工するよりも手間暇がかかるので、コストは高めになります。
他の住宅にはないこだわりの住宅を作りたいという方に向いている工法です。

職人さんの腕によって支えられている伝統工法

木組みは釘や金物を極力使わず、木に切れ込みを入れて組み合わせることによって作り上げていく日本の伝統的な工法です。

手間暇はかかりますが、在来工法にはない味のある建物を作ることができます。
現場監督としてはぜひ覚えておきたい伝統工法の一つです。

 


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