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1級・2級建設機械施工技士の合格率・難易度は?資格概要や受講概要を解説

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公開日時 2022.07.22 最終更新日時 2022.07.22

1級・2級建設機械施工技士とは、様々な建設機械を扱って施工できる資格です。

建設現場で活躍したい方の中には、建設機械施工技士の資格取得を考えているものの、あまり詳しく把握していない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、1級・2級建設機械施工技士の仕事内容を解説した上で、試験の合格率・難易度や受験資格を紹介します。

この記事を読めば、「自分が建設機械施工技士を受験できるか」「挑戦できる試験の難しさなのか」がわかります。

建設機械施工技士の取得を検討している方や、これから受験勉強を始めようとしている方は参考にしてみてください。


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建設機械施工技士の仕事内容とは?

建設機械施工技士の仕事内容は、ブルドーザーや油圧ショベルなどの建設機械の運転や安全管理です。

報告書の作成や施工管理の計画立案も業務内容に含まれます。

一般建設業の現場で監理・主任技術者として施工管理を行うためには、資格が必要です。

建設機械施工技士の資格者は、ブルドーザーや油圧ショベルなどの建設機械を運転するため、運転が得意な人におすすめです。

また、主任技術者として現場で監督業務を行うため、現場を監督することが好きな人にも向いている資格と言えます。

1級・2級建設機械施工技士の違い

資格業務内容
1級建設機械施工技士制限なし
2級建設機械施工技士以下のうち取得した種別のみ業務できる
・第1種:ブルドーザー・トラクター・ショベルの運転
・第2種:パワーショベルの運転
・第3種:モーター・グレーダーの運転
・第4種:ロード・ローラーの運転
・第5種:アスファルトの表面仕上機の運転
・第6種:杭打機の運転

建設機械施工技士の資格は1級と2級に分類されており、資格によって行える業務内容が異なります。

1級建設機械施工技士の有資格者は、運転できる建設機械に制限がなく、大規模の現場で監督業務を行えます。

一方で、2級の資格では一部運転できない建設機械はありますが、小規模の現場であれば監督業務を行えることが特徴です。

1級・2級建設機械施工技士の合格率・難易度

1級・2級ごとに、建設機械施工技士の合格率の5年分の推移をまとめました。

資格取得の難易度も解説しているので、受験を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

1級建設機械施工技士の合格率・難易度

1級建設機械施工技士の過去5年分の合格率は、以下の表のとおりです。

合格率合格者数受験者数
令和4年26.4%677人2,560人
令和3年26.6%621人2,337人
令和2年20.3%477人2,346人
令和元年25.1%712人2,838人
平成30年28%825人2,949人

試験の合格率は約25%であり、受験者の4人に1人が合格している計算となります。

参考までに、施工管理の中でもっとも難しいと言われる資格の「一級建築士」の合格率は10%しかありません。

それに比べて、1級建設機械施工技士の試験は、対策をしっかりすれば、十分に合格を狙えます。

2級建設機械施工技士の合格率・難易度

2級建設機械施工技士の合格率の推移を、以下の表にまとめました。

合格率合格者数受験者数
令和4年(第1回のみ)42.8%2,905人6,785人
令和3年51.3%4,469人8,717人
令和2年38.8%2,239人5,769人
令和元年42.4%3,540人8,349人
平成30年56.6%4,989人8,808人

2級建設機械施工技士の合格率は46%ほどであり、受験者2人のうち1人ほどが合格している計算です。

1級建設機械施工技士よりも合格率が高く、比較的取得しやすい資格だと言えます。

1級建設機械施工技士の試験概要

1級建設機械施工技士を受験したい方向けに、試験概要を以下のポイントごとに紹介します。

  • 受験資格
  • 試験内容

自分に受験資格があるかわかっていない方や、試験内容を把握していない方は参考にしてみてください。

受験資格

1級建設機械施工技士の試験は「第一次検定」と「第二次検定」で構成されており、受験資格はそれぞれ異なります。

試験を受けるために必要な学歴や実務経験について解説するので、自分が該当するか確認してみてください。

第一次検定の受験資格

1級建設機械施工技士の第一次検定の受験資格は、以下のA・B・Cのいずれかに該当する方にあります。

【A:学歴】

学歴実務経験(指定学科)実務経験(指定学科以外)
・大学
・高度専門士
3年以上4年6ヶ月以上
・短期大学
・専門士
5年以上7年6ヶ月以上
・高等学校
・専門学校
10年以上11年6ヶ月以上
その他15年以上15年以上

【B:2級建設機械施工技士の合格者】

学歴実務経験(指定学科)実務経験(指定学科以外)
・高等学校
・専門学校
以下のいずれか
・2級の種別の経験2年以上、および他の種別の経験8年以上
・2級の種別の経験1年6ヶ月以上2年未満、および他の種別の経験9年以上
以下のいずれか
・2級の種別の経験3年以上、および他の種別の経験9年以上
・2級の種別の経験2年3ヶ月以上3年未満、および他の種別の経験10年6ヶ月以上
その他以下のいずれか
・2級の種別の経験6年以上、および他の種別の経験12年以上
・2級の種別の経験4年以上6年未満、および他の種別の経験14年以上
以下のいずれか
・2級の種別の経験6年以上、および他の種別の経験12年以上
・2級の種別の経験4年以上6年未満、および他の種別の経験14年以上
2級合格後3年以上の方専任の監理技術者の指導による実務経験2年以上を含む実務経験3年以上専任の監理技術者の指導による実務経験2年以上を含む実務経験3年以上
2級合格後5年以上の方合格後の実務経験5年以上合格後の実務経験5年以上

【C:監督業務を1年以上、かつ5年以上の実務経験をした後に専任の管理技術者の指導による実務経験が2年以上ある方】

学歴実務経験(指定学科)実務経験(指定学科以外)
・高等学校
・専門学校
8年以上

1級建設機械施工技士の試験を受験するためには、最低でも3年以上の実務経験が必要となります。

第二次検定の受験資格

1級建設機械施工技士の第二次検定の受験資格は、以下2つのうち、いずれかに該当する方です。

  • 1級建設機械施工技士の第一次検定の合格者
  • 前年度の建設機械施工技士の第一次検定に合格したが、第二次検定を不合格となった方

第二次検定を受験するためには、1級建設機械施工技士の第一次検定に合格する必要があります。

1級建設機械施工技士の第一次検定に合格したら、第二次検定に挑戦してみてください。

試験内容

1級建設機械施工技士の試験は第一次検定と第二次検定から構成されており、それぞれの試験内容について解説します。

令和2年度までは第一次検定は学科試験、第二次検定は実地試験と呼ばれており、令和3年度から内容が変更されました。

以下では、試験内容について紹介した上で、変更された点も説明します。

第一次検定(筆記試験)

1級建設機械施工技士の第一次検定(筆記試験)の試験内容は、以下の表のとおりです。

科目出題形式出題数
土木工学四肢択一12問(10問選択して解答)
施工管理法四肢択一10問
建設機械原動機四肢択一2問
石油燃料四肢択一1問
建設機械四肢択一10問
建設機械施工法四肢択一5問
法規四肢択一10問(6問選択して解答)

第一次検定はすべてマークシート形式で、全50問のうち30問以上正答できれば合格となります。

令和3年度の試験内容の変更によって「施工管理法」が追加されたので、受験する方は注意しましょう。

第二次検定(筆記試験・実技試験)

1級建設機械施工技士の第二次検定では筆記試験と実技試験を行うため、それぞれの試験対策が必要です。

第二次検定の筆記試験と実技試験の内容について、以下の表にまとめました。

【筆記試験】

科目出題形式出題数
組合せ施工法記述2問
施工管理法(選択)記述3問(1問選択して解答)
建設機械施工法(選択)記述3問(1問選択して解答)

第二次検定の筆記試験はすべて記述式で、第二次検定からは「施工管理法」と「建設機械施工法」が追加されました。

施工管理法か建設機械施工法の記述問題は、どちらかを選択して回答します。

【実技試験】

種別科目
第1種トラクター系建設機械操作施工法
第2種ショベル系建設機械操作施工法
第3種モーター・グレーダー操作施工法
第4種締め固め建設機械操作施工法
第5種舗装用建設機械操作施工法
第6種基礎工事用建設機械操作施工法

実技検定では、6種別のうち2つを選択して受験をします。

筆記試験と実技試験の合格基準はどちらも6割以上の正答ですが、配点は公開されていません。

2級建設機械施工技士の試験概要

ここでは、2級建設機械施工技士の試験概要を、以下2つのポイントにわけて解説します。

  • 受験資格
  • 試験内容

2級建設機械施工技士の受験を検討しているものの、受験資格があるか把握できていない方は参考にしてみてください。

受験資格

2級建設機械施工技士の受験資格は、第一次検定と第二次検定によって異なるので、それぞれ紹介します。

第一次検定の受験資格

2級建設機械施工技士の第一次検定は「17歳以上」であれば、実務経験がなくても受験できます。

2級建設機械施工技士の第一次検定は挑戦しやすいため、建設機械施工技士として活躍したい方はぜひ挑戦してみてください。

第二次検定の受験資格

2級建設機械施工技士の第二次検定を受験するには、学歴と実務経験が必要です。

具体的な第二次検定の受験資格を、以下にまとめました。

  • 2級建設機械施工管理技士の第一次検定に合格し、以下の表の実務経験がある方
  • 前年度の2級建設機械施工技士の第一次検定に合格したが、第二次検定に不合格となった方
学歴実務経験(指定学科)実務経験(指定学科以外)
・大学
・高度専門士
受験する種別6ヶ月以上および通算1年以上受験する種別9ヶ月以上および通算1年6ヶ月以上
・短期大学
・専門士
以下のいずれか
・受験する種別1年6ヶ月以上
・受験する種別以上1年以上1年6ヶ月未満、および通算2年以上
以下のいずれか
・受験する種別2年以上
・受験する種別以上1年6ヶ月以上2年未満、および通算3年以上
・高等学校
・専門学校
以下のいずれか
・受験する種別2年以上
・受験する種別以上1年6ヶ月以上2年未満、および通算3年以上
以下のいずれか
・受験する種別3年以上
・受験する種別以上2年3ヶ月以上3年未満、および通算4年6ヶ月以上
その他以下のいずれか
・受験する種別6年以上
・受験する種別以上4年以上6年未満、および通算8年以上
以下のいずれか
・受験する種別6年以上
・受験する種別以上4年以上6年未満、および通算8年以上

2級建設機械施工技士の第一次検定に合格している方は、上記の表の実務経験を満たした上で、試験に挑戦してみてください。

試験内容

2級建設機械施工技士の試験は第一次検定と第二次検定から構成されており、それぞれ出題形式や合格率が異なります。

試験内容は令和3年度に変更されており、試験名も学科試験から第一次検定、実地試験から第二次検定と変わりました。

以下では、各検定ごとに試験内容や変更点を解説するので、これから試験対策をする方は参考にしてみてください。

第一次検定(筆記試験)

2級建設機械施工技士の第一次検定はマークシート形式の筆記試験であり、内容は以下の表のとおりです。

【共通問題】

科目出題形式出題数
土木工学四肢択一12問(9問選択して解答)
施工管理法四肢択一6問
建設機械原動機四肢択一2問
石油燃料四肢択一1問
潤滑剤四肢択一3問
法規四肢択一10問(6問選択して解答)

【種別問題】

種別科目出題形式出題数
第1種・トラクター系建設機械
・トラクター系建設機械操作施工法
四肢択一20問
第2種・ショベル系建設機械
・ショベル系建設機械操作施工法
四肢択一20問
第3種・モーター・グレーダー
・モーター・グレーダー施工法
四肢択一20問
第4種・締め固め建設機械
・締め固め建設機械操作施工法
四肢択一20問
第5種・舗装用建設機械
・舗装用建設機械操作施工法
四肢択一20問
第6種・基礎工事用建設機械
・基礎工事用建設機械操作施工法
四肢択一20問

試験は上記のように「共通問題」と「種別問題」に分かれており、種別問題では6種別の中から1つ選択して受験します。

全45問のうち27問(60%)以上を正答できれば、2級建設機械施工技士の第一次検定に合格となります。

令和3年度の試験内容の変更によって施工管理法が科目に追加されたため、試験対策するときは注意しましょう。

第二次検定(筆記試験・実技試験)

2級建設機械施工技士の第二次検定は筆記試験と実技試験から構成されており、試験内容は以下のとおりです。

【筆記試験】

科目出題形式出題数
施工管理法四肢択一10問

【実技試験】

種別科目
第1種トラクター系建設機械操作施工法
第2種ショベル系建設機械操作施工法
第3種モーター・グレーダー操作施工法
第4種締め固め建設機械操作施工法
第5種舗装用建設機械操作施工法
第6種基礎工事用建設機械操作施工法

第二次検定の実技試験では、第一次検定で合格した種別を受験することになります。

令和3年度の試験内容変更によって、施工管理法に関する筆記試験が第二次検定に導入されました。

第二次検定の合格基準は、筆記試験が6割以上の正答、実技試験が7割以上の正答となっています。

建設機械施工技士の2つの勉強方法

建設機械施工技士の試験勉強を効率的に行うためには、以下のような勉強方法を実践することをおすすめします。

  • 過去問を何度も解き直す
  • 講習や通信講座を活用する

これから試験勉強を行う方や、なかなか学力が伸びない方は、ぜひ日ごろの勉強に取り入れてみてください。

過去問を何度も解き直す

建設機械施工技士の勉強を効率的に行う方法の1つ目は、過去問を何度も解き直すことです。

過去問を何度も解き直していると、試験でよく出題される内容を効率的に把握できます。

間違えた問題は解説や参考書の該当部分を読み込んで、重要知識を記憶に定着させましょう。

はじめに参考書を読んでしまうと時間がかかってしまうので、時間がない方は過去問を活用することをおすすめします。

講習や通信講座を活用する

講習や通信講座を活用すると、建設機械施工技士の重要知識を効率的に学習できます。

通信講座であれば、プロの講師が授業をしてくれるので、問題を解くときの考え方を学べることがメリットです。

例えば、「東北技術検定研修協会」であれば、筆記試験の対策講座をWeb上で受けられます。

また、「建設管理センター」の講習を受けると筆記試験の対策をしてくれるため、記述問題の添削をしてほしい方は活用することをおすすめします。

建設機械施工技士に関するよくある質問

ここでは、建設機械施工技士に関する、よくある以下2つの質問に対して回答します。

  • 建設機械施工技士の過去問はどこで見られる?
  • 建設機械施工技士の試験日は?

建設機械施工技士の過去問を活用したい方や、次の試験を受けようとしている方は参考にしてみてください。

建設機械施工技士の過去問はどこで見られる?

建設機械施工技士の過去問は以下のサイトから無料で確認できます。

建設業の資格取得 | 株式会社マイスペイス

ただし、掲載されている過去問は平成30年度分までとなっており、試験内容が変更される前の過去問しかありません。

試験内容が変更された令和3年度以降の過去問を解きたい方は、過去問集を書店で購入することをおすすめします。

建設機械施工技士の試験日は?

令和4年度の建設機械施工技士の試験日を、1級・2級ごとに以下の表にまとめました。

申し込み期間試験日合格発表日
1級(第1回)令和4年2月15日(火)~3月31日(木)令和4年6月19日(日)令和4年8月2日(火)
2級(第1回)令和4年2月15日(火)~3月31日(木)・第一次検定:令和4年6月19日(日)
・第二次検定:令和4年8月下旬~9月中旬
令和4年11月16日(水)
2級(第2回)令和4年9月20日(火)~10月20日(木)令和5年1月15日(日)令和5年3月8日(水)

直近の試験はすべて申し込み期間が過ぎているため、受験したい方は次回以降の試験日の発表を待ちましょう。

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建設機械施工技士の仕事は、現場の監督業務や建設機械の運転・安全管理を行うことであり、1級と2級によって扱える建設機械が異なります。

1級建設機械施工技士の合格率は約25%、2級の合格率は約46%であり、しっかり対策すれば十分に合格を狙える資格です。

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