施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

機械・プラント製図技能士とはどんな資格?資格取得におすすめの本6選

働く
公開日時 2022.08.08 最終更新日時 2024.01.24

こちらの記事は、機械・プラント製図技能士の資格について説明致します。

 


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 

機械・プラント製図技能士とは

機械・プラント製図技能士とは機械やプラントの図面を書く技能を証明できる国家資格で、この資格があると機械やプラントの図面を書くプロフェッショナルとして認められます。

この資格を取るには製図を描く能力だけでなく機械や設計の高度な知識も必要になります。
そのため、この資格があると建築、電気、機械などさまざまな分野での活躍が期待できます。
施工管理者や現場監督への転職を目指す人はぜひ取っておきたい資格です。

資格区分は機械製図とプラント配管製図作業に分類されています。

機械製図は機械装置などが対象、プラント配管製図はプラント施設の各設備機器などが対象です。
この記事では機械・プラント製図技能士の試験概要や勉強にお勧めの本などを紹介します。

機械・プラント製図技能士の試験概要5つ

機械・プラント製図技能士は国家資格ですが、試験は都道府県職業開発協会で実施しています。
機械・プラント製図技能士試験は1級から3級に分かれています。

内容は知識を問う学科試験と、製図作業などを行う実技試験の両方があり、知識もスキルも準備が必要です。
それでは機械・プラント製図技能士試験の受験資格や試験内容についてみていきましょう。

機械・プラント製図技能士の試験概要1:受験資格

まず受験資格ですが、機械・プラント製図技能士試験を受けるためには実務経験が必要です。
1級を受ける場合で実務経験7年以上、2級を受ける場合で2年以上と長いです。

ただし、3級の場合は実務経験や年齢、学歴等に制限はなく、誰でも受験することができます。
なお、2級・3級合格者が1級を受ける場合や学歴等によって、必要とされる実務経験年数は短縮されます。

機械・プラント製図技能士の試験概要2:試験内容

次に機械・プラント製図技能士試験の内容です。

学科試験では製図についてや材料力学、溶接、プラント配管など幅広い範囲で出題されます。
真偽式(その文章が正しいか間違っているかを判断する)と多肢択一式(複数の選択肢の中から正解を1つ選ぶ)によって構成されています。

また、実技試験には3つの種類があり、機械製図CAD作業と機械製図手書き作業、プラント配管製図作業の中から1つを選択して取り組みます。

なお、学科試験もしくは実技試験のどちらか片方にだけ合格した場合には、次回以降は不合格であった試験のみを受験して合格すれば資格を取ることができます。

試験内容1:1級

1級ですが、学科試験は真偽式と多肢択一式の50問からなり、試験時間は1時間40分です。
出題範囲は製図一般から材料、溶接などを網羅した上、機械製図法もしくはプラント配管製図法のいずれかを選択します。

また、実技試験は機械製図CAD作業、機械製図手書き作業、プラント配管製図作業のいずれか1つを選んで行います。
機械・プラント製図技能士試験は実技試験の難しさがネックとなっていますが、1級の作業時間は5時間と長く、特に難易度が高いことが想定されます。

試験内容2:2級

2級の試験も1級と同じく学科試験は真偽式と多肢択一式の50問からなり、試験時間も同じく1時間40分です。
出題範囲も1級と同じく製図一般から材料溶接などを網羅した上、選択科目として機械製図法あるいはプラント配管製図法のいずれかを選びます。

実技試験も1級と同じく機械製図CAD作業、機械製図手書き作業、プラント配管製図作業のいずれかから選択して取り組みます。
こちらは所要時間が4時間となっています。

試験内容3:3級

3級は実務経験や学歴・職歴に関係なく受験することが可能な試験ですので、内容も1級2級と比べると難易度が下がります。
まず学科試験は真偽式のみの30問で、時間は30分です。

また、実技試験では1級2級と同じく機械製図CAD作業、機械製図手書き作業、プラント配管製図作業のいずれかから選択しますが、時間は3時間となっています。
実務経験はないけれどこの資格で就ける仕事に関心があるという人がトライしてみるのによい内容です。

機械・プラント製図技能士の試験概要3:試験日

機械・プラント製図技能士の試験日は例年、学科試験を7月中旬~9月上旬、1月下旬~2月上旬に行い、実技試験を6月上旬~9月上旬、12月上旬~2月中旬に行っています。

2020年度については受験受付が2020年10月5日(月)~10月16日(金)で学科試験が2021年1月31日(日)、実技試験が2021年1月24日(日)となっています。

機械・プラント製図技能士の試験概要4:難易度

機械・プラント製図技能士の試験は出題範囲が広く、スキルも知識も求められることから難易度は決して低いとはいえません。特に実技試験の難しさがネックといわれています。

ただし、学科試験は出題範囲は広いものの真偽式と多肢択一式であり、また難しいものが出るわけではないので、時間をとって準備をきちんとすれば十分に合格が可能です。

なお合格基準が決まっていて、原則として学科試験は100点満点中の65点以上、実技試験は100点満点中の60点以上です。

機械・プラント製図技能士の試験概要5:合格率

機械・プラント製図技能士試験の合格率は年度にもよりますが、実技試験が難しいことから合格率はあまり高くはありません。

2018年度は応募者6,068人に対して合格者2,408人で合格率が39.7%と4割近くが合格していますが、2019年度は応募者5,819人に対して合格者1,486人と合格率は25.5%と低く、年によって難しいこともあるので受験に向けて十分な準備が必要です。

機械・プラント製図技能士の資格取得におすすめの本6選

機械・プラント製図技能士試験は既に書いた通り、実技試験が特に難しく事前にきちんと準備が必要です。
過去の試験内容もホームページなどで公開されているので、過去問などを解きながら受験勉強に臨みましょう。

では、機械・プラント製図技能士の資格取得の勉強にはどんな本がおすすめでしょうか。
ここでは受験勉強におすすめの書籍を6冊紹介します。

おすすめの本1:技能検定 機械製図 完全マスター改訂2版

工学院大学工学部機械科卒業生による共同著書です。
機械・プラント製図技能士1級・2級の試験に必要な知識を習得できる内容の受験対策本です。
機械製図手書き作業、CAD作業の両方に対応しています。

過去10年間の出題傾向を分析し、重要な事項や出題確率の高いものを完全に習得できるように解説された内容構成なのでわかりやすいです。
また、実務知識も豊富に掲載されているので、受検後にも役立つようになっています。

おすすめの本2:技能検定 機械製図完全マスター(LICENCE BOOKS)

機械・プラント製図技能士試験の1級・2級に対応した受験対策本です。
機械製図手書き作業、CAD作業の両方に対応しています。

過去5年間の出題傾向を完全分析し、重要な事項や出題確率の高いものを完全に習得できるように工夫された内容構成になっています。
また、解説の各所に記載されたワンポイントアドバイスを読んでおくと得点力アップにもつながります。

おすすめの本3:機械製図CAD作業技能検定試験突破ガイド−1、2、3級実技試験対応−

1級機械製図技能士の資格を持つ河合優氏の著書です。
機械・プラント製図技能士試験は実技試験の難しさがネックとなっていますが、その実技試験で行う製図への対応に重点を置いた受験対策本です。

受験対策本としてだけでなく製図を学ぶ技術者や学生のスキルアップにも役立つ内容となっています。

おすすめの本4:機械製図CAD作業技能検定試験1・2級実技課題と解読例(第2版)

こちらも河合優氏の著書です。
機械・プラント製図技能士試験1級・2級の実技試験に対応した受験対策本です。

平成27年分に初版が発行された後の平成28年分、29年分の2回分を加え、直近3年間の実技課題についての解読方法を、着眼点を示しながら丁寧に解説しています。
図解も多く、わかりやすいです。

おすすめの本5:60機械・プラント製図(平成27・28・29年度1・2級技能検定試験問題集)

機械・プラント製図技能士試験1級・2級に対応した受験対策本です。
学科試験の過去問が3年分、実技試験の過去問が1年分掲載されています。

コンパクトで充実した内容になっていて、実技問題に関しては、課題図と解答例の両方が載っているので技能検定を受けない人が自分の知識の底上げ目的で読む際にも役立ちます。

おすすめの本6:2級 機械・プラント製図科 選択・機械製図手書き法

職業訓練教材研究会が発行した機械・プラント製図技能士2級の実技試験に対応した受験対策本です。
実技試験対策としてCAD作業に対応した本が多い中、手書き作業に対応した数少ない本の中の1つです。

社内受験の場合にはCADの練習ができないという心配があまりありませんが、手作業での製図を選択する予定という場合におすすめの対策本です。

機械・プラント製図技能士に向いてる人の特徴とは

そもそも機械・プラント製図技能士はどのような人に向いているでしょうか。
機械設計や製図を行う仕事をする人に向いている資格ですが、特に向いている人の特徴としてはきめ細かで丁寧な作業ができることや、数字に強いことが挙げられます。

また、生産部門に製図の意図を正確に伝えるために、製図の技能があるだけでなく製品をしっかりと理解しておく必要があるので、製品を理解する努力ができる人であることも重要です。

機械やプラントの図面に関するスキルを証明できる

機械・プラント製図技能士について資格や試験の概要、勉強にお勧めの本などを紹介してきました。
機械・プラント製図技能士は機械やプラントの製図に関する専門的な知識とスキルがあることを証明できる重要な資格です。

建築、電気、機械などほとんどの製造業で活躍できる場があり、国家資格のため転職の際にも有利になることが期待できます。
施工管理者や現場監督への転職に関心のある人はぜひ機械・プラント製図技能士試験にトライしてみましょう。


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 

関連記事:
監理技術者になるために必要!?技術士の資格と要件について
施工管理技術者も知っておきたい建設関連の資格:ボーリングマシン運転業務特別教育
屋外広告士とは?施工管理技術者も知っておきたい建設関連の資格

 

機械・プラント製図技能士とは?

機械・プラント製図技能士とは機械やプラントの図面を書く技能を証明できる国家資格で、この資格があると機械やプラントの図面を書くプロフェッショナルとして認められます。

機械・プラントに関するおすすめの求人はある?

おすすめの求人はこちらのページをご覧ください!「施工管理求人サーチ」では全国に常時約9,000件の求人があります。50・60代も多数活躍しており、年収UPはもちろん「自宅近くの職場」「残業少なめ」など働きやすさを重視した案件も多数!まずは無料登録してみてください。


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら