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公開日時 2020.02.25
最終更新日時 2022.04.06

【国土交通省が創設】施工管理技士必見のJAPANコンストラクション国際賞:第二回建設プロジェクト部門表彰事例

今回は、「第2回 JAPANコンストラクション国際賞」の建設プロジェクト部門で表彰された建設工事の事例を紹介します。
この賞は日本企業の海外での貢献を表彰するものです。
選ばれた事例はどれもインフラの改善に貢献した事例ばかりで、施工管理技士の皆さんにとっても参考になるはずです。

第二回建設プロジェクト部門の表彰事例


ここでは、「第二回 JAPANコンストラクション国際賞」の建設プロジェクト部門で表彰された事例を紹介します。

事例①【ベトナム】ノイバイ国際空港第2旅客ターミナルビル新築工事

2012年2月から2014年12月にかけて行われた、ベトナムでの空港の旅客ターミナルビルの建設プロジェクトです。利用者が増え続けるノイバイ国際空港の状況を改善するために、早期竣工と引き渡し後の即日開港を実現した点が高く評価されています。また、10ヶ国の技術者に対し日本の安全管理ノウハウや技術を伝えました。

事例②【タジキスタン】クルガンチューベ・ドゥスティ間道路改修計画Ⅰ期・Ⅱ期

タジキスタンの首都ドゥシャンベとアフガニスタン国境を結ぶ道路の改修事例です。道路の整備や橋梁の改修、交差点改良等の工事が行われました。現地では日本企業が携わったランドマーク事業として認識され、地域格差の是正や教育・医療機関などでのアクセスの確保などに貢献しました。

事例③【シンガポール】シンガポールチャンギ国際空港第4ターミナル新築工事

シンガポールチャンギ国際空港の新しいターミナル工事の事例です。この事例の特徴の一つにデジタル化の徹底が挙げられます。顔認証システムを用いることで、ターミナルの無人化と省力化を実現したのです。また、現地スタッフの大規模な雇用や緑豊かなアトリウムの創造、環境への配慮なども評価されました。

事例④【セネガル】農村地域における安全な水の供給と衛生環境改善計画

こちらは、アフリカのセネガルでの給水設備と衛生施設の整備の事例です。2016年4月から2017年8月にかけて施工され、地域の給水事情と衛生環境の大幅な改善に貢献しました。また現地作業員の雇用を創出するために、単純作業ではあえて重機を使用しませんでした。

日本企業が世界のインフラに貢献した事例を確認しよう

今回は、「第二回 JAPANコンストラクション国際賞」の建設プロジェクト部門で表彰された事例を紹介しました。
空港のターミナルや道路、給水施設など、どれも現地のインフラを改善に成功した事例ばかりです。
施工管理技士の皆さんは、表彰事例を今後の仕事の参考にしましょう。

出展:【国土交通省「第2回JAPANコンストラクション国際賞 【建設プロジェクト部門】」】

http://www.mlit.go.jp/common/001313198.pdf

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