施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

建築業界にドローン導入が進んでいる理由とは?ドローン導入の3つのメリット

知る
公開日時 2023.04.05 最終更新日時 2024.01.31

こちらの記事では、建築業界にドローン導入が進んでいる理由についてご紹介いたします。

 


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 

建築業界にドローンの導入が進んでいる理由とは


建設業界でも徐々に導入され始めており、様々な場面で使用されています。
例えば、ビル建設の現場の場合、高所の現場撮影の際には、従来よりも飛躍的に短時間で行うことができます。
また、既存の建物や橋の建造物の点検では、今までは足場や重機が必要でしたが、現在ではドローンが行うケースが増えています。
作業員の安全管理や、施工の品質管理も容易になっています。
ダム建設などで行われる土量の計算でも以前は1週間かかっていたのが、ドローンの使用により半日でできた事例があり、今後ますますドローンの需要は高まるでしょう。

そもそもドローンの機能ってなに?

ドローンはコントローラーでの遠隔操作、あるいはコンピュータからの自動制御によって空中を飛行できる無人航空機です。
玩具用の小型のものから商用あるいは軍事用で使用するものまで様々です。
当初は、玩具用のものが多くありましたが、その後、機能・精度が高まり、GPSでの位置確認や衝突を事前に回避する機能を備えたものまで、革新的な開発が進んでいます。
商用ドローンは、高所からのカメラ撮影、荷物の運搬、農薬の散布から広大な範囲での状況確認まで多種に渡って活用されています。

ドローン導入の3つのメリット


ドローンを導入することで、作業時間の短縮や人件費などのコスト削減につながると言われています。
近年、ドローンはかなり積極的に導入され始めており、今後、建築業界はもちろん農業、運輸、セキュリティ、メディアなど様々な業界で導入が進むことが予想されています。

建築業界のドローン導入にはどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

1:人員削減などコスト削減の実現

ドローンを使うことで、それまでは目視で行っていた建設現場の進行状況の確認や、人の手で行っていた測量作業を効率化できるメリットがあります。
とくに測量は多くの人員を必要とする作業で、従来では時間も人手もかかるものでした。
しかしドローンを活用することで人力ではなかなか難しい空中から自由に測量可能となり、人がなかなか入りづらい場所や広い場所の測量を素早く行えるようになっています。
作業に必要な人員が減るということは、それだけ建築現場で発生する人件費を抑制できることであり、コスト削減が可能となるでしょう。

2:現場の安全性を向上できる

ドローンは空中という高い場所から広い視野を得られるため、建築現場で危険な場所を巡回させるようにすれば、作業員の安全を確保できるでしょう。
人力では見つけにくい作業ミスなども、ドローンならば発見できる可能性が上がります。
また地震といった災害の後や、土砂崩れが起きそうな人が足を踏み入れにくいような現場でも、ドローンならば人を危険にさらすことなく作業可能となっています。
ドローンを導入することで、建築業界の現場で働く人の安全管理がより容易に効率的に行えるようになり、安全性が向上するでしょう。

3:作業の効率アップに繋がる

建築業界では人手不足や働き方改革などの影響により、生産性を高めることが必要不可欠となっています。
そこで大きな力を発揮すると考えられているのが、ドローンです。
従来は建設現場の安全性確保のために人を巡回させていたのをドローンに任せる、資材運搬をドローンで行う、測量もドローンを活用して人員削減することなどで、作業効率を高められます。
ドローンを導入することで人力では難しかった場所の測量や検査といった分野の効率が良くなることで、建築業界の全体的な生産性向上に繋がるでしょう。

ドローン導入の3つのデメリット

ドローン導入の3つのデメリット


建築業界において、ドローン導入は生産性向上や安全性を高める効果が期待できます。
今後の建築業界では、ドローンの導入は避けては通れないでしょう。
しかし、ドローンを導入することにまったく問題がない、という訳ではありません。
ドローンを導入することによって全てが便利になるという訳でもなく、逆に気をつけなければならない場面も生まれます。
ここでは、ドローン導入にあたってどのようなデメリットが生じる可能性があるのか、紹介します。

1:風向き・強弱に左右される

ドローンは飛行できることがメリットであり、デメリットでもあります。
建築業界でも飛行しながら測量や点検などをしなければならないため、当日の風向きや風の強弱によってはドローンの運行方法を変える必要がでてきます。
例えば、風の強い日や風向きが逆の日は、そうではない日に比べてドローンの飛行可能距離は狭まります。
常にドローンの飛行可能時間ギリギリまで飛ばそうとしていれば、日によってできない日も出てくるでしょう。
強風の日は、そもそもドローンを飛ばすこともできない可能性があります。

2:防水機能がない

建築業界でドローンを導入する場合、防水機能つきのドローンが少ないことに注意しなければなりません。
防水機能がない従来のドローンでは、ちょっとした雨が降っているだけでも使うことはできなくなってしまいます。
ドローンは地震や土砂崩れなどの災害が起こった後の現場でも活躍できますが、雨が降っていれば活用が難しくなります。
ただ最近では、建築業界でも使える防水機能つきのドローンが登場してきました。
ドローン導入時に防水機能つきのものを選ぶようにしていれば、多少の雨でも使用可能になるでしょう。

3:場所によって使用が制限される

建築業界では現場でドローンを使用するので飛行に問題はないように思えますが、実はドローンを飛ばせる場所は限られています。
一般的にドローンは無人飛行機に該当するため、飛行ルールを守らなければならないのです。
とくに第三者の近くや第三者所有の車や建物から30mの距離を保たなければならない、というルールは厳しいものです。
工事現場での使用も難しくなる場合があるため、あらかじめ航空局へ申請し、承認を受けておきましょう。
他に空港の近くや、人口が集中している地区の周辺では飛行制限を受けることがあります。
そういった地区でドローンを使用したい場合も、許可が必要となります。

建築業界でのドローンの6つの活用例


ドローンは、正しく活用するととても便利になるでしょう。
建築業界においてもドローン導入で働き方が変わるというほどの影響がある、と考えられています。
しかし、実際にはどのような使い方があるのか分かっていないことも多いのではないでしょうか。

実際に建築業界でドローンを導入した場合、どのような活用の仕方があるのか紹介します。
まずは活用方法を知って、どのように活用するのか検討しておきましょう。
そうすることで、いざドローンを導入する際にどんなドローンを選べばよいのか、わかりやすくなります。

1:プロジェクトの修正・サポート

建築業界でドローンを導入すると、高所から建設現場を俯瞰して観察することが容易になります。
人力では人数が必要であることや、時間がかかった作業も、ドローンを使うことで早く少ない人数で可能になり、従来よりも施工管理が楽になります。
施工管理で容易に色々な場所を確認できるようになることで、頻度を上げて細かく対応できるようになります。
ドローンからの情報をすぐにプロジェクトの修正やサポートに反映させられるようになるでしょう。

2:工事の進捗状況のチェック

民間工事ではそれほど問題にはなりませんが、公共工事の場合は工事の進捗状況を報告する必要があります。
そこで活躍するのが、飛行できてホバリングして撮影可能なドローンです。
ドローンを導入していれば、空から日々の建設現場の様子を定点観測できます。
この定点観測した映像を用いれば、現在の工事がどこまで進んでいるのか、工事の進捗状況が一目でわかりやすくなります。
工事進捗状況報告書の資料となり、報告書の作成も楽になるでしょう。

3:ビル・インフラ設備などの点検作業

建築業界でドローンを活用する大きなメリットの1つが、点検作業をドローンが行えるようになることです。
ビルやインフラ設備などの点検作業は、従来のやり方では多くの人員を用いて、目視での点検作業が必須となってきました。
しかしドローンを導入し活用することで、点検作業に必要な人員を大幅に削減でき、コスト削減に繋げられます。
また高い場所や人力では到達が困難な場所であっても、ドローンなら問題なく点検作業が行えるようになり、点検作業が容易になるでしょう。

4:山間部・森林などの測量

建築業界にドローンを導入することで、これまでは航空機によって行っていた山間部や森林といった場所でも測量できるようになります。
山間部や森林は、人力での測量がほぼ不可能な場所が多くありました。
従来ならば、航空機により測量する必要があるため、山間部・森林での測量はハードルが高くなっていたのです。
しかしドローンを導入することにより、航空機を飛ばさなくてもドローンを飛ばすことで、山間部・森林であっても測量可能になります。

5:運搬作業の安全確保

建築業界では建設現場での作業がつきものですが、その現場における安全確保にもドローンは活躍します。
建設現場で何かしらのトラブルが起こらないように、事故が起こりやすい場所が安全かどうか確認したり、目視しにくい場所を確認したりするといった現場の安全確保にドローンが活躍します。
外部からの侵入者対策としても、侵入経路となりやすい箇所を巡回経路にして警備監視する、といった活用方法があります。
現場での運搬作業に対する安全確保は、建築業界の今後を考えても必須と言えるでしょう。

6:資材の運搬

車両が使えれば資材の運搬は簡単ですが、車両が使えないような場所では資材の運搬が困難になることがよくあります。
場合によっては人力で運ぶしかない、という現場もあり、工事を困難にしてきました。
そういった場所での資材の運搬方法として、注目されているのがドローンによる資材の運搬です。
空を飛べるドローンならば、車両の入れない場所、山間部のような場所でも問題なく資材を運搬できるでしょう。
実際に、積載重量が100kgを超えているドローンが登場しています。
将来的には、ドローンによってそういった運搬困難な場所へも資材運搬が可能になるでしょう。

ドローンを使う時の注意点

ドローンを使う時の注意点


まず、法的な観点で言えば、2015年12月10日に改正航空法が施行されています。
人口密集地域ではない場所や地上から150m未満、空港、重要施設から離れた場所などの基準を満たしていれば、許可なくドローンの飛行が可能ですが、それ以外のケースは国土交通省への申請、許可が必要になることを覚えておきましょう。

また、ドローンの導入の際に注意したいことは、墜落事故を防止することです。
手動で遠隔操作した時の操作ミスによる障害物への衝突、あるいは強い風に煽られてバランスを崩し墜落するケースが時々起きています。
十分な操作練習を行うことも大切ですが、その他に、ドローンの機体に接触防止の専用フレームを備え付けることも一つの手段です。

間違いのない機種選びなら2大メーカーから

ドローンのメーカーは現在400社以上あると言われていますが、中国メーカーの「DJI」とフランスメーカー「Parrot(パロット)」で世界シェアのおよそ8割以上を占めています。

DJIはPhantom(ファントム)と呼ばれるドローンを販売しており、高性能であると世界的に名が知られています。
ドローン本体と操縦機器、カメラを含めて20万円ほどの相場観です。

一方、フランスのメーカーであるParrot(パロット)はBebop(ビーバップ)というドローンを販売しています。
その他にもANAFI(アナフィ)、MAMBO(マンボ)という機種もあります。
機種によってはDJIよりも価格が低いものもあり、予算に合わせて選ぶことができます。

ドローンの導入は建築業界に大きな影響を与える


建築業界は現在、生産性の低さや人手不足といった深刻な問題をいくつも抱えています。
これまでは生産性が低くても、建築業界で働く人の数が多かったために問題になりませんでしたが、現在の状況は大きく変わっています。
こういった建築業界の問題を解決に導けると考えられているのが、ドローンをはじめとしたICT建機の導入によるICTの活用です。
ドローンの持つ可能性は大きく、将来、建設現場では当たり前のようにドローンが使われることでしょう。
現場の作業効率化やコスト削減のためドローンについて知り、失敗しないように導入していきましょう。

 


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 

関連記事:
現場が大きく変わる!建設業界におけるAR・VR活用について
施工管理者必見!建設現場の最新技術:墨出しロボット
【2020年度版】ICT施工の現状と今後について


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら