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施工管理者が知っておくべき施釉タイルの種類

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公開日時 2023.04.02 最終更新日時 2023.04.02

建築現場では、性質や作り方の異なる様々なタイルが使用されます。
施工管理者は、それぞれの特徴をしっかり理解した上で、用途に適したタイルを選択しなければなりません。
そのため、タイルに関する深い知識も備えておく必要があります。
今回は「施釉(せゆう)タイル」について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

施釉タイルとは

施釉タイルとは


「施釉タイル」とは、タイルの表面にガラス質の釉薬をかけて焼成したタイルのことを指します。

釉薬には、タイルと一体化しやすくなるための粘土や、色を出すための顔料、金属酸化物が含まれています。
この釉薬を塗ってタイルを焼くと、釉薬に含まれる顔料や金属化合物によって独特の色や色ムラ、光沢等を生み出すなど鮮やかな見た目のものを作ることができるのです。
またタイルがガラス質でコーティングされることになるので、タイルそのものの防水性や強度が上がり、汚れにくくなるという実用的な効果もあります。

反対に釉薬をかけずに焼成したタイルを「無釉(むゆう)タイル」と呼びます。
無釉タイルは素地そのものの成分や顔料によって色を出したもので、ザラザラとした表面が特徴的です。

なお、近年では技術の進歩によってそれぞれのタイルの特徴を併せ持つタイルも生まれています。

施釉タイルの種類


次に代表的な8種類の施釉タイルをまとめました。

  • ブライト釉
  • 透明釉
  • 砂金石釉
  • マット釉
  • 貫入釉
  • 結晶釉
  • なまこ釉
  • ラスター釉

以上が、代表的な施釉タイルです。
続いて、それぞれの施釉タイルの特徴を紹介していきます。

釉薬タイルの種類と特徴
ブライト釉光沢が特徴的な釉薬
透明釉下地が透けて見える無色透明の釉薬を使った施釉タイル
砂金石釉酸化物が懸濁浮遊した釉薬を用いて作る施釉タイルでキラキラ光るのが特徴
マット釉焼成の際に結晶が溶け切らないことで不透明になる施釉タイル。ツヤ消しされた仕上がりです
貫入釉素地と釉薬の膨張率を変えることで、ガラス釉の中に貫入と呼ばれる細かいヒビが入った状態のものです
結晶釉鉄や亜鉛等を加えて焼成することで、釉薬の一部が目視できる結晶を生み出した施釉タイル
なまこ釉釉薬を二重掛けすることで、斑紋や流紋が現れる施釉タイル
ラスター釉チタンなどの化合物を焼き付けたもので、光沢を持ちます

ニーズにあった施釉タイルの選択をしましょう

今回はタイルの中でも「施釉タイル」について詳しく紹介してきました。
施釉タイルにも、色や光沢の出方、ツヤ感など、それぞれ様々な違いがあります。
こうしたタイルの細かな違いを把握しておくことは、施工管理者としての建築現場での仕事にも大いに役立つはずなのでご参考ください。

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