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【トリビア】平成と江戸時代。同じお城を作るのでも、費用と工期はこんなに違う!

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公開日時 2023.02.17 最終更新日時 2024.01.31

日本全国にそびえたつ歴史あるお城。建築業界に携わる人には、お城に魅力を感じる人も少なくありません。
そこで今回は日本のお城の建設方法や費用、工期などの視点にたって、現在と比較しながら紹介します。

 


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江戸時代のお城はこう作られていた!


一般的に思い浮かべる日本の歴史あるお城は、石垣や天守、櫓などが集まってできています。
一番高い櫓を天守とするのが現代では主流です。
では江戸時代のお城はどうやって作っていたのでしょうか。大まかな流れは以下のようになります。

1.堀を作る

まずは敵が攻めにくいように堀を作るところから始めます。
平地の城は堀に水を入れた「水堀」が主流です。

2.石垣を作る

堀が出来たら次は石垣を積み上げます。
当然、当時は重機などはないのですべて手作業で行います。
3.本丸部分を建てる
土台ができたら次は本丸部分を建てます。
日本の城は神社やお寺を手掛けた宮大工が行うことが多かったため、いたるところにそれらの建築様式が見られます。

日本のお城の工期や費用はどれくらい?


お城の大きさによって異なりますが、例えば大阪城は1583年から1598年の15年をかけて作られたとされています。
すべて手作業で行うので、かなりの時間がかかります。
また大阪城建設にかかる費用は現在の価値に換算すると約800億円といわれています。

今の技術でお城を作るとしたら?

東京都港区に本社を置く「大林組」が、現代の技術によって大阪城を建設した場合の検証・研究結果が発表されています。
基礎となる土工事と石積み工事、建設工事に分けて試算された結果が以下のようになります。

土木・石積み工事

・工期…約32か月
・工事費…計560億円
現場では石積みにトラッククレーンやショベルドーザーなどの重機を使えるため、工期は江戸時代よりもかなり短いです。
またパソコンを使い、石垣の積み方なども計算できるので間違いが起こりにくいとされます。

天守閣と御殿の建築

・工期…約69か月
・費用…約221億円
現代の技術をもってしても、大阪城の複雑な建築方法を再現するには約6年弱かかるとされます。
それでも江戸当時は約15年かかっていましたので、半分以下でできる計算です。
ただし重機などを使用するため、作業する人の負担は軽減するものとみられます。

建物は日々進化する

江戸時代に比べると現代はかなり効率的に建物を建設することができます。
まず何といってもパソコンと通信機器の有無です。
パソコンがあればあらかじめ3Dで建物を設計できるので、間違いが少なく正確な建物が建設できます。
また通信機器によりスケジュールの連絡ができたり、図面自体を簡単に共有したりすることが可能です。
とても便利になっている現代。これからどんな建物が登場するのか楽しみですね。

 


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