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施工管理が知っておくべき工事と建設現場の知識:伐採工事

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公開日時 2023.02.21 最終更新日時 2023.02.21

林業や造園の現場では木々の伐採が必要となり、施工管理者であれば伐採工事の具体的な内容を知っておかなければなりません。
木を切ることは簡単なように思えますが、安易に捉えていると命の危険もある仕事です。責任ある立場として、伐採工事や関連する資格を知っておきましょう。


 

伐採工事とは

伐採工事は木や竹などを根本から切る工事です。
一概に伐採工事といっても色々な伐採工事があるため、伐採工事の施工管理者は基本の用語を把握しなければなりません。林業の場合だと、植林した人工林や天然林から木を切る作業となります。他にも、主伐や間伐のほか、除伐や択伐などがあり、目的ごとに呼び分けられています。

例えば、木を利用するために行う主伐は、収穫時期に達した木を伐採します。間伐や除伐は、林業等で人工林のバランスやコンディションを調整するために行います。
択伐は数年から数十年程の長い時間をかけて、需要のある木を伐った後、後継となる木を植林することを指しています。

伐開という言葉もありますが、木を伐採することが目的ではありません。スムーズに工事を行うために下草を刈るなど、伐採する環境を整える作業となります。

伐採工事現場には危険が一杯

「木を切るだけ」と言葉やイメージされますが、伐採工事は命の危険と隣り合わせです。転落や倒木の下敷きになるほか、チェーンソーで自分の体を傷つけるなどの事故も考えられます。
伐採工事において死亡災害事故等は減少傾向にはありますが、安全な仕事とはいえないからこそ施工管理者にはしっかりとした管理が求められます。

伐採工事における施工管理者の仕事


伐採工事は山間に限らず、住宅街エリアでの伐採が求められる場合もあります。狭くて高所で作業を行わなければならない場合もあり、施工管理者は安全に施工するための配慮が欠かせません。
道路で工事や作業をするなら警察に道路の使用許可を取る必要があるほか、伐採で出たゴミを処分場まで運搬する作業もあります。
山間でのダム工事や宅地造成のほか、太陽光発電のための開発では大掛かりな伐採工事が行われることがあります。施工管理者は現場の作業員を統括し、工期まできちんと終わるスケジュール調整を行うのです。

信頼性が高まる造園施工管理技士

造園施工管理技士資格を取得していると、伐採工事が求められる業種に重宝されます。この資格は国家資格であり、造園工事の施工管理ができるようになります。
土木会社や造園会社、建設会社でも必要とされるため、様々なシーンで活躍できるでしょう。
しかし、造園施工管理士は「一般財団法人 全国建設研修センター」実施の造園施工管理技士試験に合格しなければなりません。また受験には実務経験が必要なことも確認しておきましょう。

伐採工事の安全性を高める施工管理

伐採工事における施工管理者の仕事は、安全管理からスケジュール調整まで幅広くあります。造園の分野なら資材や品質管理まで求められますが、現場となるのは民家の庭から山間まで、様々なシーンがあることを把握しておきましょう。
伐採の仕事はベテランでも死亡災害事故が起きかねない分野です。作業に入る際は細心の注意を払って臨んでください。施工管理者は工期だけに重きを置くのではなく、現場の安全管理や作業員の総合的な配慮を求められる重要な役職なのです。


 

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