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現場に徹底しよう!低層住宅建築工事における災害の防止方法とは

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公開日時 2023.05.29 最終更新日時 2023.05.29

あらゆる現場を監督するのが現場監督のお仕事です。
中には、低層住宅建築工事などの、比較的小さな現場も多いでしょう。
この小さな現場では昔ながらの作業が未だに行われていることもあり、安全管理を指導する現場監督の力が必要です。

低層住宅建築工事における災害

低層住宅建築工事における災害

低層住宅建築工事は、日本中のいたるところで行われています。
比較的小規模な建築現場ですが、大規模なビル工事等とは違う面で多くの危険が潜んでいます。
木造家屋等低層建築工事に関わる災害は、20年ほど前に比べると大幅に減少していますが、今なお起こり続けていることは無視できません。
低層住宅建築工事での災害で多いのが、建方作業や脚立・屋根からの転落事故(転落災害)。
経費削減のために法規制に満足していない足場を設置していたり、まちがった方法で脚立を使用していたりするケースが多く見られます。
転落した場合でも、安全ネットや、フルハーネス型安全帯などの対策をしていれば救えた命もあるにもかかわらず、徹底されていないのが現状です。

低層住宅建築工事にこそマニュアルの徹底を

低層住宅建築工事においては、大手ハウスビルダーに比べると、工務店やビルダーにおける労働災害の比率が高いことから、マニュアルやガイドラインの遵守を作業員に徹底する必要があることが分かります。
いわゆる一人親方の現場や、昔ながらの作業現場で起こる確率が高い災害のため、とにかく工事現場での安全管理の徹底を浸透させる必要があります。

低層住宅建築工事災害を防止するには

低層住宅建築の現場を担当する際には、以下のことに注意し、安全管理を徹底する必要があります。

  • 軒の高さが10m未満の木造建築物等で、建方作業を行う際は、手すり先行工法や足場先行工法によって作業を進める。
  • 工事現場における安全衛生管理を徹底する。
  • 工事現場に対する安全指導や支援を充実させる。
  • 高さが5m以上ある足場の組み立てや、軒の高さが5m以上の木造建築物の構造部材の組み立てを行う際は、事前に作業主任者を選び、その主任者によって直接指揮を行うようにする。
  • 安全な作業床を確保する。スペースの問題で難しい場合は、安全ネットを張り、安全帯を付けさせるなどの措置を徹底する。
  • 保護帽を着用する。
  • 移動式クレーンでの作業は、充分な能力のある作業員を配置する。
  • 使用する足場材などは適正な管理を行う。
  • 新たに現場に加わった人には、新規入場者教育を行う。

低層住宅建築災害は防ぐことができる

低層住宅建築災害は、この数十年で大幅に減少しています。
死亡の事例や災害の原因などを見ても、対策を講じていれば事前に防げたものも珍しくありません。
低層住宅建築災害は防ぐことが可能で、小さな現場での安全管理の徹底が急がれています。

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