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現場に徹底しよう!墜落・転落災害の防止方法とは【後編】

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公開日時 2022.08.16 最終更新日時 2022.08.16

現場での死傷者が最も多いとされている墜落・転落災害。
その防止策は現場で徹底する必要があります。
防止策と作業員の意識を徹底することで事故を防ぎましょう。
後編でも具体的な墜落・転落災害防止方法についてご紹介します。

屋根の上での作業の注意点

勾配が31度以上ある屋根の上で作業する場合には、屋根足場を設置します。
この屋根足場は、幅20㎝以上の作業床を2m以下の間隔で設けるように定められています。
スレートや木毛板の屋根で作業する場合には、幅30cm以上の歩み板を設けます。
また踏み抜きなどによる墜落・転落災害を防止するため、安全ネットなどを張りましょう。
もちろん親綱を設置して安全帯を使用します。
スレートなどの屋根の上で行動する際には、屋根への飛び降り、工具などの投げ下ろしは、屋根に衝撃を与えてしまうため禁止です。
作業する際には安全靴などを履きましょう。
材料などの上げ下ろしをする場合には作業床、安全ネット、安全帯の使用が必要です。
また屋根の上で作業をする際に作業指揮者を指名します。
作業指揮者は作業員の作業床や歩み板の使用状況を注視します。
さらに安全帯を適切に使用しているか確認しましょう。

はしごや脚立での作業の注意点

はしごや脚立などでの作業の場合は、丈夫な構造のもの、著しく変形、損傷がないものを使用します。
また移動はしごの場合は、幅30㎝以上のものかつ、滑り止め装置のついたものを使いましょう。
はしごの上端は床から60㎝以上はみ出させます。
ものを持って昇降したり、はしごの上で作業をしたりしないようにします。
脚立は、脚と水平面を75度に保つための金具を備えているものを使用します。
さらに踏さんの幅は5㎝以上のものを使いましょう。
可搬式作業台の場合は、丈夫な構造かる損傷や変形のないものを使用します。
開脚状態で垂直の高さは2m未満、1.5mを超えるものは作業床周辺に手すりのあるものか、手かかり棒のあるものを使用します。
また開き止め金具や、支柱固定金具のあるものかつ、天板の幅が40㎝以上、長さ60㎝以上であることが条件です。
またできるだけ踏さんの幅は5㎝以上あるものを使用します。

墜落・転落災害を無くそう

現場で作業する上で墜落・転落災害の危険は常につきまといます。
だからこそできるだけの防止策を練る必要があります。
屋根の上で作業を行う際は、作業床や歩み板、安全ネット、安全帯の使用が必要です。
はしごや脚立を使用する際は、慣れてしまうとその上で作業を行ってしまうこともありますが、危険ですのでできるだけ避けましょう。

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