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今すぐ試したい!工期の短縮に効果的な手法まとめ

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公開日時 2023.04.02 最終更新日時 2023.04.02

建設現場において、工期の短縮は永遠のテーマと言っても過言ではないでしょう。
なぜなら、工期を短縮できると人件費もリース代も減らすことができ、利益につなげられるからです。
また、工期が短縮されれば現場に余裕が生まれるため、安全操業が可能になるのです。
しかし、工期を短縮するためにはコストがかかることがありますし、過度に工期短縮を進めると安全が置き去りになる可能性があることも忘れてはなりません。
では、建設現場において、どのようにしたら適切な工期短縮を実現できるのでしょうか。

4つを見直すだけで工期は短縮できる

4つを見直すだけで工期は短縮できる

工期の短縮は簡単ではありませんが、実施することはシンプルで、次の4項目を見直すだけで構いません。

  • 工事の制約条件を緩める
  • 構法を変える
  • 工法を変える
  • 体制を改善する

これら4つについて、詳しく見ていきましょう。

工事の制約条件を緩める

厳しいルールの下(もと)での作業は時間がかかります。したがって、工事の制約条件を緩めると工期を短縮できます。
工事の制約条件は受注者(建設業者)だけで変更できるものではありません。しかし、制約条件が厳しすぎることや、その制約条件がなくても工事の質を維持できることなどは、建設業者しか分かりません。
そこで現場監督は、無意味に厳しいルールを発見したら、発注者に相談して緩和してもらえないか打診してみましょう。工事の制約条件の緩和がコストダウンにつながれば、発注者も了承するかもしれません。
そのためには、常に発注者とコミュニケーションを取っておく必要があります。

構法を変える

「構法を変える」というのは、やり方を変えるということです。例えば、下処理に時間がかかる素材を下処理が不要な素材に変えることは、構法を変えることになります。
また、運搬効率を高めたり同時に行う作業を増やしたりすることでも工期は短縮できます。
「無駄な作業を探す」視点で現場を見渡すと、意外に発見できるものです。

工法を変える

構法を変えることはできなくても、作業スピードを速めることはできます。それが工法を変える方法です。
例えば作業ロボットを導入したり外注化したりすれば大幅に工期を短縮できます。
また当然ですが、同じ作業をより多くの人数で取り組めば早く終わります。工法の変更はコスト高を伴うこともあるので、「工期の短縮にどれだけの費用をかけることができるか」という検討が必要になります。

体制を改善する

似た工事をする他社に比べて工期が長い建設会社は、社内体制が整っていない可能性があります。
意思決定に時間がかかっていないでしょうか。見積もり作成が遅いと感じていないでしょうか。もし「そうかもしれない」と感じた場合、工期を短縮することは簡単でしょう。
またIT化が遅れている現場は通信・連絡に時間がかかって作業を押してしまいます。
これらは現場ではいかんともしがたい原因です。つまり、工期の短縮は全社的な課題なのです。

まとめ

安全かつ生産的に工期を劇的に短縮させるには、関係者全員が「自分のこと」と「他人のこと」に関心を持つことです。
まずは自分でできる工期短縮に取り組みましょう。それができたら、ほかの人の無理・無駄を指摘します。そのためには、関係者全員が指摘を素直に受け入れる「心構え」を持つ必要があるのです。

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