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電気工事施工管理技士取得について|1級2級の違いや試験要項についても解説

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公開日時 2022.08.23 最終更新日時 2024.04.09

この記事では電気工事施工管理技士取得の試験要項やメリットなどをご紹介いたします。

 


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電気工事施工管理技士について


電気工事施工管理とは、施工管理のうち、電気に関する工事の施工計画を立てたり、現場での作業工程をディレクションしたりすることを指します。必要な資材やコストを管理することも仕事に含まれます。

クライアントやエンジニア、さらには下請け会社とも密なコミュニケーションをとりながら工事を進めることになります。いくつかの業者が同時に作業することもあります。工事がスムーズに行われるよう取り計らうことが求められます。
大きな建物になれば、電気配線もかなり複雑なものとなってきます。
建物内部で過ごす人が快適かつ安全に過ごせるかどうかは、電気工事施工管理にかかっていると言えるでしょう。

電気工事施工管理技士を取得する利点


電気工事施工管理技士を取得する利点にはどのようなものがあるのでしょうか。電気工事施工管理技士の資格を取得することで、建造物に関わる電気工事や、その監督業務、また安全管理についての業務に携わることができます。

1級と2級では、可能な業務の範囲や責任など多数の違いがあります。また指定建設業に関連する特定建設業者は、必ず監理技術者として1級施工管理技士等の国家資格者でなければいけない、というルールもあります。

ここからは、1級と2級によって変わる利点について紹介します。

電気工事施工管理技士1級

電気工事施工管理技士1級を持つ人は特定建設業の営業所の専任技術者、又は管理技術者となることができる資格となっています。また一次検定の合格者には施工管理技士補の資格が与えられ管理技術者補佐として、工事の現場に配置することが可能です。

また、特定建設業の営業所ごとに置く専任技術者、及び建設工事の現場に置かなければならない管理技術者は、1級施工管理技士等の国家資格者であることが決められています。

そのためこの資格を有していれば特定建設業の専任技術者としての要件を満たすことが可能です。

出典:電気工事施工管理技士とは

電気工事施工管理技士2級

2級電気工事施工管理技士は一般建設業の専任技術者、又は主任技術者となることができる国家資格です。

1級との違いは特定建設業と一般建設業の違いであり、建設物の規模の違いでもあります。1級の場合は請負金額がおよそ3000万円以上の電気工事を受注できますが、2級の場合はおよそ300万円未満となります。

また第一次検定合格者には施工管理技士補の資格が与えられ、第二次検定合格者には施工管理技士の資格が与えられます。

資格取得の概要を4つ紹介


電気工事施工管理技士の資格について、おもに4つの概要について紹介していきます。「資格の難易度と合格率」、「試験の申込方法」、「1級と2級の試験形式の違い」などです。

電気工事施工管理技士の資格は、国家資格でもあるため、決して簡単な試験ではありません。難易度や合格率、正しい申し込み方法を知って、試験への心構えを新たにし、確実な合格を目指せるよう、万全の対策をとりましょう。

1:電気工事施工管理技士試験の難易度と合格率について

令和2年度に行われた1級電気工事施工管理技士の学科試験によると、受験者数が14,407人で合格者数が5,493人です。合格率は38.1%となっています。

同じく令和2年度に行われた2級電気工事施工管理技士の学科試験の後期によると、受験者数が2,804人で合格者数が1,641人です。合格率は58.5%になっています。

この合格率を見ても、電気工事施工管理技士試験は決して難易度の低い試験ではないと言えるでしょう。

出典:令和2年度1級・2級電気工事施工管理技士合格者数

2:電気工事施工管理技士試験を申し込む

第1級電気工事施工管理技士の試験では、新規受験者は受験資格等の確認のため書面の申し込みが必要となります。しかし、資格試験等の審査が済んでいる再受験者の場合は同じ検定区分の申し込みに限り、インターネット申込が可能となっています。

第2級電気工事施工管理技士の試験は学校申込と個人申込があります。学校申込はインターネットを利用して願書を手にいれます。個人申込の場合はインターネット販売と窓口販売の2つの方法があります。

3:電気工事施工管理技士1級試験の形式

電気工事施工管理技士1級の第一次検定は検定科目があります。まず電気工学等でこれは電気工事の施工の管理を的確に行うための知識を見ます。

次に施工管理法でこれは管理技術者補佐として電気工事の施工の管理を的確に行えるかという知識や能力について見ます。

法規では施工の管理を的確に行うために必要な法令についての知識を見ます。

第二次検定では施工管理法といって管理技術者として電気工事の施工の管理を的確に行う知識があるか、また電気設備の施工図などを適正に作成し選定、配置などができるかを見ています。

4:電気工事施工管理技士2級試験の形式

電気工事施工管理技士2級の試験は学科試験と実地試験に分かれています。まず学科試験ですが1級の試験と同じように電気工学等、施工管理法、法規に関する知識がマークシート形式で出題されます。

実地試験に関してですが、施工管理法の分野で設計図書を正確に理解し、施工図を作成することができるか、またそこから必要な機材の選定や配置ができるかといった応用能力を持っているかを試験します。

電気工事施工管理技士の取得試験要項6つ

ここからは、電気工事施工管理技士の取得試験要項を6つ紹介していきます。しっかりと勉強して試験対策することも肝心ですが、正しい手順で受験しなければ失格となってしまう恐れがあります。

特に受験資格や試験日、実施場所については再確認しましょう。また昨今は新型コロナウイルスの影響で日程が変更されやすくなっています。それについてもしっかり確認し、万全の準備を整えましょう。

1:受験費

電気工事施工管理技士1級の第一次検定の受験料は13,200円です。第二次検定も同額の13,200円となっています。

また、電気工事施工管理技士2級には第一次検定が免除になる場合や、第一次検定のみを受ける場合があります。そのため、第一次・第二次検定を両方受ける場合に13,200円となります。

一次検定だけを受ける場合は6,600円、二次検定だけを受ける場合も同額の6,600円となっています。

出典:5.受検手数料

2:受験資格

電気工事施工管理技士1級の受験資格は学歴や資格、そして実務経験年数などによって分かれています。

また第二次検定は2つのいずれかに該当する人が受験対象となっています。1つ目が本年度第一次試験の合格者です。

2つ目が第一次検定免除者で、令和2年度の学科試験のみの合格者や技術士の第二次試験のうちで電気電子部門、建設部門又は総合技術管理部門に合格している者で、なおかつ1級電気工事施工管理技士検定第一次試験のいずれかの受験資格を持っている者となっています。

電気工事施工管理技士2級の一次検定のみを受ける場合の受験資格は試験実施年度において満17歳以上となる方とされています。

また一次試験が免除で二次検定のみの受験が可能な受験者は3つのパターンがあります。1つ目が技術士法による技術士の第二次試験のうちで電気電子部門、建設部門又は総合技術管理部門に合格している者です。

2つ目が2級電気工事施工管理技士検定試験の学科試験のみ受験の合格者で有効期限内の者です。

3つ目が2級電気工事施工管理技士検定試験の第一次検定の合格者です。

第一次検定と第二次検定を受ける場合には1級と同じように学歴や資格そして実務経験年数などによって受験資格が与えられます。

3:申し込み受け付け期間

令和3年度の例だと、1月29日(金)~2月12日(金)にインターネット申込と書面申込がありました。

ここで申込ができる検定区分は1級電気工事の第一次検定と第二次検定、2級の電気工事の前期一次検定(書面申込のみ)、2級の電気工事の第二次検定(前年度の学科試験合格者)となっています。

また6月22日(火)~7月20日(火)にインターネット申込があります。書面申込は7月6日(火)~7月20日(火)となっています。

ここで申込ができるのは2級の電気工事の後期第一次検定と2級の電気工事の第一次検定と第二次検定となっています。

出典:2.試験日程、試験地

4:願書購入の仕方

願書購入の仕方ですが、初めてこの電気工事施工管理技士の試験を受ける場合、受験資格を確認するために書類での申込が必要になります。

願書は1部600円で販売しており、インターネット販売と窓口販売があります。インターネット販売の場合送料や手数料がかかります。再受験の場合はインターネット申込が可能です。

また、2級の受験者は願書の請求方法が学校申込と個人申込で分かれています。

出典:6.願書の購入方法

5:試験のスケジュール

令和3年度の試験日程を見てみるとまず1月の後半から2月にかけて申込期間があります。

試験日は6月の中旬です。またこの時に後期の試験の申込期間も始まります。

6月に行われた試験の結果は7月にでます。ここで第一次検定に合格した者は第二次検定に進むことができます。

次の試験日は10月の中旬になり、1級電気工事施工管理の第二次検定が行われます。また11月には、2級電気工事施工管理の後期第一次検定と第一次検定と二次検定が行われます。

そして1月の後半に10月、11月に行われた試験の結果がでます。

6:実施場所

試験の実施場所についてですが、1級電気工事施工管理技士検定の試験会場は10カ所あります。北から札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄の都市で実施します。

2級電気工事施工管理技士検定の試験も同じように10カ所あります。これも1級と同じ都市で開催しています。また会場確保のために周辺都市で実施をする場合があるようです。

出典:2.試験日程、試験地

電気工事施工管理技士試験の勉強のコツ

電気工事施工管理技士試験の勉強のコツ


電気工事施工管理技士試験の勉強のコツとしては徹底的に過去問を解いて試験のコツを見つけるということです。

電気工事施工管理技士検定の出題範囲は広く、特に1級電気工事施工管理技士の試験となると出題範囲全てを網羅するというのはなかなか難しくなります。

過去問を解くことによって、出題される問題の傾向を知ることができるので他の問題に応用して考えていくことができます。

また自分が苦手な分野がどこなのかということが分かりやすいため、重点的にそこを勉強することができるようになります。

早いうちから試験問題に触れておくことにより、どのような形式で問題が出されるのか、テストの時間配分はどうしようかということが考えられるため、テスト本番の日に焦らず取り組むことができるでしょう。

電気工事施工管理技士の資格について理解しよう


電気工事施工管理技士の資格についてですが、この資格は施工管理技士と呼ばれる国家資格の1つになります。1級電気工事施工管理技士の取得者は2年間の実務経験は必要とはなりますが建築整備士の受験資格も得ることができます。

2級は第一次検定は満17歳から受けることができるため、高校生や専門学校生も受けるチャンスがあります。また2級を取得することによって一般建設業の営業所の専任技術者や管理技術者となることができます。

このように1級と2級で就くことのできる業務に違いはありますが、どちらも国家資格のため社会的信頼感は高く、取得を目指して損のない資格といえるでしょう。

 


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