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現場監督なら知っていて当然!躯体工事にはどんな工事が含まれる!?躯体工事を総まとめします!

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公開日時 2022.09.27 最終更新日時 2022.09.27

基礎工事が完了すると、いよいよ躯体工事がスタートします。
躯体工事は、柱、壁、梁、床、天井といった建物の骨組みを作る工事のことで、工期の中で最も時間を要する工程でもあり、建物の主要構造部を作る重要な工事です。
現場監督であれば知っていて当然かと思いますが、躯体工事で行われる作業を総まとめしてご紹介します。

配筋・型枠工事

コンクリートは、上から押される力に強いものの横から引っ張られる力には弱いという性質があります。
一方で、鉄筋は引っ張られる力には強いものの、上から押されると曲がりやすいという特徴があります。
これら二つの材料を組み合わせてそれぞれの短所を補い、長所を生かして強度や耐久性を高めたものが鉄筋コンクリートです。
配筋は、設計図通りに鉄筋を組んでいくことを指し、指定された種類・太さの鉄筋を、指定された寸法に、指定された間隔で組んでいきます。
型枠は、コンクリートを流し込むための枠となります。
設計図から計算して材料を裁断した型枠を水平垂直に組み立てて、コンクリートを流し込む際にずれや歪みが生じることのないようしっかりと固定します。
柱や壁の配筋を行い、型枠を組み立て、次に上階の梁や床の型枠を組み立てて配筋を施し、配筋と型枠が正しく行われているかを確認した後にコンクリート打設へと進みます。

コンクリート打設

配筋と型枠の作業が終わると、コンクリートを型枠に流し込む作業に入ります。
練り混ぜられた生コンクリートは、それだけでは強固なものではなく、正しく打設されてこそ強く頑丈な性質に変化をしていきます。
コンクリートは、重い材料と軽い材料を混ぜて作られているため、打ち込む高さに十分注意を払わないと、材料が分離してしまい、コンクリートの強度不足であるジャンカやひび割れを招いてしまいます。
また、コンクリートを打ち重ねる場合、時間の間隔が空きすぎてしまうと先に打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリートが一体化せず、コールドジョイントとよばれる状態を引き起こし、コンクリートの強度低下を引き起こしてしまうので注意が必要です。
コンクリートを流し込んだ後は、振動を加えてコンクリートを型枠の隅々まで隙間がないように充填するための締固め作業を行います。
この締固め作業には、コンクリートに振動を与えてコンクリート内に過剰に混入している気泡を除去し、コンクリートの強度・耐久性を高める目的もあります。

躯体工事は品質管理を徹底的に

躯体工事は建築作業のメインともいえる工事で、鉄筋やコンクリートについての高度な知識が必要になります。
配筋・型枠工事、コンクリートの打設と建物の強度や耐久性に直接的に関わる工程であるため、現場監督として施行管理を行う際にも細心の注意を払い、品質管理を徹底して行わなければならない工程です。


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