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台風に負けるな!現場監督の台風対策をご紹介!

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公開日時 2023.03.31 最終更新日時 2023.03.31

毎年夏の終わりが近づくと、日本列島には台風も近づいてきます。
大型で強い勢力の台風が上陸すると激しい雨風が吹き付け、木々が倒れたり建物の看板や屋根が飛ばされたり、川が氾濫したりと被害も大きくなります。
工事現場でも、暴風と豪雨に備えた台風対策が必要になります。
今回は、現場監督が施している台風対策についてご紹介します。

足場の安全確保

台風接近のニュースを耳にしたら、現場で一番先に安全を確保しなければならないのが足場です。
万一、暴風で足場が倒壊してしまうようなことがあれば、近隣をも巻き込んだ大きな事故につながる可能性があります。
外部への粉塵防止や資材の飛散防止のために足場にかけている養生シートは、強風時にはシート全体で強い風を受け止めてしまいます。
風を受けたシートは、風のパワーに耐えられず足場を引っ張って倒壊させる恐れがあります。
台風の時には、事前に養生シートを絞って足場に巻き付けておくか、撤去するなどの対応が必要です。
シートがなくなることで足場の中に風の通り道が作られ、強い風が吹いても足場に与える影響を軽減してくれます。
また、足場自体の強風対策も考えなければなりません。
足場と建物本体をワイヤーでつないで補強をする、壁つなぎをもう一度点検し必要に応じて補強を行うなどの対策が必要になります。

飛散防止対策

台風時は足場以外にも現場に置いてあるものが飛ばされて、近隣に迷惑をかけることのないよう注意をしなくてはなりません。
足場に置く布板も、風の強度によっては下から吹き上げる風で布板がガタガタと動き、爪が付いた布板であっても強風で飛ばされる可能性が否定できません。
万一、布板が飛ばされて近隣の建物や通行中の人などに激突することがあれば、大変なことになります。
布板は番線を使って結束しておくことも、万が一の状況を想定して事前にできる安全対策です。
その他に安全看板、安全旗、社旗、表示物、看板、カラーコーンなど飛ばされる可能性があるものは事前に撤去しておきます。
資材の中でもコンパネ、押出発泡ポリスチレンなどのパネル状のものは、特に風を受けて飛ばされやすいものです。
まとめて雨除けのシートで囲い、重しをして飛ばないようにしておきます。

備えあれば憂いなし!

台風は、必ずしも予想進路通りに通過するわけではありません。
急にスピードを上げることや予想とずれた進路を進むことも少なくありません。
手間がかかると思っていても、最悪の状況を想定して足場の安全対策や飛散防止対策を行っておけば万一、台風の直撃を受けたとしても直前になって焦ることはありません。
事故が起こってしまってからは遅いのです。
万全の体制で台風に備えることが大切です。

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