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建築現場で出た産廃の処理【処分費編】

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公開日時 2023.04.11 最終更新日時 2023.04.11

産業廃棄物の処理費用の相場を調べ、その具体的な金額を掲載しています。
また処理費用を安くするためのヒントや扱い方を解説していますので、現場での産廃処理の参考にしてください。
普段の現場で、産業廃棄物を扱う担当者の方、必見の内容です。

産業廃棄物の処理費用相場

産業廃棄物の処理費用の相場をお伝えします。
(あくまでも相場ですので、実際の費用は各業者にご確認ください。)

産業廃棄物の費用相場

  • がれき類 12.8円/kg
  • 木くず 14.7円/kg
  • 汚泥 25.6円/kg
  • 金属くず 19.0円/kg
  • ガラス・コンクリート 26.3円/kg
  • 廃プラスチック類 33.2円/kg
  • 繊維くず 40円/kg
  • 紙くず 24.1円/kg

産業廃棄物の処理業者を選ぶ際には費用以外にも確認すべきことがあります。
まず、処理業者のホームページで内容を確認しておきましょう。
処理の方法や手順が明確に示されていれば、信頼できるひとつの判断基準としてもよいでしょう。
また、ISOなどの認証機関から認証を取得しているのも評価のポイントとなります。
最終的には、業者の現場を実地確認しましょう。
もしも、処理現場にゴミが散乱していたり、整理整頓がされていなかったりした場合には注意が必要です。

ひと手間かけることで処分費用は抑えられる

ひと手間かけることで処分費用は抑えられる

産業廃棄物の分別を適切に扱うことで、処分費用を安く抑えることができます。

建設工事や解体工事から発生した木くずや紙くず、がれき、コンクリートは一緒に積み込まないようにして、品目ごとに分けて業者に依頼します。
内装工事から発生した石膏ボードなどは、それぞれの品目に分け、ガラ袋にいれて分別しておきましょう。
また、石膏ボードは、水に濡れてしまうと重くなり、その分、処理費用が高くなりますので、雨の日などには注意が必要です。

金属くずやダンボール紙は、リサイクルが可能であれば、処理する費用はかからず、収集運搬費だけで済むので、こちらもしっかりと分別していきましょう。

「手間がかかる」と思うこともあるでしょうが、その手間のひとつひとつが費用を節約することができるので、現場で習慣づけさせるようにしましょう。

産廃の処分費用の節約、その先にあるもの

産業廃棄物の扱いは分別することから始まります。
そして、それぞれ間違いなく分別されるよう、保管場所を品目ごとに看板を設置する必要があります。
そうすることで、例えば、紙類はトイレットペーパー、ダンボール紙に生まれ変わります。プラスチックのペットボトルは、再度新しいペットボトル、あるいは衣類などになります。
その他サーマルリサイクルといって、リサイクルが困難なプラスチックは、燃やすことでその熱を回収します。
分別をしっかりとすることで、処理費の節約だけでなく、循環型社会にも貢献できます。

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