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【過去から学ぶ】今まで起きた悲しい建設死亡事故3つの事例

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公開日時 2023.02.22 最終更新日時 2023.02.22

あってはならないことですが、建設現場ではこれまで多くの死亡事故が発生しています。
悲惨な事故を起こさないようにするにも、事故を知り、対策を考えておきましょう。


 

墜落事故


建設現場の事故で非常に多いのが墜落・転落事故です。
例えば高層マンションの建築中、鉄骨の上でボルト締め作業を行っていた作業員の安全帯が外れて、作業員が約17メートル落下して死亡した事故がありました。
直接的な原因は作業員が安全帯を適切に使用しなかったためですが、現場全体として安全管理体制の甘さがあったこと等も事故発生の要因とされています。
事故を受けて「安全帯適正使用全国キャンペーン」が業界内で行われたり、安全帯に関する特集が業界誌で取り上げられたりしましたが、大きな効果が出ているとは言い難い状況のようです。

機械倒壊事故

建設機械に挟まれる事故や、倒れた機械の下敷きになる事故も度々発生します。
かつてアースドリル掘削機でケーシングを吊り上げて旋回したところ、掘削機が重さに耐えきれず、工事現場の外の一般道に倒れる事故がありました。
この事故で一般道の歩道を歩いていた一般人が死亡し、4人が重軽傷を負いました。
原因は機械の不適正な利用によるもので、そもそもこの機械は荷の吊上げや運搬作業に使用してはならないものでした。
やむを得ず荷の吊り上げや運搬に使う場合でも、転倒防止のために最大使用荷重等を厳守する必要がありました。
この件で、元請業者・下請業者・孫請業者はそれぞれ業務上過失致死傷罪などで有罪判決を受けました。
一般人を巻き込んだ非常に痛ましい事故と言えます。

足場転倒事故


建設用の足場から墜落する事故は多いのですが、足場自体が倒れてきてその下敷きになる事故もあります。
過去に旋回したクレーンのワイヤーが足場にひっかかり、倒れた足場の下敷きになった作業員が死亡した事例があります。
この事件は死亡した作業員が外国から来た不法就労者であったことも特徴的です。
事故発生前に作業主任者が「その場所は危ないから他に移動するように」と注意喚起したにもかかわらず、死亡した作業員が日本語を理解できなかったためにその場に留まり、事故につながってしまいました。
足場を倒壊させてしまうという人的ミスだけでなく、不法就労者を雇っていた事業者の管理責任も問題になりました。
今後外国人労働者が増えた場合の安全管理対策が必要になることと判明した珍しい事例です。

過去の重大事故から学び、安全な現場を維持しましょう

建設死亡事故は発生すると取り返しがつかない事態に陥ります。
過去の事例から学んで、安全管理体制の徹底に努めてください。


 

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