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公開日時 2018.09.25
最終更新日時 2022.04.06

現場監督が工事備品の発注書を書く時に気を付けたいこと【価格交渉編】

発注書を書く際に気を付けたいことの一つに価格があります。
特に現場監督が備品を大量に発注する場合には価格交渉をすることも多いのではないでしょうか。
そこで、実際に価格交渉をする際に整理しておきたいこと、どんな交渉をすれば良いのかなどをご紹介します。

備品を発注する際に価格交渉はできるのか

結論からいいますと、備品を発注する際に価格交渉をすることは可能です。
これまでのデータや、それに基づく根拠によって価格交渉ができます。
特に大量発注になる場合には価格交渉がしやすいでしょう。
価格交渉をする際にはまず、原材料や部品などの市場価格を調査します。
また型番ごとの原材料の原価や加工率なども見ておきましょう。
そうすることで適正な価格を把握できるため、価格交渉がしやすくなります。
また相手との信頼関係も大切です。
そのため初めての取引相手の場合は価格交渉するのは避けた方が良いでしょう。
さらに価格交渉をする時にはできるだけ責任者と話をします。
ある程度融通が利く人物の方が交渉しやすいからです。
では次に備品の発注書を書く際に準備しておきたいことをご紹介します。

発注書を書く際に準備しておきたいこと

発注の際の価格交渉の際にはまず、これまでの発注量や価格の推移などを整理しておきましょう。
またその備品をどうして価格変更してもらいたいのか、原価はどれくらいかも把握します。
そして受注者側に提示する価格や、最低これだけは確保しておきたい価格も設定しておきましょう。
次に、値下げをした時受注者にどんなメリットがあるのかも整理しておきます。
そしていざ交渉する際には、備品の発注書と共に価格交渉をお願いする文書もあると相手側にも分かりやすいです。
相手側に価格以外のメリットを提示することで、相手側も値下げを受け入れやすくなるでしょう。
たとえば値下げをしてもらった場合、大量発注をしたり、継続的に発注を行ったりなどの具体的なメリットを提示します。
必要があれば代案などを提示しましょう。
相手側との交渉がまとまれば備品発注書を改めて提示して発注します。

大量発注する際は価格交渉してみましょう

備品を発注する際の価格交渉の方法やコツなどをご紹介しました。
単に値下げを持ちかけるだけでなく、大量発注や継続的な安定した発注など相手側にもメリットを提示することで交渉がまとまりやすくなります。
そのため現場監督は発注備品の適正な価格やこれまでの発注量などの情報を整理できるようにしておくのがおすすめです。

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