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公開日時 2018.09.07
最終更新日時 2022.04.06

佐藤社長現場レポ 社長がゆく2nd


現場経験を経て、念願のCADオペレーターに
技術業務課 石橋 春奈さん (H25.11入社)

6月28日、「社長がゆく」スタッフは、羽田空港内にてCADオペとして頑張る石橋春奈さんを訪ねました。航空業界ならではのユニークなお話も聞くことができました!

佐藤:建築を目指したきっかけというのは何だったんですか?

石橋:父と祖父が大工をやっていて、小さい頃から興味はありました。父の現場にもたまに付いて行ったりしていましたね。あとは、家の間取りが入った住宅関係のチラシを見るのが好きでした。

佐藤:そうだったんですね。大学に入る頃には建築へ進もうという意思は決まっていたのですか?

石橋:もっと早い頃からですね。それ以外の選択肢はあまりなかったです。
小さい頃は、ケーキ屋さんになりたいとかもありましたけど(笑)将来を考えた時は建築に携わりたいという気持ちがあって、高校の進路の希望も建築の専門がいいかなと思っていました。建築一本で行こうと思っていたので、大学へ行く頃には他の道は考えなかったですね。

佐藤:大学に入って勉強はどうでしたか?面白かったですか?

石橋:面白かったです。図面を描いたり模型を作ったり。課題が多い学校だったので徹夜とかもありましたが、これまでは見ているだけだったのが、自分で手がける楽しさがあったので平気でした。

佐藤:大学卒業後の就業先(2社)では、どのような仕事をされていたのですか?

石橋:最初の会社は、施工管理の仕事でした。一般住宅のユニットバスとキッチンを扱っていて、現場に出向いて寸法を測ったり、墨出ししたり、大工さんや監督さんと打ち合わせをしたりしていました。できたばかりの会社だったので人数が少なく、年末の繁忙期は朝4時とか5時に出発して、家に帰るのが夜の3時とか。そういう生活でした。さすがに辛いので辞めてしまいましたけど。

佐藤:その頃は設計ではなく施工管理をやってみたかったのですか?

石橋:その頃は設計がやりたいというより、まずは現場を知った方がいいと思っていたので、興味があった住宅関係の仕事で現場を学びました。

佐藤:2社目では図面を描いたりしていたんですよね?

石橋:そうですね。2社目は不動産営業の会社だったんですが、皆さんがチラシでよく見る単純な部屋の間取り図を描いてネットにアップして、お客さんを呼び込むといった仕事でした。一般の人にもわかるようにかなり大雑把でわかりやすい間取り図を描いていたのですが、もっとしっかりとした図面を描きたくなり、CADオペがいいなと思うようになりました。でも求人を見てみるとほとんどが経験者採用というのが現状で。そんな中、夢真が未経験大歓迎ということだったので、飛び込んでいきました。

佐藤:不動産営業の図面は手描きだったんですか?

石橋:いや、Wordで描いていました。

佐藤:Wordで?!

石橋:四角形ツールを使って枠組みを作ったりとか(笑)本当にその程度のちゃっちい感じでしたね(笑)

佐藤:へ〜、Wordで作るんですね〜。そこから夢真に入ってきて、印象はどうでしたか?

石橋:正直、入った当初は夢真に所属しているという実感があまりなくて。今ほどイベントとかもあまりなかったので、なかなか本社へ出向く機会もなかったですし。今は寿司会とかやっていたりして、最近入ってきた人はいいですよね!

佐藤:寿司会に参加したことは?

石橋:一度だけあります。入社したての子が多かった印象があります。

佐藤:他に研修とかで、こういうのあったらいいなとかありますか?

石橋:今度 CAD研修もありますし、充実していると思います。

佐藤:今の配属先に就いてから、わからなかったことや難しかったことはありますか?

石橋:いっぱいあります。
AUTO CADを扱うのが初めてだったのですが、こちらの皆さんがとても良い方ばかりで、皆さんに助けてもらいながらなんとかやってこれました。

佐藤:よくしていただいて、本当によかったですね。入社してどのくらいで、ある程度やれるなという実感がありましたか?

石橋:2年くらいですかね。今はだいぶ描くスピードも上がってきて、色々任せていただけるようになってきました。今では教える立場としてもやらせていただいています。

佐藤:どなたか教えてるんですか?

石橋:今いる部署がプロジェクトマネジメント本部という長い名前のところで、みんなで図面を描いているのですが、今は他の業務も並行してやっているので、忙しい時は私が図面を描くようにしています。昔だったら3日かかる仕事も今では1日で描けるようになりました。仕事の要領がわかってきたのも大きいですね。

佐藤:仕事を早くこなせるようになるまでに、ご自身で努力したこととかはありますか?

石橋:ここまで来るには、それこそ線の1本1本まで、わからないことはなんでも人に聞きました。自分できちんと理解して描くことで描くスピードも上がりましたし、そのおかげでミスも少なくなったと思います。

佐藤:大学で勉強したことは役に立ちましたか?

石橋:基礎的な部分は身につきましたけど、やはり現場で経験することとは全然違いますね。特に私が勉強していたのは住宅関係で、現在働いている業界(航空関係)とは全然違うので、その辺りは1からという感じでした。

佐藤:今は飛行場のどういう図面を描いているのですか?商業施設などですか?

石橋:今多いのは、CAさんや機長さんが訓練する施設ですね。実際の飛行機を模写したモックアップ(実寸模型)を建物の中に作って、緊急脱出訓練などを行うんですが、その建物の設計をしています。

佐藤:施工図ではなく意匠図を描くんですか?

石橋:細かい意匠設計は外注しますが、上がってきた意匠図を含め全体のチェックや指示出しはこちらでやります。

佐藤:今までで印象に残った仕事はありますか?

石橋:オフィスのレイアウト変更なのでそんなに大きな工事ではないのですが、初めて施主さんと直接打ち合わせをして自分でレイアウトをしたことです。それまでは担当の指示をもらったものを描いていただけでしたが、実際に自分でできた時はちょっと感動しましたね。

佐藤:時期的にはいつ頃ですか?

石橋:入社して1年半か2年後くらいだったと思います。

佐藤:自分で設計したものが形になるって楽しいですよね。まさにこの仕事の醍醐味ですね。逆に辛かった仕事や出来事はありますか?

石橋:幸いなことに、周りの方のフォローのおかげで大きな失敗もなくここまできています。入りたての頃は何がわからないのかもわからないという状況だったので辛かったですけどね。あとは専門用語に苦労しました。

佐藤:例えば?

石橋:スリーレターと言って、部署の名前とかをアルファベット3文字で略して呼ぶんですよ。

佐藤:飛行機っぽくするってことですね。

石橋:そうなんです。羽田だったらHND、成田だったらNRTとか。空港は全部スリーレターで表します。部署の名前も全部スリーレターで表すので、空港なのか部署なのか区別がつかず、最初は苦労しました(笑)

佐藤:今後こういうことをやっていきたいなどありますか?例えば社内の資格とか。

石橋:そうですね、せっかくなのでCADの資格を取ってみたいです。今の配属先でも、訓練用のモックアップを作るために実際の飛行機の採寸したり、ここでしかできないことをやらせてもらっているので、今後も色々な仕事にチャレンジしていきたいです。

佐藤:飛行機って、あんな巨大なもの測れるんですか?(笑)

石橋:ちょっと難しいんですけど、レーザーで測ったり、地道にコンベックスで測って形を描いたり、実機を使うのには費用がかかりすぎるし、飛行機のメーカーからは規定で設計図は出してもらえないので、模擬を作るしかないんですよね。

佐藤:中も完璧に再現するんですか?

石橋:費用によりですね。できた模型を使って、水出しのサービスだったりCAさんたちが日々訓練をされています。

佐藤:ドラマでやってるような、よく教官からいじめられてるシーンのあれですか(笑)

石橋:そうですね(笑)

佐藤:なかなか面白い経験ですね。

石橋:あとは空港内のラウンジの改修などもやっています。

佐藤:結構プロジェクトはたくさんあるんですね。

石橋:常にありますね、ありがたいことにまだまだあります。

佐藤:休みの日の気分転換は?

石橋:旅行へ行ったり友達とご飯を食べに行ったり。あとは家が好きなので、インテリアを見に行ったり、自宅のレイアウト変更したりしています。あとDIYが好きなので、100円ショップとかホームセンターで材料を買って自分で作ったりします。

佐藤:結構こだわりがありそうですよね、ご自宅もおしゃれなイメージがあります。

石橋:こだわるところはこだわりますね。照明も最近シーリングファンを購入しました。

佐藤:それはおしゃれですね、見てみたいです!最後なんですが、これから入ってくる後輩にメッセージがあればお願いします。

ご自宅のシーリングファン。おしゃれです!

石橋:どんな現場に行くかわからないですけど、私の場合は番匠さん(担当営業)が頻繁に挨拶に来てくれて、気にかけてくれているので、結構嬉しいんですよね。なので、自分の担当営業さんに頼って何でも話せばうまくいくんじゃないかなと思います。

社長がゆく 編集後記
佐藤 大央社長
お忙しい中、取材を受けていただきありがとうございます。終始、笑顔で対応頂き、とても話しやすかったです。対応されている業務について聞いたときにとても楽しそうでやりがいを感じられているのが伝わってきました。今後も社内資格等、レベルUPも目指してがんばってください!

営業部 番匠 健二
取材のご協力ありがとうございました。配属当時の話しを聞かせて頂き、今後中途で入社される方に伝えれるように今後は頑張って行きます。引き続き、担当営業としてフォローさせてもらいますので、一緒に頑張って行きましょう!

※撮影協力:株式会社JALファシリティーズ

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