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公開日時 2018.09.21
最終更新日時 2022.04.06

【時間がない?】最後の仕上げ!外構工事の工事のポイント4選!

現場の足場が解体され、建物が出来上がった後に行われるのが外構の工事です。
納期も迫り、時間がない中での作業となることも多く、外構工事は時間との戦いになることもよくあることです。
ここでは、工事の終盤に慌てることのないよう外構工事をスムーズに進めるポイントをご紹介します。

事前準備が大切

外構図のチェック

工程の最後に行われる外構工事ですが、外構図は後回しにせず早い段階でチェックをしておくことが大切です。
特に全体の勾配や排水の勾配は重要なチェックポイントとなります。
また、周辺道路との段差などを考えたうえで建物レベルを事前に確認しておかないと、建物が出来上がった後に排水がうまくいかない、雨天時に入り口付近に水が溜まってしまうといったことが起きる可能性もあります。
工程管理の意味でも、早い段階で外構図まで確認しておくことは、工事全体の把握につながる重要なこととなります。
障害物の確認
外構工事を行う際に、敷地内や敷地に隣接する場所の障害物が問題になることがあります。
例えば、電柱の移設が必要になる場合などは、事前に電力会社に移設要請をしておかなければなりません。
外構工事の直前になって電柱移設を依頼しても、明日移設作業を行ってくれるということはほぼありません。
その場合、予定している工程を延期しなければならなくなり、完成までの工程に大きな影響を与えてしまいます。
そのため、あらかじめ現地で周辺環境を確認し、図面と照合することも大切です。

外構工事にあたっての注意事項

隣への説明

外構の工事は、周辺との境界線付近で作業をすることになるため、近隣への配慮は欠かせません。
掘削などで隣接地に影響が出る場合は、事前に説明を施して了承を得ておく必要があります。
状況によっては仕様の変更を求められる場合もあり、外構工事の直前になってそのような要請を受けても、すぐに設計の変更をすることは難しくなります。
したがって、近隣への説明も時間の余裕をもって行っておくことが大切です。
周辺の養生
近隣と近い場所を工事する外構工事では、敷地外の養生にも十分気を付けなければなりません。
万一、周辺環境を汚染してしまったり、隣地のものを破損してしまったりといったことがあれば、工事を中止して補修を行わなければならなくなり、本来の工事の進行に影響を与えてしまいます。
急ピッチの作業
外構工事は、工程終盤での作業となるため早く工事を終えるために、急いで作業をする業者も少なくありません。
工程を省いたり、コンクリートの充分な養生期間が取られていなかったりすることがないように一つ一つの工程をしっかり確認し、ミスや手抜き工事が発生しないように品質を管理することも大切です。

事前準備と周辺への配慮が大事!

外構工事は、最後の仕上げとして行われることが多くなりますが、早い段階で外構図を確認したり、周辺への説明を行ったりなどの事前の準備をすることが、予定工期内に工事を終えるために重要なことだと言えます。
また、敷地と隣接する場所で作業をするため、工事内容が隣地に悪い影響を及ぼしたり周辺エリアを汚したりすることのないよう細心の注意も必要です。

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