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【キチンと計画しないと事故の元】足場図面の作り方のコツ!

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公開日時 2023.05.24 最終更新日時 2023.05.24

大きな建物の建設現場では足場を組んで作業をするでしょう。
どのように足場を組むか考えて図面を作るのも、現場監督の仕事のうちの1つです。
足場の組み方が良くないと事故に繋がってしまうこともあるため、キチンと計画しなければなりません。
ここでは足場図面の作り方のコツについて解説していきます。

とりあえず平面図で大雑把に決めてから細部を直していく

建設現場で使われている足場は、立体的な構造をしているため、配置を考えるのがかなり大変でしょう。
足場の位置を考える際には、最初から立体図で考えるのではなく、最初に平面図で配置を決めてから、立体図を作ると作りやすいです。
また、細部までキチンと考えなければなりませんが、とりあえず大雑把に決めてしまいましょう。
最初から細部をじっくり考えてしまうと、なかなか先に進みません。
分かりやすいところから決めていって、細部は後から直すような具合で書いていくのがスムーズに図面を作るためのコツです。
建物から300ミリ離して設置するのが基本であるため、上から見た平面図で「900ミリ×1800ミリ」の足場を大雑把に加えていきます。
主に角の部分などで、300ミリの距離を保てなくなる箇所が出てくるでしょう。
そのような箇所は後から、短めの足場を使うなどして修正していきます。
また、300ミリを保つのが難しい部分は、プラスマイナス100ミリの範囲内なら、近すぎたり遠すぎたりしても問題ありません。

立体図を作り階段や壁繋ぎなどの位置を決める

平面図を作り終えたら、今度は立体図の作成です。
正面と背面、両側面の4方向から見た図面を作ります。
立体図では高さを意識して考えましょう。
現場の地盤面は図面上のものよりも低くなるので、前もって現場で地盤面の高さを確認しておく必要があります。
そして、実際の地盤面の高さに合わせて足場を組むのがコツです。
また、足場敷板厚の高さとジャッキベースの高さも確認しておきましょう。
両方合わせると200ミリくらいになることが多いです。
縦に積み上げていくと立体図がだいたい出来上がるので、最後に階段や壁繋ぎなどの位置を決めます。
そして、養生ネット張りも必要です。
養生ネットがあることで作業員の安全が守られます。
立体図の方で位置を決めたら、平面図の方にも書き加えましょう。
最後に一通りチェックしてから、計画と照らし合わせて足りないものが見つかれば書き加えます。

難しい箇所は後から付け加え、最後のチェックもしっかり行う

足場図面は簡単な箇所からどんどん作っていき、複雑な箇所や難しい箇所は、後から付け加えるとスムーズにいきます。
必要なものが抜けてしまう可能性もあるので、最後のチェックも忘れてはいけません。
また、立体図では、地盤面の高さが図面と実際の現場で乖離があることを意識しておきましょう。

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