RC造はハウスメーカーの工法の一つです。
鉄筋コンクリート造の住宅のことを指しますが、木造住宅に比べて取り扱っているハウスメーカーは少数です。
そんなRC造の特徴やメリット・デメリットなどについてご紹介します。

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RC造とは

RC造とは鉄筋コンクリート造のことを指します。
日本の住宅の約7割が木造軸組工法で、残りの3割がツーバイフォー工法やRC造などに分けられます。
RC造は主に学校などの建物で使われることが多いですが、ハウスメーカーでも取り扱っている所があります。
コンクリートが打ちっぱなしの外壁はスタイリッシュなため、あえてRC造を選ぶ方もいます。
またRC造は建物そのものが重く、基礎・柱・梁・天井などが一体化しているのが特徴です。
そのため大きな柱が無く、開放的な空間を手に入れられます。
さらに耐震性・耐火性・遮音性能に優れているのがRC造の魅力です。
RC造は木造軸組工法やツーバイフォーに比べて取り扱っているハウスメーカーが少ないので、現場監督の方は自社や就職しようとしている会社が取り扱っているかチェックしておきましょう。

RC造のメリット・デメリット

RC造の住宅のメリットはなんといっても耐震性・耐火性に優れていることです。
家自体に重量があり、一体化した構造なので揺れに強くなっています。
またRC造に使われるコンクリートは約1,000℃の炎にも約1時間～2時間耐えられるほどの耐火性能を持っているのが特徴です。
そのためRC造の火災保険料は木造住宅に比べて約3分の1と、安くなることがほとんどです。
燃えにくい住宅は特に都市部などの住宅密集地において真価を発揮します。
もし周囲で火事があったとしても、燃え移ることがありません。
またRC造は遮音性能も優れています。
そのため道路が近い、人通りが多い場所に家を建てる場合にはRC造がおすすめといえます。
デメリットはまず、木造住宅に比べて建築コストが高いことです。
これは木造住宅に比べて材料費が高くなるからです。
また建物時代が重いので、しっかりした地盤の土地を探さねばなりません。
さらに自然素材のぬくもりを感じたい方にも向いていないでしょう。
まとめると、耐久性能の高い家が欲しい、RC造のスタイリッシュさが好きという方に向いている工法です。

RC造は耐久性能に優れた工法

RC造は鉄筋コンクリートを使用した工法です。
耐震性・耐久性・遮音性能に優れているため、コストがかかってもとにかく機能を重視したいという方におすすめです。
しかしコストがかかる、施工期間が長い、しっかりした地盤のある土地探しが必要などのデメリットもあります。
現場監督はその点をしっかり説明できるようにしておきましょう。

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