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工事中に地震発生!建築用タワークレーンが倒れることってあるの!?

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公開日時 2023.03.23 最終更新日時 2023.03.23

もしも建設現場で、阪神大震災や東日本大震災のような地震が起きたらどうすれば良いのか?
ここでは、タワークレーンの実際の事故事例と現状の対策について解説していきます。
また普段から必要な心構えも紹介していきます。

地震で建設用のタワークレーンが倒壊

地震で建設用のタワークレーンが倒壊

建設用のタワークレーンは当然ながら、安全対策をしっかりと講じた上で設置されていますが、阪神大震災、東日本大震災のような想像以上の大きな地震が起きた際には、残念ながら倒れ、大きな被害をもたらしました。
倒れる具体的な事例としては、クレーンのマストの途中部分が折れて倒れるケースや、クレーンに接続されたステーが破損し、全体を支えられなくなり倒壊したケースがあります。
タワークレーンは高ければ高いほど揺れやすく、バランスがとれなくなり倒壊します。
クレーンは言うまでもなく高い場所に位置し、それが倒壊すれば、大きな事故になることは避けられません。
重要なのは地震が起きた時に、自分自身は何をすれば良いのかを、それぞれの現場で作業員に通達しておくことも重要な安全対策の一つです。

倒壊防止の研究は日々進んでいる

しかしながら、自然災害である地震を未然に防ぐ方法は現段階では無いため、地震が起きてもタワークレーンが耐えられるようにする必要があります。
現在では、タワークレーンを支えるステー部分には地震の揺れるエネルギーを吸収する摩擦ダンパーを組み込むという対策があります。
これを使用することでタワークレーンの揺れを抑えることができたというシミュレーション結果がでています。
その他にもタワークレーン自体の強度を増し、倒壊しない、揺れに強くなるように研究が進められています。
また、タワークレーンを使用する前に、クレーン自体の強度を明確にし、適切に補強を講じる必要があります。
もちろん、タワークレーンの吊り上げ能力の範囲内で使用するなど基本的なことも大切であるということは言うまでもありません。

地震が起きた時の行動を普段から準備しておく

研究が進み、東日本大震災が起きた時には、阪神大震災と比較すると、タワークレーンの被害を低く抑えることができました。
地震はいつ起こるかわかりません。
ですので、地震が起きた時には現場監督から、作業員、職人まで現場で仕事に携わるすべての人が冷静に行動をとれるように日頃から非常口や避難通路の確認、心構えが必要になります。
作業の効率化が求められる現代ですが、それと同様に地震の際の安全対策もとても重要です。


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
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