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公開日時 2020.03.17
最終更新日時 2022.04.06

【建築施工管理技士必見!工事の豆知識】内装工事の種類:ガラス工事

建築物にはガラスを使用していることが多いため、ガラス工事も必須となります。
ガラス工事とは、ガラスに関わる工事全般のことを指します。
この記事では内装工事の一種である「ガラス工事」について紹介します。

ガラス工事とは

ガラス工事

ガラス工事とはガラスを使った工事全般のことを指します。
窓やドアなどはもちろん、内装材の鏡などもガラスに当たります。
割れやすく重量もあるため、慎重に扱わなくてはいけない資材です。

ガラス工事の種類と特徴一覧

・ガラスの取り付け工事
建築物にガラスを取り付ける工事です。
窓枠や構造躯体にガラスを取り付けます。
工事ではガラスにグリップつきの吸盤を貼り付け、人力または機械を使って取り付け作業を行います。

・ガラスフィルム工事
遮熱・UVカット、飛散防止、防虫、プライバシー保護、防犯など、さまざまな用途に合ったガラスフィルムを貼り付ける工事です。

サッシにガラスを取り付けるのは「ガラス工事業」、サッシの取り付けは「建具工事業」に該当します。
ガラス工事で500万円以上の工事を行うには、建設業許可が必要です。
ただし近年では、工事金額に関わらず建設業の許可が求められることも多いです。

窓ガラスの種類

窓ガラス

窓ガラスも用途によってさまざまな種類に分けられています。
ここでは窓ガラスの種類をご紹介します。

フロートガラス

一般的な住宅に使用されている透明ガラスです。
安価であり、どの業者も基本的に在庫を持っています。

目隠し型板ガラス

外から見られたくない場所に使用することが多いのが、型板ガラスです。
ガラスの片面に模様がついており、外からの視線をシャットアウトします。

網入りガラス

防火・耐火機能に優れたガラスです。
ガラスの中にワイヤーが入っているのが特徴です。
防火ガラスの中では比較的安価です。

合わせガラス

2枚のガラスの間に中間膜を挟んだガラスです。
中間膜の種類よって防音効果・防犯効果のあるガラスになります。

ペアガラス

2枚のガラスの中に層があり、室内と室外の熱の移動を抑えることで断熱性を持たせたガラスです。
また結露が発生しにくいのも特徴です。

真空ガラス

2枚のガラスの間が真空状態になっているガラスです。
間に空気が存在しないので、断熱効果が高いのが特徴です。
他のガラスよりも比較的高価ですが、より高い効果を得たい人に人気があります。

人の手で行うことの多い工事

近年では多くの工事の機械化が進んでいますが、繊細さが要求されるガラス工事はまだまだ人の手で行うことも多いです。
そのためガラス工事を行う施工管理技士には知識だけでなく繊細さ、そして重いガラスを扱う力が必要です。

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